Siriに「ルーモス」でライト点灯！iPhone魔法コマンドが再注目

ハリー・ポッターの呪文「ルーモス（Lumos）」

✅この記事では、「Siriに“ルーモス”と唱えるとライトが点灯する」――そんな話題を整理します。SNSでは「ほんとだぁぁぁぁぁぁあ」「魔法使えるようになっちゃった」と驚きの声が続出。いま改めて注目を集めているこの“小さな魔法”を、少し掘り下げてみましょう。

Siriの隠しコマンド「ルーモス」「ノックス」とは
いつから使える？Siriの魔法は2022年から
Androidでも“魔法”が使える？
小さな魔法が示す「Appleらしさ」
日本語環境での注意点とおすすめの使い方
まとめ：小さな遊び心が日常を光らせる

どうも、となりです。

ハリー・ポッターの呪文「ルーモス（Lumos）」をSiriに話しかけると、iPhoneの懐中電灯が光る――そんな投稿がX（旧Twitter）で広まり、たちまちバズを呼びました。試した人の多くが「本当に光った！」「ノックスで消えた！」と感動し、まるで魔法を使ったかのような体験を共有しています。

Siriの隠しコマンド「ルーモス」「ノックス」とは

iPhoneでも遂にハリポタ呪文🪄が可能に♪
1⃣ヘイ！Siri ルーモス →🔦LED点灯
2⃣ヘイ！Siri ノックス →消灯

出来ない方はSiriの設定を『英語』にしてお試しを♪
📝詳細☛https://t.co/wtex7GGNsk #LUMOS #NOX
Androidスマホはシレンシオ（黙れ）も使えますよ https://t.co/LYOVpvf1SV pic.twitter.com/Xj4puvfL04
— MAHOUKAI.COM 魔法界ドットコムハリポタ＆ファンタビ超解説ガイド (@mahoukaicom) January 5, 2022

報じたのはITmedia。記事によると、「Hey Siri, ルーモス」と話しかけると懐中電灯が点灯し、「ノックス」で消灯するとのこと。これはハリー・ポッターの世界で“杖先に光を灯す”呪文と、その反対呪文に由来しています。

実際に試してみると、Siriがライトをオンにし、ノックスでスッと消灯。たった一言でライトが点いたり消えたりするのは、日常のなかに少しだけ魔法を感じる瞬間ですよね。

いつから使える？Siriの魔法は2022年から

意外に思うかもしれませんが、この機能は新しい発見ではありません。記事によれば、2022年ごろからSiriに実装されていたそうです。当初は英語設定でしか動作しませんでしたが、現在では日本語設定でも「ルーモス」「ノックス」が認識されます。

つまり、設定を切り替えることなく、日本語のまま「ルーモス」でライトを点け、「ノックス」で消せるようになったというわけです。これは小さなことですが、Appleが多言語環境での音声認識をどんどん最適化している証拠でもあります。

Androidでも“魔法”が使える？

記事ではAndroidについても触れられており、GoogleのGeminiでも同様の音声コマンドが利用できるとのこと。Geminiに「ルーモス」と唱えるとライトが点灯し、「ノックス」で消灯。さらに、Gemini上ではライトのオン・オフアイコンも表示され、手動でも切り替えやすくなっています。

このあたり、Android陣営も負けていませんね。とはいえ、AppleのSiriにこうした“遊び心”が隠されていたという点が、今回特に注目を集めた理由でしょう。

小さな魔法が示す「Appleらしさ」

ここで少し考えてみたいのは、なぜAppleがこうしたコマンドをわざわざ入れているのかという点です。懐中電灯を点けるだけならコントロールセンターを開けばすぐ。にもかかわらず、あえて映画の呪文を採用する――これは、「機能」ではなく「体験」を設計している」というAppleらしさの象徴だと思います。

Appleはいつも「人とテクノロジーの間に“感情”を通わせる設計」を大事にしています。たとえば、Macの起動音、iPhoneの触覚フィードバック、AirPodsの接続アニメーション。どれも実用を超えた“気持ちよさ”の演出ですよね。今回の「ルーモス」もその系譜にある小さな遊び心なんです。