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Apple Watch Ultra 3に衛星通信が搭載|実機でわかった使い勝手と国内対応

Apple Watch Ultra 3に衛星通信が搭載|実機でわかった使い勝手と国内対応

✅ この記事では、「Apple Watch Ultra 3」に新搭載された衛星通信機能の最新状況を速報として整理し、その仕組みや国内ユーザーへの影響を解説します。

 

どうも、となりです。

Engadgetが公開した実機レビューによれば、Apple Watch Ultra 3はスマートウォッチとして初めて本格的な衛星通信を実装したモデルのひとつになりました。これにより、圏外でもメッセージ送信や位置情報共有、緊急SOSが可能になり、従来の「iPhoneだけの機能」が手首にまで広がった形です。

Apple Watch Ultra 3の衛星通信機能

Apple Watch Ultra 3は、緊急SOS/位置情報共有/メッセージ送信の3つで衛星通信をサポート。利用方法はコントロールセンターや文字盤コンプリケーションからアクセスでき、圏外では自動的に利用を促す仕組みになっています。

実際の接続体験はiPhone 14以降とほぼ同じで、空を見渡せる環境で腕を掲げると衛星を捕捉し、数十秒〜1分程度で通信が成立。画面には「空を見渡してください」というガイドと進捗バーが表示され、送信が完了すると確認通知が届きます。

緊急SOSとメッセージ送信の違い

レビューによると、緊急通報はまず現地の番号(米国では911)に発信するのが前提で、つながらなかった場合に衛星通信に切り替わる設計。質問形式で状況を選択し、救助要請を送信できます。

一方で「メッセージ」や「位置情報共有」は有料のセルラープランと組み合わせて使う仕組み。Find My経由で15分ごとに位置情報を更新でき、家族や仲間に無事を知らせる用途に向いています。

AppleはすべてのUltra 3購入者に2年間の無料衛星通信サービスを提供すると発表しています。

Pixel Watch 4との比較

GoogleのPixel Watch 4もSkyloのNB-NTNネットワークを使った衛星SOSを搭載しますが、米国本土のLTEモデル限定。Ultra 3は日本を含む18か国でサービスを開始するため、対応エリアの広さで差をつけています。

国内ユーザーへの影響

日本でもUltra 3購入者は「緊急SOS via Satellite」に対応。山岳地帯や海上など携帯圏外のエリアで、救助要請や位置情報共有が可能になります。Apple Watch単体でここまで完結するのは画期的です。

なお、衛星を使ったメッセージ送信・位置共有は現時点で米国・カナダ・メキシコに限定され、日本では利用不可。国内で活かせるのは緊急SOS機能が中心になります。

その他の進化として、Ultra 3は新チップS10、バッテリー42時間駆動、5G対応、血圧通知やスリープスコア機能も搭載。watchOS 26の新機能「Workout Buddy」や「Liquid Glass」も利用できます。詳細は watchOS 26まとめ記事 も参考にしてください。

となりの結論

Apple Watch Ultra 3は「手首で衛星通信」が可能になった初の本格モデルです。国内では緊急SOSが主役ながら、iPhoneに依存せず通信手段を確保できるのは大きな安心材料。今後メッセージ機能の日本対応が進めば、アウトドアユーザーの必須ガジェットになるでしょう。

ではまた!