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iPhoneは終わらない?クックCEOが語る「20周年への自信」

グランド・セントラル駅のアップルストアにて、インタビュー中に笑顔を見せるティム・クックCEOとインタビュアー

✅この記事では、ティム・クックCEOが語った「iPhoneにはまだできることがたくさんある」という発言の中身と、2027年の20周年を前にAppleが何を守ろうとしているのかを追います。

AirPods Max 2の発表や次の製品群の噂も並ぶ今、iPhoneがこれからも中心なのか、それとも役割が少し変わるのかが見えてきます。

どうも、となりです。

今回の話、ぱっと見ではよくあるCEOコメントに見えます。実際、「まだまだ進化できます」と言うだけなら、どの会社でも言えますよね。

ただ、Appleの今の状況と重ねると、少し見え方が変わります。空間コンピューティング、AI、オーディオ、ホーム製品と広げつつも、クックCEOはその中心からiPhoneを外していません。ここ、けっこう大事です。

要点まとめ:iPhoneは「主役交代」より「中心の再定義」に向かっている

今回の発言で見えたのは、AppleがiPhoneを終わる製品として見ていないことです。新しいカテゴリが増えても、まずはiPhoneを軸に回す考え方がかなり強く残っています。

一方で、求められている進化が昔と同じではないのも事実です。性能やカメラだけでは驚きが生まれにくくなり、AIや周辺機器とのつながりまで含めて評価される段階に入っています。

  • ティム・クックCEOは、iPhoneについて「まだできることはたくさんある」と発言
  • 同時に、iPhoneは今後も人々のデジタルライフの中心であり続けるとの考えを示した
  • 2027年にはiPhoneが20周年を迎える
  • Appleの2026年度第1四半期では、iPhoneが過去最高売上を記録し、全地域で強い需要が続いた
  • 新カテゴリとして空間コンピューティングやAR系の報道はあるが、iPhoneを置き換える話にはまだなっていない
  • その一方で、海外では「進化が小さいままでは説得力が弱い」という反応もかなり目立つ

iPhoneはもう完成に近いから終わり、という話ではありません。Appleはむしろ、iPhoneを単体製品ではなく、AIや音、ホーム製品までつなぐ中心装置としてもう一段使い直そうとしているように見えます。ただ、その考え方が歓迎されるかどうかは、20周年モデルで「言葉」ではなく「体験の差」を出せるかにかかっています。

クックCEOが実際に語ったこと


www.youtube.com

MacRumorsによると、クックCEOはニューヨークのグランドセントラル駅でNikias Molina氏のインタビューに応じ、iPhoneについて「まだできることはたくさんある」と話しました。さらに、iPhoneはこれからも人々のデジタルライフの中心であり続けると述べています。

もうひとつ印象的だったのが、「iPhoneは非常に長い間、存在し続けるだろう」という言い方です。新しい製品カテゴリを増やしているAppleのトップが、ここまでストレートにiPhoneの継続性を口にしたのは、けっこう分かりやすいサインです。

この発言が軽い強気コメントだけで終わりにくいのは、数字がちゃんとついてきているからです。Appleは2026年度第1四半期の業績で、iPhoneが過去最高の四半期になったと説明していて、需要は全地域で強かったとしています。

なぜ今もiPhoneが中心と言えるのか

まず前提として、Appleが今広げている領域はiPhoneと競合するものばかりではありません。Vision Proのような空間コンピューティング製品や、将来のARグラスが出てきたとしても、認証、通信、通知、支払い、アプリ基盤まで全部を一気に肩代わりできるかというと、まだそこまでは見えていません。

ここで少しややこしいのが、「新カテゴリが出る」と「iPhoneの役割が消える」は別の話だという点です。海外コメントにもあったように、Appleが新しく触っているカテゴリは、今のところiPhoneを置き換えるというより、iPhoneにぶら下がる形で広がっている面が強いです。

この流れを具体的な製品で見ると分かりやすいです。たとえば比較の前提として、AirPods Max 2がついに登場!H2チップで1.5倍の消音力、ライブ翻訳など「知能」が大幅進化でも触れているように、Appleは音の製品にもApple Intelligence寄りの機能を広げ始めています。

AirPods Max 2自体は2026年3月16日に発表され、H2チップ、強化されたノイズキャンセリング、Adaptive Audio、会話感知、ボイスアイソレーション、ライブ翻訳に対応しました。ただ、これも主役が完全にヘッドホンへ移ったというより、iPhoneを中心に体験が広がる方向の進化なんですよね。

このあたり、機能名だけ並ぶと少し固く見えますが、使う側の言葉にするとだいぶ分かりやすいです。ボイスアイソレーションは、外で電話していても自分の声を相手に届けやすくする機能ですし、会話感知は人と話し始めたときに聞こえ方を自動で調整してくれるイメージです。Adaptive Audioも、周りの音に合わせて聞こえ方を寄せてくれるので、細かい設定を触らなくても使いやすくなる方向ですね。

20周年を前に見えてきた「次の役割」

2027年、iPhoneは20周年を迎えます。この節目が近いからこそ、今回の発言は単なる景気づけより、次の役割を先ににじませたものとして見るほうが自然です。

とはいえ、20周年モデルの仕様はまだ確定していません。折りたたみ型や全画面寄りのデザインなど、いろいろな噂はありますが、Appleが公式に触れているわけではありません。

