t0nAr1sm

Appleをもっと身近に、もっと深く。

iPhone 20の噂:20周年モデル6大進化と発売時期

iPhone 20イメージ

✅この記事では、MacRumorsがまとめた「iPhone 20(2027年)」の6つの有力噂を整理します。どこが変わり、なにが体験を良くするのか。発売時期の見通しまで、やさしく解説します。

 

どうも、となりです。

iPhone Xから10年。Appleは再び“節目の年”に向けて、大きなデザインと中身の刷新を進めているようです。完全ベゼルレスのガラス感や、より賢いカメラ、さらに省電力な通信まで──「使い心地」がじわっと底上げされる方向ですよね。

要点まとめ(MacRumorsの整理)

  • ベゼル完全排除+四辺カーブの“ガラス板”デザイン
  • 画面下Face ID(前面カメラは穴あきの可能性も)
  • COE採用の薄型・高輝度OLED+均一化の拡散レイヤー
  • ダイナミックレンジ強化のカスタムHDRセンサー
  • 自社設計モデム(効率・AI機能でQualcomm超えを狙う)
  • 第2世代2nmのA21系チップ(iPhone 18のA20に続く)
  • 名称は「19」を飛ばしiPhone 20となる可能性
  • 発売は2027年9月見込み(周年月の6月発表は低め)

なお、「iPhone 19をスキップして20へ」という見立ては他筋のレポートとも重なりますし、当ブログの年次まとめでも流れを追っています(20周年モデルの観測まとめ)。

1)デザイン:四辺カーブの“ほぼガラス”へ

狙いは「枠を感じない一枚ガラス」。四辺を下方向にカーブさせることで、視覚的なベゼルを極限まで薄くします。傷や落下への強度は気になりますが、近年の耐傷コーティングの進化を考えると、現実味は増しているというわけです。

2)フロントまわり:画面下Face ID+小さな穴の可能性

完全フルスクリーンに近づくには、切り欠きをなくす必要があります。Face IDの画面下化は「技術成熟が2027年までに間に合うか」が焦点。難しい場合は、Face IDは画面下・前面カメラはパンチホールという折衷案もありえます。

3)表示技術:COE OLEDで“薄く、明るく、長持ち”

COE(Color Filter on Encapsulation)は、偏光板を省略して表示層を薄くする手法。理屈としては、光の通りが良くなり、消費電力の削減にも寄与します。反射対策は肝ですが、今年のiPhoneでも新しい低反射コートが使われはじめ、改良が進んでいます。深いカーブ形状でも輝度を均すため、クレーター状の拡散レイヤーも検討されているとのこと。COE採用の流れは、当サイトでも以前から追いかけてきました(COEと20周年ディスプレイの見通し)。

4)カメラ:センサーで“明暗の取りこぼし”を減らす

20周年iPhoneでは、ハイライトからシャドーまで1枚で広く捉えるカスタムHDRセンサーが噂されています。合成に頼らず、生のセンサー側で情報量を持つ方向です。つまり、白飛び・黒つぶれを抑えつつ、後処理の不自然さを減らす狙いなんです。可変絞りの流れ(iPhone 18 Pro世代の観測)とも相性が良く、「光学×計算」の最適点をさらに押し広げるイメージですよね。

5)通信:自社モデムで“速くて持つ”へ

Appleは自社モデムを全ラインへ広げる計画で、省電力性・統合制御・AI連携で優位を狙います。SoCやセンサー処理との足並みがそろうと、電波状況に応じた賢い電力配分もやりやすくなります。長時間のテザリングやビデオ通話でも、より安定した通信を保てるようになる部分です。

 

 

6)チップ:第2世代2nmで“静かな速さ”を積み増し

iPhone 18で2nm(A20)へ、20周年のiPhone 20ではA21(第2世代2nm)という見立て。世代を重ねるほど、コアの最適化やメモリ近接の工夫が効きます。数値的な伸び以上に、アプリの切り替えや撮影後の処理の“待ち”が短く感じるタイプの進化が期待できます。

名前の話:iPhone 19を飛ばす?

2017年にiPhone 9を飛ばしてXにした前例を踏まえると、19を飛ばして「20」へは十分ありえます。ブランド上の節目を明確にするのはAppleの得意技。くわしい経緯や見立ては、以前の特集でも整理しています(20周年モデルの観測まとめ)。数字の飛躍はメッセージ性が強いというわけです。

発売時期:周年月の6月ではなく、やはり9月か

初代は2007年6月発売ですが、現行サイクルを崩すメリットは薄め。2027年9月の通常発表・発売が基本線です。とはいえ、名称やティザーで「節目感」を演出する可能性はあります。デザイン刷新の全体像は、こちらの観測まとめもどうぞ(19スキップ説の整理)。

派手さより“世界の見え方”を磨く年

個人的には、20周年は“速さの誇示”よりも「見え方」と「触り心地」の磨き込みだと思っています。ガラス感、低反射、均一な輝度、取りこぼさないセンサー、静かな省電力通信。どれも一歩ずつですが、毎日の体験がふっと軽くなる方向なんですよね。大騒ぎする進化ではないけれど、翌年に戻れなくなるタイプのアップデートというわけです。

日本向けの注意点

  • COE採用で反射感が変わる可能性。低反射コートの改善次第で、屋外視認性はむしろ向上の見込み。
  • モデム切替はキャリア最適化の初期挙動に要注目。発売直後は通信のレビューを待つのも手です。
  • 名称・価格・構成は周年演出の影響あり。周年モデル観測の続報を追うと安心です。

まとめ:節目の「iPhone 20」は、日常の“質感”を底上げする

フルガラス感のデザイン、薄くて明るいCOE OLED、取りこぼしを減らすセンサー、自社モデムと第2世代2nm。どれも派手な花火ではありませんが、触れた瞬間と撮った瞬間の「気持ちよさ」が積み上がる要素です。数字を飛ばして「20」へ──ネーミングから体験まで、節目らしい完成度を期待したいですね。

ではまた!

 

 

Source: MacRumors