✅ この記事では、AirPods Pro 3に搭載された心拍数モニタリング機能の精度を整理し、先行モデルPowerBeats Pro 2との違いや国内ユーザーへの意味を解説します。
どうも、となりです。
AirPods Pro 3のレビューが出揃い始めていますが、その中で特に話題になっているのが「心拍数モニタリングの精度」です。これまで多くのメーカーが挑戦しては失敗してきた領域で、AirPods Pro 3は専門家から「mind-bogglingly good（信じられないほど良い）」と評されました。詳しい仕様は当サイトの詳報 耳で測る心拍の実務ポイント でも整理しています
PowerBeats Pro 2との違い
PowerBeats Pro 2も心拍数センサーを搭載していましたが、精度は不十分。室内サイクリングから屋外ランニングに移ると大きな誤差が生じ、アスリートからの評価は低いものでした。
一方、AirPods Pro 3はApple独自の小型PPG（光電式容積脈波）センサーを採用。従来の緑色LEDではなく、赤外線を1秒間に256回照射して計測する仕組みです。この刷新が精度の向上に直結しています。
実際のテスト結果
著名なトライアスロン系レビューアーDC Rainmaker氏は、GarminやPolar、Apple Watch Ultraなど複数のデバイスと比較検証。その結果、AirPods Pro 3はApple Watch Ultraや胸ストラップに匹敵する安定したデータを記録しました。レビューの総括は AirPods Pro 3レビュー総まとめ にも掲載しています
特に間欠走（インターバルトレーニング）のように計測が難しい条件でも大きなズレがなく、従来「イヤホンで心拍を正確に測るのは不可能」とされていた常識を覆したと評価されています。
国内ユーザーへの意味
心拍計測がイヤホンに搭載されることで、ランニングやサイクリングの際にApple Watchを併用せずとも健康データを記録できる可能性が広がります。特に「Apple Watchまでは不要だが、自分の運動強度を知りたい」というライトユーザーにとっては大きな魅力です。
購入を検討している人は、ラインナップ比較を整理した AirPods徹底比較ガイド（2025年秋版） も参考になります
ただし、医療用途ではなくあくまでフィットネス・参考値である点は忘れてはいけません。
となりの結論
AirPods Pro 3は「音楽と心拍数モニタリングを同時にこなす唯一の選択肢」と言える存在になりました。PowerBeats Pro 2の失敗からわずか1年足らずでここまで精度を上げてきたのは、Appleが本気で「耳を新たなヘルスデバイス」にしようとしている証拠でしょう。
ではまた！
