
✅この記事では、第2世代の折りたたみiPhone「iPhone Ultra 2」が早くも開発承認されたという噂を、第1世代やiPhone Airの動きとあわせて整理します。
- 要点まとめ:噂の中身と、いま分かっていること
- 第1世代はまだ発売前、それでも第2世代が動き出した
- ディスプレイは「流用」か「拡大」か、噂が割れている
- パネルを据え置く理由は、初代の高い部品コストにありそう
- もう一つの焦点は、苦戦するiPhone Airの旗色
- 発売は2027年秋、iPhone 20周年モデルと同じ舞台か
- 海外の反応:早すぎる第2世代と、折りたたみそのものへの賛否
- ひとこと:初代を見届ける前に、もう次へ
- まとめ:折りたたみへの本気度と、薄型の瀬戸際
どうも、となりです。
初代の折りたたみiPhoneはまだ店頭にも並んでいません。発表すらこれからの段階です。それなのに、もう次の第2世代の開発が社内でゴーサインを得た、という話が出てきました。気が早すぎるのでは、と思わず突っ込みたくなる流れですが、裏を返せばAppleがこの形に本気だということでもあります。
第2世代で何が据え置かれ、何が変わりそうなのか。そして同じプレミアム帯のiPhone Airがどうなっているのか。並べてみると、Appleが今どこに賭けているのかが少し見えてきます。
要点まとめ:噂の中身と、いま分かっていること
- リーカー発で、第2世代の折りたたみiPhone「iPhone Ultra 2」の開発がApple社内で承認されたという情報が出ています
- 第2世代はコスト削減のため、第1世代と同じディスプレイパネルを流用する見込みです
- ただWccftechはWccftechで、初代より「幅の広い」パスポート型の画面になると伝えていて、流用説と食い違う部分があります
- 発売は2027年秋、iPhoneの発売20周年モデルと同じ時期になるとの予測です
- 同じプレミアム帯のiPhone Airは販売不振で、次の世代が打ち切られる可能性も指摘されています
第1世代はまだ発売前、それでも第2世代が動き出した
話の出どころは中国のリーカー、Digital Chat Stationです。MacRumorsなどが伝えています。それによると、「iPhone Ultra 2」と呼ばれる第2世代の折りたたみiPhoneのプロジェクトが、Apple社内で正式に開発承認されたという話です。中国の情報筋では「立項」、つまり企画が正式に通った段階だと表現されています。

ここで一度、初代のおさらいをしておくと、第1世代の「iPhone Ultra」は2026年7月に量産を始め、9月に発表される予定と噂されています。製造上の最大の壁だったヒンジのめどが立ったという話も出ていて、量産入りの現実味は増していました(このあたりはヒンジ問題を克服して7月製造開始という噂で詳しく触れています)。仕様としてはSamsung製の7.8インチOLED、本体カラーは白系という見方が中心で、価格は2000ドル超という予測です(こちらは白が確定かというリーク画像のまとめに整理しています)。
つまり、初代がようやく形になりかけたこのタイミングで、もう次の設計に着手していることになります。新しいジャンルの製品でここまで早く第2世代へ進むのは、Appleとしてはなかなか踏み込んだ動きです。一度きりの実験ではなく、何世代も続けるつもりの製品ラインとして見ている、という受け取り方ができます。
ディスプレイは「流用」か「拡大」か、噂が割れている
第2世代でいちばん注目されているのが、ディスプレイの扱いです。複数の報道に共通しているのは、第2世代が第1世代と同じパネル(M16 OLEDやM14ディスプレイと呼ばれる世代)を流用するという見込みです。新世代のパネルをわざわざ起こさず、初代の資産をそのまま使うことでコストを抑える狙い、という読み方が中心になっています。
ところが、ここで少し話が食い違います。Wccftechは、第2世代が初代より「幅の広い」画面を採用し、パスポートに近い形状で表示領域を広げると伝えています。一方でMacRumorsや中国メディアは「流用(再利用)」という言い方をしていて、画面を広げるという話とは温度が違います。
