
✅この記事では、「AppleのDRAM長期契約(LTA)が期限を迎えつつあり、2026年1月以降にSamsung/SK hynixから割高な価格を求められる可能性がある」という噂を整理します。もしこれが事実なら、iPhoneやMacの価格にまで影響するのか、気になりますよね。
- 要点まとめ
- そもそも「LTA(長期契約)」って何?
- なぜ今「DRAMが上がる」話が現実味を帯びているのか
- どの製品が影響を受けそう?
- Appleはコスト増を吸収できる?
- 日本向けの見方
- 注目したいポイント
- まとめ:値上げより先に“構成調整”が見えてくるかも
どうも、となりです。
メモリ価格の話って、ふだんはあまり表に出ません。ただ実際には、DRAMは製品原価の中でも無視できない割合を占める部品です。今回はそこに「契約の期限」と「サプライヤー側の市況判断」が重なってきました。
要点まとめ
- AppleとSamsung/SK hynixのDRAM長期供給契約(LTA)が期限に近づいているとされている。
- その結果、2026年1月以降にDRAM調達コストが上がる可能性がある。
- サプライヤー側は需給逼迫とAI向け優先を背景に、価格交渉で優位に立ちやすい。
- Appleが吸収しきれなければ、iPhoneやMacの構成・価格に影響する可能性もある。
- 一方でAppleには、資金力と設計調整という逃げ道も残されている。
What I find hard to understand is that the sell-side and the market are significantly overestimating Apple's supply chain management capabilities.
— Jukan (@jukan05) December 13, 2025
In my view, Apple is also likely to take a significant hit from this memory price surge. The LTAs (Long-Term Agreements) that Apple…
(訳)
市場やアナリストは、Appleのサプライチェーン管理能力を過大評価しているように見える。今回のメモリ価格上昇では、Appleも無傷ではいられない可能性がある。LTAはすでに期限を迎えつつあり、SamsungとSK hynixは来年1月以降、Apple向け価格を引き上げる計画だと聞いている。
そもそも「LTA(長期契約)」って何?
LTA(Long-Term Agreement)は、一定量の部品を長期間にわたって購入する代わりに、価格や供給の安定を確保する契約です。半導体のように市況変動が激しい分野では、Appleのような大手ほどこの仕組みに依存してきました。
ただしLTAには必ず更新タイミングがあります。需給が逼迫している局面では、サプライヤー側が条件を引き上げやすくなるのが実情です。
なぜ今「DRAMが上がる」話が現実味を帯びているのか
これまでは「噂」「観測」の域を出ない話にも見えましたが、サプライヤー側の動きを見ると、背景はかなりはっきりしてきます。
まずSamsungについては、半導体部門(DS)が利益最大化を優先し、社内のモバイル部門に対してすらLPDDRの長期契約を結ばないケースが出ていると報じられています。これは、市況が完全に売り手側に傾いているサインです。
さらに注目すべきなのが、SK hynixの公式コメントです。同社は取材に対し、現在のDRAM需給について「供給網全体がショックを受けている」と表現し、短期的な解消は難しいとの認識を示しました。
SK hynixはAI向け需要を受け、HBM専用となるM15X工場を含む大規模投資を進めていますが、それでも需給調整には時間がかかるとしています。龍仁(Yongin)新工場も2027年前半稼働予定で、2026年時点では余力は限られます。
同社はDRAM供給について「多様な顧客向け」としつつも、実態としてはAI・データセンター向けの長期契約が優先されやすい構造があることを否定していません。つまり、汎用DRAMは後回しになりやすい、というわけです。
SamsungとSK hynixの両方を見ると、2026年以降のDRAMは“余って安くなる”環境ではないことが読み取れます。AppleのLTA更新がこのタイミングに重なるのは、条件としてはかなり厳しい局面と言えそうです。
どの製品が影響を受けそう?
DRAMはiPhone・Mac・iPadなど、ほぼすべてのApple製品に使われる共通部品です。そのため、影響が出るとすれば広範囲になります。
- 低価格MacBook(噂):低価格MacBook
- M5 MacBook Air:M5 MacBook Air
- iPhone 18シリーズ:iPhone 18
- iPhone Fold:iPhone Fold
- OLED化が噂されるM6 MacBook Pro:M6 MacBook Pro
Appleはコスト増を吸収できる?
短期的に見れば、Appleは潤沢な現金を持っており、一定のコスト上昇を吸収する余力はあります。
また、iPhone 16eに搭載されたC1モデムのように、自社設計部品を増やすことで原価構造を調整する動きも続いています。ただし、DRAMはすぐに内製化できる部品ではありません。
日本向けの見方
日本市場では、仮に調達コストが上がっても、本体価格が一気に跳ね上がるとは限りません。構成の調整や旧モデル併売など、段階的な対応が取られるケースが多いからです。
注目したいポイント
今回の話は、「LTAの期限」と「サプライヤー側の公式スタンス」が重なっている点で、単なる噂より一段現実味があります。
もし変化があるとすれば、値札より先にメモリ構成やラインナップの調整として表れる可能性が高そうです。これは、いかにもAppleらしい対応ですよね。
まとめ:値上げより先に“構成調整”が見えてくるかも
DRAM市況の緊張とLTA更新という材料がそろった以上、今回の話は無視できません。ただし、直ちに価格が上がると断定するのは早いでしょう。
もし影響が出るとすれば、それは価格表ではなく、製品構成という静かな形で現れるかもしれません。Appleの調整力が試される局面と言えそうです。
ではまた!
Source: Wccftech, IT之家, X, Reddit
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