
✅ この記事では、Appleの次世代チップ「M5シリーズ」がMacにどのように展開されていくのか──最新のリーク情報をもとに、2025年末から2026年にかけてのMacラインナップ刷新スケジュールを整理します。
- まず最初に登場するのは「MacBook Pro」
- MacBook Airは2026年春──軽量×AI最適化で進化
- iMacとMac miniも2026年前半にリフレッシュ
- Mac StudioとMac Proは2026年後半へ──M5 Ultraが鍵
- 2025年末の「M5発表イベント」──iPad Pro・Vision Proも登場か
- さいごに:M5は「AI時代のmacOS」を開くチップになる
どうも、となりです。
今年のMacは「M4世代」で一区切りを迎えましたが、早くも次の波が迫っています。 Appleが2025年末から投入すると見られるM5チップは、MacだけでなくiPad ProやVision Proなど、幅広い製品群に搭載される見込みです。
この記事では、M5チップを中心にした各Macモデルの刷新時期、特徴、そして今後のAppleシリコン戦略をやさしくまとめます。
まず最初に登場するのは「MacBook Pro」
MacRumorsによると、最初にM5チップを搭載するのは14インチMacBook Proになりそうです。 FCC(米通信委員会)データベースには、未発表のMacBook Pro型番がすでに登場しており、M5搭載モデルの存在が示唆されています。
この流れは、在庫情報にも裏付けられています。 実際、現行のM4搭載MacBook Proが各地で在庫減少しており、年内にも置き換えが始まる可能性があります。
具体的には、2025年10月末〜2026年初頭にM5 Pro/M5 Maxを搭載した新モデルが発表される見通し。 より高効率な3nmプロセスを採用し、発熱・バッテリー持続・AI処理性能が改善されると見られています。
MacBook Airは2026年春──軽量×AI最適化で進化
続いて登場するのが、M5チップ搭載の13インチ/15インチMacBook Air。 リリース時期は2026年3〜4月頃と予想され、春の恒例アップデートとして展開される見込みです。
このモデルでは「軽さ×AI処理の最適化」がキーワードになりそうです。 M5世代では、Apple Intelligence(AI統合機能)をMacでも本格稼働させるためのニューラルエンジン強化版が導入されると見られています。
関連情報は、M5 MacBook Air最新情報まとめでも詳しく整理しています。
さらに、ディスプレイ技術でも改良が噂されており、ミニLEDまたはOLED化の可能性も浮上。 バッテリー駆動時間の最長記録を更新するMacになるかもしれません。
iMacとMac miniも2026年前半にリフレッシュ
iMacは2024年秋にM4チップを搭載したばかりですが、早ければ2026年前半にM5版が登場する可能性があります。 14インチMacBook Proと同時期、もしくはMacBook Airと並行して更新される見込みです。
また、Mac miniにもM5搭載モデルの準備が進行中。 8月には識別子データが見つかっており、久々に「Pro」系を含むラインナップになるかもしれません。
AppleはM3やM3 Proをスキップしてきた経緯があるため、ここで再び主役に返り咲く可能性があります。
Mac StudioとMac Proは2026年後半へ──M5 Ultraが鍵
ハイエンドデスクトップ勢の更新は、2026年後半になりそうです。 Mac Studioは現在M4 Max/M3 Ultra構成が最新ですが、次世代ではM5 Ultraチップが投入されると見られます。
Mac Proも同様に、M2 Ultra(2023年モデル)から一気にM5 Ultraへジャンプする可能性が高いです。 M4世代ではUltraFusion構造を廃止していたため、AppleがM5で再設計を進めているとの見方も。
もし実現すれば、CPUコア数は最大32、GPUは最大80コアクラスになるとの予想。 クリエイター向けワークステーションとして再び注目を集めそうです。
2025年末の「M5発表イベント」──iPad Pro・Vision Proも登場か
MacRumorsは、Appleが2025年10月〜11月頃に「M5チップ発表イベント」を開催する可能性を指摘しています。 ここでは、MacだけでなくiPad Pro(M5搭載)やVision Proリフレッシュ版の発表も同時に行われるかもしれません。
特にiPad Proは、すでにFCC登録情報で新型番が見つかっており、発表の準備が進んでいるようです。 M5チップを起点に、Appleの製品群が一斉に“AI前提設計”へと進化していく段階に入っています。
中長期的な全体像については、2026年のApple新製品まとめでも触れています。
さいごに:M5は「AI時代のmacOS」を開くチップになる
M5チップの登場は、単なる性能アップではありません。 Apple Intelligenceを軸とした“AIネイティブMac”への入り口であり、 2026年は「Appleシリコンの第2章」が始まる年になりそうです。
ここから1年、M5チップの展開は順に── MacBook Pro → MacBook Air → iMac/Mac mini → Mac Studio/Mac Pro── という形で進んでいく見込みです。
年末のイベントでの発表内容に注目しながら、今後のAppleシリコン戦略を追っていきましょう。
ではまた!
Source: MacRumors, Bloomberg, FCC database, Counterpoint Research, Apple製品出荷情報