パネルを流用しながら画面も広げる、というのは一見すると矛盾して聞こえます。ただ、考えられる筋としては、パネルの素材や製造世代は据え置きつつ、切り出すサイズや縦横の比率を変えて「より広く見える」形にする、というやり方はあります。逆に、単純に情報が割れているだけ、という可能性も残ります。画面が物理的に大きくなると断定できる段階ではない、というのが今のところ正直なところです。
パネルを据え置く理由は、初代の高い部品コストにありそう
なぜ第2世代でディスプレイを新しくしないのか。Wccftechは、その背景として部品コストの高さを挙げています。メモリ(LPDDR5X 12GB)とストレージ(256GB NAND)だけで、合わせて200ドル近くに達するという見立てです。折りたたみという構造そのものにお金がかかるうえ、中身の部品も高い。ここで毎回ディスプレイまで一新していたら、価格はますます手が届かなくなります。
ここからは少し予想になりますが、同じパネル世代を続けて使うのは、原価を下げる定番の手でもあります。一度立ち上げた生産ラインを長く回すほど、パネル1枚あたりのコストは下がっていきます。初代でかかった開発費や設備投資を、第2世代でも同じパネルを使うことで回収していく。そう考えると、Appleは折りたたみを「高いけれど採算は合う形」に落ち着かせようとしている、という見立てが立ちます。
もちろんこれはあくまで筋の話で、外れる余地もあります。初代が予想ほど売れなければ、第2世代でコストをかけてでもテコ入れする方向に変わるかもしれません。確定した戦略ではなく、初代の売れ行き次第で揺れる前提として見ておくのがよさそうです。
もう一つの焦点は、苦戦するiPhone Airの旗色
今回の噂で見落とせないのが、同じプレミアム帯にいるiPhone Airとの対比です。IT之家などによると、薄さを売りにしたiPhone Airは販売が振るわず、シリーズの存続そのものが危ぶまれています。次の「Air 3」はまだ試作やケース(金型)の段階にも達しておらず、2027年春に出るとされる「Air 2」の売れ行き次第で打ち切られる可能性があるといいます。
中国での数字はなかなか厳しく、度重なる値下げのあとでも、iPhone Airのアクティベーション数は約70万台にとどまっているそうです。Air 2については、チップが上位のA20 Proではなく標準のA20になるという噂も出ていて、デュアルカメラやバッテリー改善といった前進はあるものの、立ち位置はまだ定まっていません。
並べてみると、同じ「高価格の特別なiPhone」でも、折りたたみには第2世代まで先行して投資が入り、薄型は次が出るかどうかの瀬戸際にいます。Appleのプレミアム路線の力点が、薄さから折りたたみへ移りつつあるように見えるのは、この差からです。
発売は2027年秋、iPhone 20周年モデルと同じ舞台か
第2世代の登場時期は、2027年秋と予測されています。この秋はちょうどiPhoneの発売20周年にあたり、記念モデルとされる「iPhone 20 Pro / Pro Max」と同じタイミングで投入されるのではないか、という見方です。20周年という節目に、最上位の折りたたみと記念モデルが並ぶ構図ですね。
2027年は折りたたみ以外にも新製品の噂が多い年で、Appleの製品計画全体の中での位置づけは2027年の新製品ロードマップの噂まとめにまとめています。いずれも2027年の話で、今すぐ買うかどうかを迫られる種類のニュースではありません。むしろ、初代がこの秋どう迎えられるかを見てから、第2世代をどう考えるかという順番になります。
海外の反応:早すぎる第2世代と、折りたたみそのものへの賛否
第2世代の話そのものへの声はまだ多くないので、初代の折りたたみiPhoneに対する賛否も含めて拾いました。
Of course Apple are working on Ultra 2 and 3. Why put all of the features in v1 when you can drag them out over a half decade or longer?
