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FCCがM5 MacBook ProとiPad Proのモデル番号をリーク

FCCがM5 MacBook ProとiPad Proのモデル番号をリーク

✅ この記事では、FCC(米連邦通信委員会)に掲載された未発表Apple製品の型番を手がかりに、対象機種の見通し発表時期の読み方日本ユーザーへの影響をやさしく解説します。

 

どうも、となりです。

規制当局の書類は、メーカーが隠したい情報を“うっかり”露出させがちです。今回はFCCが公開した資料に、現行ラインナップと一致しないAppleの型番が複数記載。A3434(MacBook Proらしき番号)に加え、A3357/A3358/A3359/A3360/A3361/A3362と並ぶ番号群は、サイズと通信仕様の切り分けからiPad Pro(M5世代)のWi-Fi/Cellular構成をほぼ指し示しています。

この記事を読むと、(1)型番が示す“中身”の当たり、(2)いつ発表・発売になりそうかの見立て、(3)Wi-Fi 7など周辺仕様のヒント、(4)コミュニティの受け止め(reddit要約)まで、一気に把握できます。

なにが漏れた?:型番リストと“つじつま”合わせ

FCCの公開資料で確認された主な番号は次の通りです。

  • A3434:未発表のMacBook Pro(M5世代の候補)
  • A3357:11インチ iPad Pro(Wi-Fi)
  • A3358/A3359:11インチ iPad Pro(Cellular)
  • A3360:13インチ iPad Pro(Wi-Fi)
  • A3361/A3362:13インチ iPad Pro(Cellular)

現行のiPad ProやMacBook Proの型番(A28xx〜A34xx帯)と照合すると、ナンバリングの流れとしても“後継”の位置にきれいに収まります。さらに直近では、未発表のiPad Pro(M5)実機の開封動画やベンチ結果(CPU+約10〜16%、GPU/Metal+30%超)まで浮上しており、パズルのピースは合ってきました。

一行まとめ:番号の並びは、11/13インチのWi-Fi/Cellular全バリエーション+新MBPを示す“定番パターン”。

いつ出る?:FCC“直前”説と“最大6か月前”説のさじ加減

規制申請は発売直前のこともあれば、製品準備の前倒しで数か月前に先行提出されることもあります。今回の読みは二分です。

  • “数週間以内”派:同日にM5 iPad Proの実機動画が出たこと、量産間近との報もあり、10〜11月の告知・発売に現実味。
  • “まだ先”派:FCC提出が最大で半年程度前に走る例もあるため、特にMacBook Pro(M5/M5 Pro/M5 Max)は年明け〜春先の可能性も。

足元の状況を足し算すると、iPad Pro(M5)は今秋寄り、MacBook Pro(M5系)は年末〜来年序盤というのが妥当線。なお、FCCは以前にiPhone 16eの詳細図面をどっさり公開してしまった前科もあり、“規制リーク”はこの先も起きえます。

一行まとめ:M5 iPad Proは“近い”、MBPは“やや後ろ”の目線でチェック。

仕様のヒント:iPad ProはWi-Fi 7対応の気配、MBPは非対応説

報道横断で拾えるヒントを整理します。

  • iPad Pro (M5):Wi-Fi 7対応の示唆。セルラーモデルはいつも通り2型番(地域/モデム差)で分岐。
  • MacBook Pro (M5):現時点の記載ではWi-Fi 7非対応と解釈できる断片も。最終仕様の確定待ち。
  • Apple Vision Pro関連:未発表の資料がFCCに追加掲載されたとの報告もあり、周辺機器・無線系の更新が動いている可能性。

日本でのWi-Fi 7事情はキャリア/ルーター側の普及ペースに左右されます。“端末だけ先行・実効は従来帯域中心”の期間は一定覚悟しつつ、将来投資としては歓迎というのが実務的な見方です。

一行まとめ:iPadは先行して無線を底上げ、MBPは世代内で足並み調整の可能性。

 

 

日本ユーザー視点:買い替え判断の軸を3つ

想像してみてください。出先ではスナック編集、帰宅後は大画面へスイッチ。いまのApple製品は連係・同期の“摩擦”がだいぶ減りました。そこで買い替えの軸は次の3つがわかりやすいです。

  1. 無線まわり:Wi-Fi 7ルーター/回線をすでに整えた人は、iPad Pro (M5)の価値を取りこぼしにくい。
  2. GPU寄りの作業:動画のAI字幕生成やノイズ処理、3Dスケッチなどは、M5の描画強化と相性よし。
  3. マルチタスク:iPadOS 26のウィンドウ運用が増えた人は、メモリ増で体感が安定。

Macのほうは、M1/M2世代からの乗り換え動機が薄ければ“次の大刷新(噂のOLED/薄型化)”待ちも現実的。逆にM5 Pro/MaxのGPU強化を活かせる職種(カラー、VFX、ML推論など)は、年明け以降で狙い撃ちが良さそうです。

一行まとめ:“回線”“GPU”“同時作業”の3点で必要度を自己診断。

redditコメントざっくりまとめ(温度感スキャン)

  • 盛り上がりとお約束:「新しいApple製品が来るぞ!やったな、Reddit!」と定番の歓喜コメントや、「史上最強の○○」というAppleの常套句を皮肉る声。
  • 実利重視派:「M1 Max/Proでもまだ十分速い」と評価し、デザイン刷新(OLED化・薄型化)が入るM6世代まで待つという慎重派が目立つ。
  • Wi-Fi 7論争:「MacBook ProにWi-Fi 7非対応って本当?」と疑問を投げかける声に、賛否や確認が飛び交うやり取り。
  • 欲しい機能リスト:「Thunderbolt端子をもっと増やして」「ノッチを小さく/なくしてほしい」「Face ID対応」「iCloudにTime Machineバックアップを」など要望が続出。
  • 買い方の戦略:「M5でM4が値下がるならM4狙い」「小型MBPへの乗り換え」「中古の良品で十分」という堅実な選択肢を取る人も多い。

一行まとめ:熱狂はあるが、冷静に“無線仕様”や“次のデザイン刷新”を見極めようとする声が優勢。

背景:規制リークは今後も“不可避”

規制手続きは公開が前提。Appleほどの企業でも、型番・無線仕様・周波数帯といったヒントは避けがたく公知になります。実際、FCCがiPhone 16eの詳細図面を公開して話題になったばかり(当ブログまとめ:FCCがiPhone 16eの図面を誤公開──何が読めて何に注意?)。今回のMBP/iPad Pro群も、「直前か・前倒しか」の違いはあれど、波状的に続報が出るとみて準備しておくのが吉です。

一行まとめ:規制=公開情報。次も来る、前提で情報設計を。

 

 

まとめ

FCC文書の型番群は、iPad Pro (M5)の全バリエーション+新MacBook Proを示唆。iPad側はWi-Fi 7の気配が濃く、MBPは年末〜来年序盤の刷新が現実味。買い替えは“無線/GPU/同時作業”の3軸で要否を判断し、価格改定や在庫の動きもセットで見極めが賢い動きです。規制リークは今後も続くはず。静かに、でも楽しく、情報を積み増していきましょう。

ではまた!

 

 

Source: MacRumors(FCC掲載型番と時期の示唆), AppleInsider(型番群と発売時期のレンジ解釈), 9to5Mac(追加でVision Pro関連文書の掲載報告, 業界動向の整理)