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Appleは今後10製品を投入予定 ― M5 iPad ProからAirTag 2、2026年はMac刷新も

Appleは今後10製品を投入予定 ― M5 iPad ProからAirTag 2、2026年はMac刷新も

✅ この記事では、BloombergのMark Gurman氏の最新レポートをもとに、Appleが今後半年〜1年にかけて投入予定の10製品を整理し、それから見えてくる戦略を深掘りして解説します。

 

どうも、となりです。

iPhone 17シリーズが発表された直後にもかかわらず、Appleにはまだ「隠し玉」が用意されていました。Bloombergのレポートによると、年内だけで5つ、そして2026年前半までにさらに5つの新製品が登場するとのこと。つまり、この半年〜1年は“例年以上に濃いAppleイヤー”になるのは間違いありません。この記事では、その10製品の全貌を速報的に整理しつつ、Appleがどんな方向に進もうとしているのかをじっくり解説していきます。

今回の10製品は、以前整理した未発表プロジェクトまとめとも重なる部分があります。つまり「噂の域」から「発売スケジュールが見えた段階」に移行しつつあるわけです。

Appleの「未発表10製品」ラインナップ

Appleは2025年9月のiPhone 17シリーズ発表イベントを終えたばかりですが、まだまだ手札を隠していました。BloombergのGurman氏によれば、年内に5製品、来年前半にさらに5製品の投入が予定されているとのこと。つまり、この先半年間は“Appleラッシュ”が続くことになります。

2025年内に登場する予定の5製品

  1. M5 iPad Pro
     最新のM5チップを搭載。A19 Proで培った効率性をMac・iPad向けに拡張。さらに前面カメラが縦横両対応に。噂ではiPhone 17で採用された新型正方形センサーが転用されるかも?
  2. M5 Vision Pro
     現行M2からM5へ大幅スキップ。新色Space Black追加の可能性。Vision Proは以前から「重さ・価格」が課題とされてきましたが、M5世代への移行でようやく処理性能が追いつくかもしれません。
  3. AirTag 2
     U2チップを搭載し、AirPods Pro 3同様に「探す」精度を強化。AirTagは長らく放置気味でしたが、未発表プロジェクト記事でも更新が予想されていた分野です。
  4. Apple TV(新型)
     N1チップ搭載。次世代SiriやApple Intelligence対応を視野に。
  5. HomePod mini(新色)
     N1チップ搭載。新色展開で存在感を再定義。こちらも噂段階で更新が指摘されていたプロダクトです。

2026年前半に登場する予定の5製品

  1. M5 MacBook Pro
     2026年初頭に刷新。OLED搭載の大改変は2026年後半以降。これは次世代MacBook Pro総リデザイン計画ともリンクする内容です。
  2. M5 MacBook Air
     同じく2026年第一四半期にM5へ移行。
  3. 新しいMac Display
     27インチ級。Studio Display後継の可能性が高い。
  4. iPhone 17e
     「e」シリーズが恒例化。A19チップ搭載で2026年春に登場。
  5. スマートホームハブ
     長年噂される「Siri Hub」。iOS 26.4で刷新される新Siriが中核。

解説|10製品から見えるAppleの戦略

1. M5世代で“Apple Siliconの主導権”を固める

M5は性能アップ以上に効率性とAI処理強化がポイント。A19 Proで示されたAI向け強化を、MacやiPadの領域に展開する狙いです。

2. スマートホーム製品の“再生”

Apple TV、HomePod mini、スマートホームハブはすべてN1チップと新Siriで再構築される流れ。スマートホームの再定義は、以前取り上げた次世代検索「Answer Engine」とも同じ「AIシフト戦略」の一環です。

3. ハードは小幅進化、サービスと製造基盤で支える

M5 MacBook Pro / Air、iPhone 17eは「デザイン据え置き、性能アップ」。この間にAppleはサブスクと製造投資を拡大。たとえば米コーニング社の工場拡張は、iPhone・Watch需要に備えた重要布石です。また折りたたみiPhoneに関しては、折りたたみ投入戦略記事でも触れたように中長期的課題として残っています。

iPhone以外に注目すべき製品は?

注目は AirTag 2。U2チップによる精度強化は、日常生活に直結する便利さを生むでしょう。 また M5 Vision Pro は重さ課題を残す一方で、処理性能の向上により“VisionOSアプリ市場”を刺激する可能性があります。

となりの結論

この先のAppleは、M5で足腰を固めつつ、N1で家庭をつなぎ、AIで体験全体に色を塗っていく流れに見えます。折りたたみiPhoneや大きなデザイン刷新はまだ先ですが、その前に“舞台づくり”を着実に進めている――そんな雰囲気を強く感じます。

ではまた!