検証の入口としては、iPhone 20の噂:20周年モデル6大進化と発売時期が近い話です。20周年で見られているのは、見た目の派手さだけではなく、Face IDや画面設計、筐体の整理まで含めて「iPhoneらしさをどう更新するか」という部分です。

ここで気になるのは、ユーザーが期待している進化と、Appleが考えている進化が少しズレているかもしれないことです。ユーザー側は「分かりやすい新しさ」を求めやすいですが、Apple側は「中心装置としての完成度」を積み上げようとしているようにも見えます。

周辺の製品群を見ても、iPhoneを軸にした動きが多い

今回の話をiPhoneだけで閉じると、少し見誤りやすいです。Appleは周辺の製品ラインでも、今年から来年にかけていろいろな更新が見込まれています。

たとえば比較の目線では、iPhone 17e実機レビュー解禁!MagSafeと256GBで盤石の「上質入門機」へのように、エントリー寄りのiPhoneでも役割の広さを保とうとする流れが見えています。安価モデルでも「中心装置」でいられるかは、Appleにとってかなり重要です。

さらに仕組みの前提として、M5 Mac mini/Mac Studioは来年中頃に発売へ Bloombergが時期を報告で触れたMac側の更新や、新型Apple TV 4Kは26年春?A17 Pro採用とAI対応、3年ぶり刷新の全貌のようなホーム側の噂も、全部が別々に走っているというより、Apple Intelligenceや連携体験を前提に動いている感じがあります。

ただ、このあたりは未発表の部分も多いです。ARグラス、AIペンダント、次のApple TVや折りたたみiPhoneまで含めると、どこまでが製品化され、どこまでが開発段階なのかはまだ線引きが必要です。

注目したいポイント:革新は「新しい形」より「中心を守る進化」かもしれない

毎年のiPhoneがマイナーアップデートに見えやすいのは、ある意味で当然です。スマホはもう、電話機というより生活の基盤に近い存在なので、土台を壊すような変化は入れにくいからです。

でも、だからといって何も変わらないわけではありません。AIの使い方、音声操作の実用性、アクセサリや他デバイスとの結びつき、カメラや電池の積み上げまで含めて、中心装置としての完成度はまだ上げられる余地があります。

正直、ここはワクワクする未来というより、かなり手堅い守りにも見えます。iPhoneが中心であり続けるということは、裏を返すとARグラスやAI機器のような新しいデバイスが、まだ単体では立ち上がれていないということでもあるからです。

ぼくがいちばん気になるのは、20周年モデルでその進化をどう見せるかです。派手な見た目だけなら一瞬で話題になりますが、本当に長く効くのは、毎日触るたびに「あ、ここ変わったな」と感じる部分だからです。

海外の反応:期待よりも、皮肉と現実論が並んだ

ひとつは「また強気なことを言っている」という皮肉です。もうひとつは「でも実際、iPhoneが中心なのは事実だ」という現実論で、反応はかなり割れていました。

進化が小さいままでは弱いという声
「まだできることが多い」と言いながら、毎年の変化が小さすぎるという不満はかなり目立ちました。言葉より、まず体験差を見せてほしいという温度です。
iPhoneはもはや製品よりインフラという見方
一方で、iPhoneはAppleのシリコン開発やサービス収益を支える中心装置で、新カテゴリはそれに接続されるだけだという冷静な分析もありました。
CEO発言としては当然、という皮肉
「iPhoneの会社のCEOが、iPhoneにはまだやれることがあると言うのは当たり前」という反応もあり、発言そのものへの驚きは薄めでした。
ユーザーが欲しいのはもっと具体的な改善
Siriで1回の音声指示だけで曲再生と音量調整まで済ませたい、といったかなり実務的な注文も出ていて、期待は抽象論ではなく操作の快適さに向いています。

となりの見方:iPhoneがまだ中心だという話には説得力がありますが、それだけだと買い替えの理由にはなりにくいです。20周年で評価が上がるのは、未来っぽい言葉を増やしたときではなく、毎日の使い方の小さな面倒をまとめて減らせたときだと思います。

ひとこと:Appleは「次の主役」より「今の中心」の延命に本気です

今回の発言を聞いて、AppleはiPhoneの次を急いでいるというより、iPhoneをもっと長く中心に置ける形へ作り替えようとしているんだなと感じました。これは保守的にも見えますが、実際にはかなり現実的です。いきなり全部を別デバイスへ移すより、いま一番強い場所を伸ばすほうが成功しやすいからです。

ただ、それで納得されるのは進化が見えたときだけです。言い換えると、20周年モデルは「まだまだ続くよ」という宣言ではなく、「だから続いてほしい」と思わせる中身が必要になります。

まとめ:20周年前のメッセージは強いが、次は中身が問われる

クックCEOは、iPhoneにはまだできることがたくさんあり、これからもデジタルライフの中心であり続けると話しました。業績面でも、その強気を支える数字は出ています。

その一方で、海外の反応を見ると、もう抽象的な期待だけでは届きにくい空気もはっきりあります。2027年の20周年で新しい体験まで見せられるなら、この発言はかなり重みを持ちます。逆に、見た目や呼び方だけの変化なら、冷ややかに受け止められる場面も増えそうです。iPhoneの未来はまだ長い。ただ、その長さを信じさせるのは、次の1台の出来です。

ではまた!

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Source: MacRumors