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AppleがOPPOを解体研究?iPhone Foldで狙う「折り目ゼロ」の壁

折りたたみスマホを横向きに開いた状態のイメージ。左右2画面にまたがる大画面が表示され、青いグラデーション背景に浮かんでいる

✅この記事では、Appleの折りたたみ端末「iPhone Fold(仮称)」の開発で、OPPOの折りたたみスマホ「Find N5」を購入・分解して“基準機”にしている――という噂を読み解きます。
あわせて、なぜ今この話が出てきたのか、そして「折り目ゼロ」を目指すうえで何が難しいのかを、できるだけ噛み砕いて整理します。

どうも、となりです。

折りたたみiPhoneって、噂だけはずっと前からあるのに、なかなか実体が見えてこないですよね。
そんな中で出てきたのが「Appleが中国勢の完成度を“教材”として研究している」という話。これ、もし本当ならAppleらしい地味さで、逆に信ぴょう性を感じるタイプの噂なんです。

今回の元記事はWccftech。Weiboのリーカー(Fixed-focus digital cameras)による投稿を根拠に、「AppleがOPPO Find N5を買って分解し、iPhone Foldの内側ディスプレイ研究のベースにしている」と伝えています。Wccftech側は“噂の評価 55%(もっともらしい)”という扱いで、確定情報ではありません。

要点まとめ:Appleが“薄さと折り目”を最優先にした可能性

  • Wccftechによると、Weiboのリーカーが「AppleはOPPO Find N5を購入・分解して研究した」と主張。
  • 注目点は、Find N5の展開時4.2mmという薄さと、折り目が目立ちにくい点。
  • iPhone Fold側は、折り目を目立たせない内側ディスプレイを目指しているとされ、UFG(超薄型柔軟ガラス)を工夫する案が語られています。
  • 同じ文脈で、iPhone FoldはFace IDではなく側面Touch IDになる可能性が取り沙汰されています(薄さ優先で内部スペースが厳しい、という理屈)。
  • 発売時期や価格は未発表。2026年秋説や2027年説、$2,000〜$2,500(約¥314,000〜約¥392,500)などの予測はあるものの、現時点では噂の域です。

なぜOPPO Find N5なのか:数字より“仕上がり”が重要

今回の話のポイントは「チップが何か」よりも、「筐体としての完成度」なんですよね。元記事でも、Find N5はSnapdragon 8 Elite搭載の折りたたみ機でありつつ、Appleが気にしたのは薄さ(4.2mm)と折り目の滑らかさだとされています。

折りたたみって、閉じたときの厚み・開いたときの薄さ・ヒンジの耐久性・折り目の出方が、ぜんぶ繋がっています。
だからAppleが「まず完成している答え」を分解して学ぶのは、別に恥ずかしい話でもなくて、むしろ量産メーカーとしては自然な動きです。

www.oppo.com

iPhone Foldの噂スペック:狙いは“折り目を見せない体験”

現時点で語られているiPhone Fold像は、ざっくり次の方向です。

  • 内側ディスプレイは折り目を極力見せない(UFGの厚みや構造の工夫で、目立ちにくくする/消すことを狙う)。
  • 薄さを優先した結果、Face IDを載せにくいという見立て。
  • 代案として、側面Touch IDが有力という噂(部品配置と厚みの都合)。
  • サイズは内側約7.58インチ/外側約5.25インチなどの観測があり、外側は横幅が広い“パスポート型”の可能性。

Face IDを外す話はインパクトが強いですが、「折りたたみ」だと事情がちょっと違います。画面下カメラ(UDC)を絡めると、センサー構成が一気に難しくなるので、今ある情報の範囲では「薄さと見た目を優先して、認証は側面に逃がす」という筋は通っています。折りたたみiPhoneのUDC+Face ID非採用の背景整理でも触れた通り、ここは“理想”より“成立”が優先されやすい領域なんですよね。

 

 

Appleのこだわりと課題:折り目ゼロは「素材×構造×量産」の三重苦

折り目を消す、って言うのは簡単なんですが、実際はかなりややこしいです。

  • 素材(UFG):薄くすれば曲げやすい一方、耐久や反射、触感の条件が厳しくなる。
  • 構造(ヒンジ+支持板):曲げ半径を稼いで折り目を緩和したいが、厚みと重量が増える。
  • 量産(歩留まり):試作で良くても、同品質を大量生産できるかは別問題。

ここって、料理で言うと「見た目も味も完璧、しかも毎回同じ品質で1000皿出してね」みたいな世界です。1回だけ成功してもダメで、“いつでも同じ”が求められる。Appleが遅れているように見えるのは、ここを妥協したくないから、という解釈もできます。

実際、折り目対策としてLiquidmetal(アモルファス金属)を含む素材や構造の噂も出ていますし、折り目問題は“ディスプレイ単体”では終わらないんですよね。関連して、折り目ゼロを目指すiPhone Foldと構造素材の話も合わせて読むと、どういう方向性があり得るか掴みやすいと思います。

市場の空気:先行は中国勢、後追いにAppleとSamsung?

