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折りたたみiPhone、内側24MPアンダーディスプレイ採用か

折りたたみ式iPhoneのコンセプトイメージ。中央で内向きに開くディスプレイにiOSのホーム画面ウィジェットが表示され、ヒンジ部分を中心に自然な湾曲を描いている

✅この記事では、折りたたみiPhone(仮)に内側24MPのアンダーディスプレイカメラが搭載されるという予測を中心に、カメラ構成・生体認証・発売時期の見立てまで整理します。あわせて、価格感や“何が新しいのか”も噂ベースで点検します。

どうも、となりです。

MacRumorsが伝えた最新のJP Morgan予測では、Apple初のフォルダブルに24MPの内側アンダーディスプレイカメラ(UDC)が入るとされています。UDCは画面の下にカメラを隠す方式で、これまでAndroidでは画質とのトレードオフから4〜8MP級が多かったのですが、24MPへのジャンプは「透過率や画像再構成で大きく前進した」ことを示唆します。今回はそのポイントを噛み砕きます。

要点まとめ

  • 内側UDCが24MP:6枚構成のプラレンズとの予測。従来UDCより明らかに高解像度。
  • 外側はパンチホール:閉じた状態の外屏にはパンチ式のフロントカメラ想定。
  • 背面はデュアル48MP:2眼とも48MPとの見立て(リーカー筋)。
  • 生体認証はサイドTouch ID:Face IDは採用しない可能性が高いとの複数報告。
  • 省略の可能性:コンパクト化のためLiDARやOISを見送るとの予測も。
  • 時期:2026年秋が有力という見方がある一方、設計決定の遅れで2027年への観測も残る。

詳細解説(技術・背景)

24MPアンダーディスプレイの意味

UDCは表示層を通して撮るため、光量不足や迷光で画質が崩れやすい方式です。今回の24MP/6枚レンズという予測は、透過層の最適化+計算写真の組み合わせで「細部の再現」を底上げする方針を示します。Appleはフォルダブル内側でのビデオ会議・FaceTime品質を「普通に使える」レベルまで引き上げたいはずです。

外側は従来通りのパンチホールとされ、閉じたままのカメラ体験を損なわない設計。背面は48MP×2のデュアル構成という見通しもあり、メインの静止画品質は現行Pro級の筋肉を残す狙いが見えます。

生体認証はサイドTouch IDか

複数の筋が一致しているのがサイドボタン内蔵のTouch ID採用説です。内側UDCの品質を追い込みつつ、UDCでのFace IDはあえて狙わない——この“役割分担”は、初号機ならではの割り切りとして妥当です。ヒンジや厚みの自由度を稼ぎつつ、開閉どちらの状態でも安定して解除できるのが利点なんですよね。

サイズ・重量と機能のトレードオフ

JP Morganの予測には、LiDARやOISの非搭載に触れる一節もあります。筐体を薄く軽く保つため、あるいは放熱・コスト配分の観点から、初号機ではカメラ周りの“盛りすぎ”を避ける判断があり得ます。量産前の試作段階では、ヒンジ構造やディスプレイ耐久の最適点探しが優先度上位になるはずです。

注目したいポイント

  • 「内側の顔」をどこまで綺麗にできるか:24MP UDCは会議・授業・配信の画作りに直結。UDCの弱点をどれだけ抑え込めるかが肝です。
  • 生体認証の割り切り:Touch IDメインは合理的。Face IDを外してでも薄さ・信頼性を優先するなら、フォルダブルらしい設計哲学です。
  • 発売時期は依然“2本立て”:2026年秋説と2027年へ延期説が並走。ヒンジの最終決定しだいで動く可能性があります。

Redditの反応まとめ

  • 「ベースでも$2,000〜$2,500(約¥314,000〜¥392,000)くらいでは?」という現実的な予想。
  • $4,000(約¥628,000)でも驚かない」という声もあり、価格は議論沸騰。
  • 「24MPは会議用には過剰かも。日常の自撮りを内側でやるのか?」という使い方目線の疑問。
  • 「計算写真で不足分を補うだろう」という推測も。
  • 「スマホは成熟。耐久や実用の完成度で勝負してほしい」という意見。

ひとこと:初号機は“画期的”より“普通に良い”を狙う

フォルダブルは、魔法のような新体験よりも日々の基本がきちんと回ることが信頼につながります。内側UDCの画質を底上げし、サイドTouch IDで確実性を担保する——そんな「地に足のついた設計」こそ、初号機にふさわしいと思うんです。価格よりもまず、UDCと認証の合わせ技が自然に使えるかに注目したいところです。

まとめ:24MP UDCは“見えない所”の大進歩

内側カメラを24MPのUDCに引き上げ、外側はパンチ、背面は48MP×2——役割分担の整理が見えてきました。生体認証はサイドTouch IDで堅実に。時期は2026年秋が本線ながら、ラインアップ全体の分割投入も絡んで揺れています。派手さよりも完成度。折りたたんでも開いても、日常にスッと溶け込む設計になってほしいというわけです。

ではまた!

 

 

Source: MacRumors, JP Morgan, Ming-Chi Kuo, Bloomberg, Reddit

※価格換算は $1=¥157(2025年11月 日本時間)を想定した概算です。