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iOS 26でWalletアプリが進化|保存したクレジットカードの「完全情報」に対応

iOS 26でWalletアプリが進化|保存したクレジットカードの「完全情報」に対応

✅ この記事では、「iOS 26」でWalletアプリに追加されたクレジットカード保存機能の最新状況を整理し、その仕組みや日本ユーザーへの影響を解説します。

 

どうも、となりです。

ネットショッピング中に「カード番号どこだっけ?」と財布を取りに行った経験、ありますよね。これまではWalletアプリを開いてもApple Card以外は末尾4桁しか表示されず、結局1Passwordやメモ帳アプリに頼るしかありませんでした。iOS 26からはその不便さが大きく解消され、Walletに「カードの完全情報」を追加できるようになりました。いよいよiPhoneが本格的に「財布代わり」に近づいています。

操作手順(正確なステップ)

iOS 26でカードの完全情報をWalletに登録する方法は次のとおりです:

  1. Walletアプリを開き、すでに保存しているカードを選びます。
  2. カード上部にある「123」のような番号表示アイコンをタップし、Face IDまたはパスコードで認証します。
  3. 表示される「Add Physical Card Information」(物理カード情報を追加)を選びます。
  4. 以下の情報を入力可能です:
    • カード番号(全桁)
    • 有効期限
    • セキュリティコード(CVV/CVC)
    • 名義人(カードに記載された名前)
    • 任意の説明(メモ欄)
  5. 入力を終えたら「完了(Done)」をタップして保存します。

保存した情報はiCloudキーチェーンに暗号化され、自分だけが認証を通じて確認できます。Apple Payの決済には使われない点も明記されており、安心して参照用として活用できます。

Passwordsアプリとのすみ分け

昨年登場した「Passwords」アプリは、ログインIDやパスワード管理に特化しており、クレジットカードの管理は対象外でした。そのため多くのユーザーは1Passwordなど外部アプリと併用していました。

今回のアップデートで「Passwords=ログイン帳」「Wallet=カードケース」という役割が整理され、Apple公式の仕組みだけでアカウント情報とカード情報をほぼ完結できるようになったのは大きな進化です。外部サービスからの乗り換えを検討する人も出てきそうです。

日本向けの注意点

事実:日本国内で発行されたVisa・Mastercard・JCBなどのカードも、Walletに完全情報を保存可能です。ただし自動入力が効かず、手入力が必要なケースがあります。

考察:日本ではオンライン決済の多くで「カード番号+有効期限+セキュリティコード」の入力が必須です。これをWalletにまとめて保存できるのは非常に実用的で、特に外出先で通販やチケット購入をするときに役立ちます。財布を取り出さずにiPhoneだけで確認できる安心感は大きいでしょう。

ただし、国内の銀行や通販サイトの中には、ワンタイムパスワードや専用アプリ連携などの追加認証を必須とするケースもあります。そうした場合はWalletに保存した情報だけでは決済を完了できず、従来どおり追加の操作が必要です。

プライバシーとセキュリティ

Appleは「保存されたカード情報は暗号化され、ユーザー本人にしか見えない」「Apple Pay決済には利用されない」と強調しています。暗号化はiCloudキーチェーンで行われ、生体認証やパスコード認証も必須。第三者に覗かれるリスクは非常に低いと考えられます。

さらに、この保存は完全にオプションです。従来通り末尾4桁だけ表示させておくことも可能で、プライバシー重視派にも配慮された設計です。

まとめ

iOS 26でWalletアプリが迎えた進化は、「物理カードを完全に置き換える」にはまだ到達していませんが、確実にその方向に近づいています。Passwordsアプリとのすみ分けも明確になり、Appleのエコシステム内で生活の大部分を完結できる安心感が強まりました。

日本のユーザーにとっても、カード情報を安全かつ手軽に持ち歩けるメリットは大きく、日常のちょっとしたストレスを解消してくれるアップデートになるでしょう。

ではまた!