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iOS 18.7.1で「FOCUS_APP_INTENT_TITLE」?──アクションボタン設定が“開発者コード”に見える不思議なバグ

アクションボタン設定が“開発者コード”に見える不思議なバグ

✅ この記事ではiOS 18.7.1で一部のユーザーに起きている「アクションボタン設定の文言がコード名で表示される」現象を、なにが起きているのか/どこに影響するのか/今できる対処の順で整理します。「見た目が変だけど、使えるの?」という不安をスッと解きほぐしますね。

 

どうも、となりです。

設定を開いたら「FOCUS_APP_INTENT_TITLE」「LAUNCH.SHORTCUTS」みたいな大文字+アンダースコアのラベルだらけ。思わず「新しいプログラミング言語かな?」って笑ってしまいますよね。でもご安心を。これは中身が壊れたのではなく、“見た目の貼り紙(翻訳シール)”が一時的に剥がれているだけ──そんなイメージです。

最新動向:起きている現象は?

消えた“意味のラベル”

  • 場所:「設定」→「アクションボタン」内の各機能名(集中モード/カメラ/ライト/Shazam/翻訳など)。
  • 症状:通常の日本語ラベルの代わりに英字のキー文字列が表示。中にはlaunch.magnifierのように小文字混じりの項目も。
  • 機能影響:押せば普通に動く(起動・割当は可能)。見た目の不具合に留まります。

消えたのは“意味のラベル”だけ。ボタンの“役割”はそのまま生きています。

性能・仕組み:なぜコード名が見えるの?

表示に使われる文言は、内部ではローカライズキー(置き換え用の合言葉)で管理されています。本来はOSが対応する翻訳テキストへと差し替えますが、翻訳ファイルの読み込みに失敗したり、キャッシュが欠けたとき、キーそのものが表に出てしまうことがあるんですね。小文字の混在は、別のモジュールや辞書から文言を引いていることの名残と考えるとスジが通ります。

生活影響:困る度合いは?

  • 緊急度:低め。実行はできますが、設定時に迷いやすいという使い勝手の問題はあり。
  • 再発可能性:翻訳周りの小パッチで直る類。ベータ限定ではなく、安定版18.7.1でも報告が見られます。

いま出来ること:5つの軽い対処

  1. 再起動:いちど電源を切って入れ直す(翻訳キャッシュの再読込に効くことがあります)。
  2. 言語の切替&戻し:「設定」→「一般」→「言語と地域」で一時的に別言語へ→元の言語へ戻す。
  3. 地域の切替&戻し:上と同様に地域を一度変更→戻す。
  4. 設定のリセット:「設定のリセット(すべて)」でデータは消さずに表示系設定を再構築。
  5. 次の小アップデートを適用:Appleは翻訳差し替え小さなパッチにまとめてくるのが通例です。

※アクション自体は動作するので、急ぎでなければ“次の修正”を待つのも一案です。

 

 

気持ちのもやもやに寄り添うと

iPhoneの魅力は“細部の気持ちよさ”にありますよね。だからこそ、この手の表示崩れはちょっと残念。でも逆に言えば、内部の安全やデータには触れていない小粒な問題。ひと呼吸おいて、軽い対処から試してみるのがちょうど良さそうです。

まとめ:ラベルは剥がれた、でも中身は健在

今回の不具合は、翻訳ラベルの貼り替え失敗=見た目だけの問題が本質。ボタンは動く、設定もできる。次の小パッチで静かに解消される可能性が高いでしょう。ひとことで言うと──「表示は乱れても、道具は働く」。そんな一件です。

ではまた!

 

 

Source:

  • MacObserver