折りたたみ市場って、もともとはSamsungが“先に作って育てた”印象が強いです。
でも最近は、薄型化や折り目の目立ちにくさで、中国メーカーが目に見えて前に出ています。今回の噂が象徴的なのは、Appleがその中国勢を研究対象にしている、という構図なんですよね。

さらに元記事では、「SamsungもiPhone Fold的なデザインに寄せて、パスポート型の外側ディスプレイへ寄せる噂がある」とも触れられています。ここが本当なら、折りたたみは“縦長スマホが開く”から、“小さめタブレットを畳む”方向へ収束していくのかもしれません。

注目したいポイント:Appleは“遅い”のではなく“負けない形”を作っている

ぼくは今回の噂、完全に真実だとは思っていません。けれど「Appleが完成度の高い折りたたみを分解して学ぶ」という筋は、かなり現実的です。

というのも、折りたたみは“初号機”で勝負が決まりやすいジャンルなんですよね。
普通のiPhoneなら、多少の未完成があっても翌年に回収できます。でも折りたたみは、ヒンジ・折り目・耐久のどれかで評判を落とすと、「折りたたみiPhoneって微妙だったよね」で何年も引きずる可能性がある。

だからこそAppleは、先行機の良い部分を徹底的に吸収しつつ、最後は“Apple基準の完成”に持っていくはずです。通信面でも「折りたたみだから弱い」と言われたくない意図が透ける、という見方もありますし、関連してiPhone FoldとiPhone 18 ProのC2モデム採用観測の文脈とも繋がってきます。

一方で、発売時期はまだ揺れています。2026年秋という言い方もあれば、調整が長引いて2027年という見方も根強い。ここは折りたたみiPhoneの2027年説も含めて、続報待ちだと思います。

ひとこと:分解は“近道”だけど、ゴールは別

Appleが競合を分解して研究するのは、たぶん特別なことじゃありません。
でも今回の噂が面白いのは、「どの端末を選んだか」に、Appleの優先順位が出ている点です。

Find N5の“薄さ”と“折り目の目立ちにくさ”が基準になっているなら、iPhone Foldはスペック競争ではなく、まず体験の“違和感”を潰しに来ている可能性が高い。
折りたたみが日常に溶け込むには、結局ここが一番大事なんですよね。

 

 

Redditの反応まとめ:iPhone Foldをめぐる海外の見方

  • Appleの「後出しジャンケン」戦略への反応
    Appleが競合を研究し、市場が成熟してから参入する姿勢は、Redditではもはや“お約束”として受け止められています。
    「いつものAppleだ」「他社に先に失敗させて、解決策が見えた段階で完成度の高い製品を出す。そのためのベンチマークとしてOPPOを選ぶのは理にかなっている」といった声が目立ちました。
    また「数年前ならSamsungだったが、今は中国メーカーが折りたたみハードウェアの最先端を走っていることをApple自身が認めた形だ」と、OPPOを選んだ点を象徴的に捉える意見もあります。
  • 「折り目(Crease)」への強いこだわり
    OPPO Find N5の“折り目の目立たなさ”は、iPhone Foldの最低条件になるという見方が支配的です。
    「Appleが折りたたみ市場に参入しなかった最大の理由は、あの折り目だ」「完全に平らな内側ディスプレイを実現するまで、Appleは製品を出さないだろう」といったコメントが並びました。
    一方で「4.2mmという薄さで、長期的な耐久性や防水性能までApple基準を満たせるのか?」と、実用面を懸念する声も少なくありません。
  • Face ID廃止とTouch ID採用への賛否
    薄さを優先してFace IDを見送り、側面Touch IDになるという噂には意見が割れています。
    「折りたたみ端末はサイドボタンに指が自然にかかる。電源ボタン一体型Touch IDは合理的」という歓迎派がいる一方で、
    「2,000ドル超の超高級モデルでFace IDが使えないのは、さすがに格落ち感がある」と、プレミアム性を重視する声も見られました。
  • 価格と市場へのインパクト
    2,400ドル前後とも噂される価格については、驚きと皮肉が入り混じっています。
    「OPPOを分解して研究した結果、価格だけが2倍になるのか?」と冷ややかに見る意見がある一方で、
    「Appleが本気で参入すれば、Samsungも薄型化や設計の刷新に本腰を入れるはず。競争そのものは歓迎だ」と、業界全体への好影響を期待する声もありました。

全体としてRedditでは、「ハードウェアの最前線を走る中国メーカー」と、「後発でも完成度を極限まで高めてくるApple」という対立構図に強い関心が集まっています。
かつては“追う側”だった中国メーカーが、今やAppleに研究される立場になったという時代の変化を感じ取るコメントが多いのも印象的でした。

まとめ:iPhone Foldは「薄さ×折り目」で中国勢を追い越せるか

  • Wccftechは、AppleがOPPO Find N5を購入・分解して研究したという噂を紹介(Weiboリーカー発)。
  • 狙いは、折りたたみで最大の課題になりがちな薄さ折り目の目立ちにくさの攻略。
  • iPhone Foldは、UFGの工夫で折り目を目立たせない方向が語られ、薄さ優先で側面Touch IDという見立ても出ています。
  • 発売時期・価格・OS最適化は未確定。噂の強弱を見ながら追うのが安全です。

折りたたみって、見た目の派手さより「触っている時間の違和感」を消す方がずっと難しい。
iPhone Foldがそこを越えてきたら、ようやく“折りたたみが普通になる瞬間”が来るのかもしれません。あなたは、薄さ優先のTouch ID路線、アリだと思いますか?

ではまた!

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現行の折りたたみスマホで「薄さ」「軽さ」「完成度」を高い次元でまとめているこのモデルです。 Appleが折りたたみiPhoneで重視しているとされる携帯性やヒンジ完成度を、すでに実製品で確認できる点は、比較の基準としてかなり参考になります。

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Source: Wccftech, Weibo

※換算は $1=¥157 前後を想定した概算です。