
✅ この記事では、Appleが発表したVision Pro向け新アクセサリをまとめて紹介します。PS VR2 Senseコントローラがついに正式サポートされ、Logitech Museペンも発売へ。さらに、新しいDual Knit Bandが単体販売され、既存ユーザーも快適性をアップグレードできるようになりました。
- 最新動向:PS VR2コントローラが正式対応へ
- Logitech Museペン:空間を“描く”ためのツール
- Dual Knit Band:装着感のアップグレードを単体で
- 市場・日本の視点:周辺機器でVision Pro体験が完成へ
- まとめ:Vision Proが“後から育つデバイス”に
どうも、となりです。
AppleはM5チップを搭載した新しいVision Proの発表とあわせて、周辺アクセサリの展開を本格化させました。ポイントは、「今あるVision Proをもっと便利に使える」ラインナップが増えたこと。 WWDCで予告されていたPS VR2対応も実現し、空間コンピューティングの遊び方・働き方が広がっています。
最新動向:PS VR2コントローラが正式対応へ
9to5Macによると、AppleはPlayStation VR2 Senseコントローラを11月11日(火)から米国のApple Storeで販売開始します。価格は$249.95(約36,980円)で、専用のコントローラ充電ステーションも同日登場予定です。
この対応は、visionOS 26のアップデートで有効化される見込み。WWDC 2025で予告されていた「サードパーティ製ゲームコントローラ対応」が、いよいよ実現します。
PS VR2コントローラは、手の位置や指の動きを細かく検知する高精度センサーとハプティクス(触覚フィードバック)を搭載。 空間内でのジェスチャー操作や物体の“つかみ感”がより自然になり、体験の没入度が大きく高まります。
まとめ一文:ついにVision Proが「遊びながら操作できる空間デバイス」へと進化しました。
Logitech Museペン:空間を“描く”ためのツール
Appleは同時に、Logitech Museペンを10月22日(水)から発売します。価格は$129.95(19,800円)。
Museは6軸トラッキングと筆圧センサーを搭載し、空間上で線を描いたり注釈を入れたりできます。 空中に文字や図形を描く操作がリアルタイムのハプティクス(触覚振動)で再現され、「空中ノート」や「空間ホワイトボード」のような体験が可能です。
従来のペン操作より直感的で、教育・デザイン・コラボレーションツールとしての応用範囲が広がりそうです。
まとめ一文:空間で“描く”ことが自然になると、Vision Proは創作の主役ツールに近づきます。
Dual Knit Band:装着感のアップグレードを単体で
M5モデルで標準装備されたDual Knit Bandが、既存ユーザー向けに単体販売されます。価格は$99(16,800円)。 柔らかく通気性のある上下ストラップ構造に、左右独立で調整できるFit Dialを備え、長時間の装着でも疲れにくい設計です。
Appleの説明によると、この新バンドは「上部と下部で圧力を分散させ、頭全体をバランスよく支える」構造。取り外しもワンタッチで、旧モデルからのアップデートが容易になっています。
この変更は“軽量化”ではなく、“安定感の再設計”。 作業時間の長いユーザーや映画鑑賞に使う層にとって、体感的な差は大きいはずです。
まとめ一文:ハードを買い替えなくても、快適性を後からアップデートできる選択肢が増えました。
市場・日本の視点:周辺機器でVision Pro体験が完成へ
Appleは今回、M5 Vision Pro本体と同時に周辺アクセサリを拡充しました。 価格帯を見ると、Museペン+Dual Knit Band+PS VR2コントローラをすべて揃えると約8万円前後。 一見高価ですが、体験の幅を広げる“投資”としての位置づけが明確です。
特にMuseペンとPS VR2対応は、教育・設計・アート領域での実用を意識した動きと考えられます。 日本でも10月22日(水)のVision Pro M5発売と同時期に販売が始まる見込みです。
ここで一度整理すると── Vision Proの進化は「性能の更新」から「体験の完成」へ。 ユーザーが自分の使い方に合わせて“後から拡張”できることが、今回の発表の本質です。
まとめ:Vision Proが“後から育つデバイス”に
ひとことで言うと──AppleはVision Proを、買ったあとも成長し続けるデバイスに変えようとしています。 新しいペンとバンド、そしてPS VR2対応で、Vision Proは“見る”から“触れる”世界へと一歩進みました。
スペック競争ではなく、体験の積み重ねで存在感を高める。 今回の発表は、そんなAppleらしいアプローチの象徴かもしれません。
ではまた!