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iPhone 18は“空白の秋”に?Air延期で変わる2026年ラインナップの行方

iPhone 18のイメージレンダー。ベゼルが極めて細く、画面全体がほぼフルディスプレイ化されたデザインが描かれている。背面には青を基調とした背景に“18”の数字が重なる。

✅この記事では、2026年の「iPhone 18」ラインナップが大きく変わる見込みを整理します。9to5MacのRyan Christoffel氏による最新レポートをもとに、iPhone Air 2の延期がどんな影響を与えているのか、そしてAppleがどんな方向へ舵を切ろうとしているのかを見ていきましょう。

どうも、となりです。

ここ数日、iPhoneのロードマップがちょっとした“パズル状態”になっています。きっかけは「iPhone Air 2」の動き。ほんの数日前まで「発売延期」と言われていたのに(→iPhone Airの売れ行きが悪く、Appleは次世代版の発売を延期か)、続報では「2027年春に再登場予定」と伝えられました。たった数日の間にスケジュールが動いたわけですから、iPhone 18シリーズ全体に影響が出るのも当然ですよね。

つまり、2026年のiPhoneは“再編の年”になるかもしれません。Appleがラインをどう整理し、どんな形に再構築するのか。そこに今、注目が集まっています。

iPhone 18シリーズは「4本柱」から「再設計」へ

9to5Macによると、2026年秋のiPhone 18シリーズは、これまでの「4モデル構成(無印・Plus・Pro・Pro Max)」をやめ、新しい組み合わせになる可能性が高いそうです。

もともとAppleは「iPhone Air 2」「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」「iPhone Fold」の4機種を出す計画でした。しかしAir 2が延期されたことで、2026年秋のラインナップが大きく揺らいでいます。

秋のラインナップは“3モデルだけ”の可能性

もしこのまま変更がないと、2026年秋に登場するのは次の3モデルに絞られる見通しです。

  • iPhone 18 Pro
  • iPhone 18 Pro Max
  • iPhone Fold(折りたたみiPhone)

つまり、「無印iPhone 18」が秋に登場しないかもしれないんです。Appleが毎年4モデル体制を続けてきたことを考えると、これはかなり異例な展開ですよね。

しかもエントリーモデルが$799(約13万円)から$1,099(約18万円)に一気に上がる構成になります。ユーザーにとっては選びづらく、Appleにとっても販売面でのチャレンジになるでしょう。

Appleは当初、この「無印iPhone 18」を春にずらす予定だったそうですが、この状況を受けて再検討に入っている可能性もあります。もし秋に戻すなら、これまでのリズムが保たれる形になりますね。

 

 

「Airの穴」をFoldが埋めるか、それとも…

では、Airが抜けた空席をどう埋めるのか。鍵を握るのが「iPhone Fold」です。Appleが初めて投入する折りたたみモデルとして注目されていますが、価格も高く、初期の出荷台数は限られる見込みです。つまり、販売台数よりも「話題性」を重視したモデルになりそうなんです。

一方で、Appleが“薄型ライン”そのものを捨てたわけではありません。JPモルガン系の分析によると、「iPhone Air 2/3の開発は継続中」とのこと(→超薄型iPhone Airの後継機は依然として開発中)。つまり、いったん休止して“仕切り直す”形なのかもしれません。

ひとこと:整理は「次の始まり」

ここ数年のiPhoneラインは、AirやPlusなど価格帯が近く、ちょっと複雑になっていましたよね。今回の動きは、そうした重なりを整理して「軸をはっきりさせる」流れに見えます。Appleは一度シンプルに戻したあと、再び新しい概念を加えることが多いんです。

つまり、2026年の“空白”は単なる穴ではなく、再構築のためのスペース。Appleらしい「余白の設計」なんじゃないかと思います。

まとめ:2026年は“リセットの年”になる

iPhone Air 2の延期が ドミノ のように他のモデルへ影響し、結果的にApple全体の構成を見直す流れが生まれています。2026年のiPhoneラインは一見不完全に見えるかもしれませんが、それこそが次への助走。Appleがこの“空白の一年”で何を仕込んでくるのか、楽しみですよね。

ではまた!

 

 

Source: 9to5Mac, The Information, JP Morgan, TD Cowen