Ultra 2や3を開発してるのは当然でしょう。何年もかけて小出しにできるのに、なんでv1に全部の機能を詰め込む必要があるんですか?
冷めた見方もありました。世代をまたいで少しずつ機能を出し惜しみしているだけ、という皮肉ですが、第2世代がここまで早く動くことへの自然な反応でもあります。
If Apple does release a foldable iPhone, that will pretty much kill the Android foldable segment and with it put a huge dent in the Android oems profit. In other words it going to be a blood bath for Android oems q4 2026. If the rumors are true.
もしAppleが折りたたみiPhoneを本当に出したら、Androidの折りたたみ市場はほぼ壊滅で、Androidメーカーの利益も大きく削られます。要するに2026年第4四半期はAndroid勢にとって血の海ですよ。噂が本当なら、ですが。
市場へのインパクトを読む声です。先行してきたAndroid勢にとって、Appleの参入がどれだけ重いかという期待まじりの見方で、ここは噂が当たればの話だと本人も添えています。
At 2K+ for a device that…folds, with potentially worse battery life and worse cameras it's a hard HARD pass from me. I still fail to see what benefit this brings for double the cost of a pro iPhone. A bit more screen real estate? What else?
2000ドル超で、ただ…折りたためるだけ。電池持ちもカメラも悪くなりかねない端末なんて、自分は絶対に見送りです。Pro機の倍の値段に見合う利点が、いまだに分かりません。画面が少し広い、それ以外に何が?
価格への懐疑はやはり根強いです。Pro機の倍を払って得られるのが画面の広さだけなら割に合わない、という指摘で、折りたたみが越えないといけないハードルをそのまま言い当てています。
Im looking forward to this. I plan on saving up. if i can have both an Iphone and Ipad Mini in one device, this is something i greatly want!
これは楽しみです。お金を貯めるつもり。iPhoneとiPad miniを1台にまとめられるなら、すごく欲しいですよ!
素直な期待の声もちゃんとあります。iPhoneとiPad miniが1台になるなら高くても欲しい、という人にとっては、価格の高さは貯金で乗り越える前提の話になっているのが面白いところです。
ひとこと:初代を見届ける前に、もう次へ
個人的にいちばん引っかかったのは、Appleが初代の反応を確かめる前に、もう第2世代へ手を伸ばしている点です。慎重なイメージのある会社が、折りたたみではずいぶん前のめりに見えます。そのぶん、薄さで勝負したiPhone Airの旗色が悪いのと並べると、どの形に未来を賭けるかの選択が、想像以上にはっきり出ているように感じました。
まとめ:折りたたみへの本気度と、薄型の瀬戸際
第2世代の折りたたみiPhoneがもう動き出したという話は、Appleが折りたたみという形に本腰を入れている表れだと受け取れます。初代がまだ発売前なのに次の設計へ進み、しかもコストを抑える方向まで具体化している。ここまで来ると、一過性の実験ではなく、長く続ける前提の製品ラインとして考えているように見えます。
その一方で、薄さを売りにしたiPhone Airは旗色が悪く、同じプレミアム帯でもAppleの力の入れ方が分かれてきました。折りたたみが当たるか、薄型が盛り返すか。その行方は、2026年秋に出る初代の初動と、2027年春に控えるiPhone Air 2の売れ行きが映し出していきます。今回の噂は、その大きな分かれ道の入り口を示す一枚だと思います。
ではまた!
折りたたみや薄型の話になると、決まって電池持ちが気になります。次の特別なiPhoneを待つあいだ、今の端末の充電を磁石でぴたっと足せるMagGoは、机でも外でも取り回しが楽でした。
AmazonSource:Wccftech、MacRumors、IT之家、MacRumors Forums①、MacRumors Forums②、MacRumors Forums③、MacRumors Forums④