来年のiPhone 18シリーズは“チタン復活”？──Air 2とFoldが担うAppleの素材戦略の変化

噂によると、来年のiPhoneラインナップにはチタンがさらに追加されるみたい

✅この記事では、iPhone 18シリーズ（2026年モデル）でチタン素材が再び増えるという噂について整理します。Appleは2023年のiPhone 15 Proで初めてチタンを導入しましたが、その後の展開は少し複雑。iPhone 17ではProモデルから外れ、Airモデルに採用されるという“逆転現象”が起きました。では、なぜ来年ふたたびチタンが増えるのか──その背景を見ていきましょう。

来年のiPhone 18シリーズ、チタンは「半数」に戻る？
なぜAppleは「チタン⇔アルミ」を行き来するのか
iPhone Airの立ち位置──“Pro Lite”から“新主役”へ？
折りたたみiPhoneの素材戦略──チタンは「必然」
素材から見るiPhoneの“役割分担”
まとめ：チタンは“Proの象徴”から“Appleの共通言語”へ

どうも、となりです。

今年のiPhone 17ラインナップはかなり大胆でしたよね。新登場のiPhone AirがPlusを置き換え、Proモデルがアルミに戻るという予想外の変化。Appleが素材選定をどう考えているのか、正直気になっている方も多いはずです。

この記事を読むとわかること：
・iPhone 18シリーズでチタンがどこまで増えるのか
・Appleが素材を“戻した理由”と“また使う理由”
・折りたたみiPhone（Fold／Ultra）との関係

来年のiPhone 18シリーズ、チタンは「半数」に戻る？

9to5Macによると、2026年のiPhoneラインナップは次の4モデルになると噂されています。

iPhone Air 2
iPhone 18 Pro
iPhone 18 Pro Max
iPhone Fold（またはiPhone Ultra）

このうち、チタン素材が採用されるのはiPhone Air 2とiPhone Fold（またはUltra）の2モデル。つまり、来年は全4モデルのうち半分がチタンボディになる見込みです。

少し意外なのは、チタンの“本家”であるProシリーズが今度はアルミのままになること。iPhone 18 Proの噂では可変絞りカメラなど内部進化が注目されていますが、外装は軽量・放熱重視の設計へ戻る見通しです。

なぜAppleは「チタン⇔アルミ」を行き来するのか

チタンは軽くて強く、高級感もある理想的な素材ですが、加工コストと生産歩留まり（良品率）の課題を抱えています。とくにPro Maxサイズでは、わずかな歪みや塗装ムラが問題になりやすい。2025年のiPhone 17シリーズでアルミを採用したのは、その“調整期間”だった可能性が高いです。

一方で、AirシリーズやFoldモデルのような新カテゴリでは、軽量化と剛性確保を両立できるチタンが不可欠。折りたたみ機構を持つiPhone Foldでは、ヒンジ部や外装の強度を保つためにチタンが最適と見られます。実際、折りたたみiPhoneの最新噂でも、耐久性重視の構造が報告されています。

つまりAppleは、製造ラインの成熟を待ちながら、用途に応じて素材を最適化している段階なんです。

iPhone Airの立ち位置──“Pro Lite”から“新主役”へ？

現行のiPhone Air（第1世代）は、軽量チタンボディで登場したにもかかわらず、販売面ではやや苦戦しているようです。元記事のコメントでも、「店頭で唯一すぐ買えるモデル」「miniやPlusのように消えるのでは」という声も出ています。

ただしAppleは、Airを単なる“中間機種”ではなく、新しいデザインプラットフォームとして育てようとしている節があります。iPhone 18の噂でもデザイン刷新の兆候が見られ、Air 2がチタンを維持するのはまさにその方向性の表れかもしれません。

折りたたみiPhoneの素材戦略──チタンは「必然」

折りたたみiPhone（Fold／Ultra）は、ヒンジ構造の精度と耐久性が命。そこに軽くて頑丈なチタンを使うのは自然な流れです。Appleはすでに特許で、“チタン合金ヒンジ＋超薄型ガラス”の設計を申請しており、サプライチェーン上でも素材の流れが強化されています。Proモデルでは差別化が薄れつつある一方で、Foldでは“チタン＝高級の象徴”が再び機能しそうです。