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M5 MacBook Airは2026年春登場へ──Mac StudioとMac miniもM5チップで開発中

M5 MacBook Airは2026年春登場へ──Mac StudioとMac miniもM5チップで開発中

✅ この記事では「M5 MacBook Airが春2026に来る」という話を軸に、Mac Studio/Mac miniのM5化、そして外部ディスプレイ(Studio Display 第2世代ふくむ2機種)の開発状況まで、MacRumorsの記事を土台にやさしく整理します。

 

どうも、となりです。

ここにきて、Appleの「M5世代」Mac計画が一気に動き出しています。BloombergやMacRumorsの報道によると、次の春──つまり2026年春に新しいM5 MacBook Airが登場する見込みなんです。

しかも、同じタイミングでMac StudioMac miniもM5チップを搭載して開発中とのこと。つまり、ノートからデスクトップまで、Appleシリコン第5世代が一斉に走り出す可能性があるわけですね。

今回はそんなM5世代の動きを、MacBook Airを中心に整理していきます。この記事を読むと、「買い替えのタイミングはいつがいいのか」、そして「Air/Pro/Studioのどこがどう進化するのか」がスッキリ見えてくるはずです。

最新動向:春2026のM5 Airは“シンプル刷新”

MacRumorsいわく、MacBook Airは2026年春にM5搭載で登場する見込み。ここは外装の大きな変更はなく、あくまで「チップ更新」中心という整理です。

一方で、MacBook Proは早期にM5 Pro/Maxへ。ただしデザイン刷新は2026年末〜2027年はじめの大きな波まで温存される流れ。うちでも、M5世代の量産入りや投入順の読み筋を別記事で追ってきました(M5ラインのロードマップリリーススケジュールの再整理)。

性能・仕組み:Airは“中身中心”、Proは“大刷新”を後ろへ

今回のポイントは、AirとProで「変える場所の優先順位」が違うこと。Airは薄さ・軽さの哲学を崩さず、M5で発熱と省電力を詰める方向。Proは、別途まとめたOLED/タッチ対応/“穴あき”カメラ/強化ヒンジといった大ネタを、次の筐体刷新でまとめて投入する可能性が高いんですよね(詳しくはProの再設計ポイントと、先読みの量産入りの気配まとめを参照)。

さらにMacRumorsは、2027年にMacBook AirのLCDが更新される噂にも触れています。ここはAirのディスプレイ体験を“静かに”底上げする流れかもしれません。

「派手さを遅らせ、熟れきったところで一気に出す──最近のMacは、このリズムを大事にしている感じです。」

市場・日本の視点:いつ買うべきかの作法

ここで一度、買い方を整えておきましょう。

  • いま緊急じゃない人:モバイル中心の方は春2026のM5 Airを“本命”に。現行M4 Airからは、AI系・電力効率・無線の地味な体感差が積み上がるはず。
  • 映像・3D・外部120Hzを重視:ここはM5 Pro/Maxの早期投入を待つのが効率的。大刷新(OLED+タッチ)を視野に、今は“作業を止めないチップ更新”で橋渡しする考え方です。
  • 筐体の変化が欲しい:Proの大刷新は2026年末〜2027年初頭の見立て。すでに前振りは十分(M6世代との重なり予想や、2nm移行の時期感も合わせてチェック)。

 

 

外部ディスプレイ:Studio Display 2はいつ?

MacRumorsは、Appleが外部ディスプレイを2機種開発中で、Studio Displayの第2世代がそのひとつと伝えています。これは、こちらで掘り下げた外部120Hz&Adaptive-Syncの布石と地続きの話(量産前のサインや、iPad側の外部120Hz対応をまとめた記事からもつながります)。Proが先に整え、Airがあとから気持ちよく乗る──そんな段取りが見えてきました。

コミュニティまとめ:M5 Airを“待つ理由/待たない理由”

声の整理

  • ProMotion待ち派:Airに120Hz(ProMotion)が来ないならM2 Airを数年は継続」。
  • OLED歓迎・120Hzは不要派:120Hzは優先度低め。むしろOLEDとバッテリー改善に期待」。
  • 液晶で十分派:MacのLCDは発色が良く目も疲れにくい。M2 AirのLCDでも満足」。
  • デザイン刷新待ち派:M2 Airで7〜8時間使えて困ってない。新デザインまで粘る」。
  • 長寿命実感派:M1/M2 Airがまだ元気。買い替え動機が薄い」。
  • 製品ロードマップへの疑問:“A18搭載のMacBook”の最新情報ある?」のような命名混乱も散見。
  • ハイエンド停滞への皮肉:Mac Proはまだ“次”を待っている」。

技術背景(なぜそう感じる?)

  • ProMotion(120Hz)がAirに乗りにくい理由:120Hz化はパネルだけでなく、タイミングコントローラや配線設計、電源制御まで広く影響。薄型・静音・長時間駆動を最重視するAirでは、バッテリー持ちとのトレードオフが大きく、「まず効率(M5)での体感アップ」が現実的になりやすい。
  • OLEDが“気持ちよく”感じる理由:自発光で黒が締まりコントラストが高いため、写真・映像の見栄えが素直に向上。一方で、白面積が大きい作業では消費電力が増えやすく、焼き付き対策・UIトーンの最適化が重要になる。
  • 「LCDで十分」派の根拠:MacのIPS系LCDは色再現と均一性の作り込みが良く、PWM負荷が低めなケースもあって目の疲れにくさを評価する声が出やすい。日常用途では“滑らかさ(120Hz)”より“安定・持ち・見やすさ”が効く人も多い。
  • M5で“地味に効く”ところ:同等性能で発熱と消費電力を下げやすいため、薄型シャーシのファン制御・表面温度・連続駆動時間がじわっと改善。体感は「静かで長く使える」に寄りやすい。
  • デザイン刷新を待つ心理:外観や入出力(カメラ位置・ベゼル・ヒンジ剛性など)の“見える変化”は満足度を直撃。一方、Airは2022年に再設計済みで、春2026は中身更新中心の見立てが強い。だから「焦らない」という判断になりやすい。
  • 命名混乱(A18?M5?):iPhone系のAシリーズとMacのMシリーズが並走するため、“A18搭載のMacBook”という誤解が発生しやすい。現行の文脈では、Air/Pro/Studio/miniはM5系が妥当と見られている。

ひとことで言うと──Airに求められているのは「静か・軽い・長く持つ」という基礎体験の底上げ。だからこそ春のM5化は、派手ではないけれど“毎日の気持ちよさ”を伸ばす正攻法に見えます。ProMotionやOLEDは魅力的ですが、Airの哲学とバッテリーの現実を考えると、まずは効率で積み上げ、次の大刷新で“見える変化”を狙う——この段取りがいちばんブレが少ない道筋なのかもしれませんね。

まとめ:静かなM5化→大きな再設計

ひとことで言うと──2026年前半は“静かなM5化”の年、後半〜翌年頭が“外装を含む大刷新”の年になりそうです。MacBook Airは春に中身の正統進化、Mac Studio/Mac miniもM5世代で足並みをそろえる見込み。MacBook ProはOLED+タッチ+新機構をまとめて仕上げ、存在感をもう一段引き上げるフェーズへ。

スペックだけじゃなく、どう感じるかも大切ですよね。次に注目したいのは、外部120HzやAI補助を前提にしたアプリの“気持ちよさ”の磨き込み。その準備運動としてのM5 Air──悪くない流れです。

ではまた!

 

 

Source:MacRumors