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Apple、折りたたみ「iPhone Fold」で販売増狙う──2026年のiPhone 18シリーズは9,500万台規模に

Apple、折りたたみ「iPhone Fold」で販売増狙う──2026年のiPhone 18シリーズは9,500万台規模に

✅ この記事では、「iPhone Foldを含むiPhone 18シリーズの量産体制と販売見込み」の最新状況を速報として整理し、その背景や国内ユーザーへの影響を解説します。

 

どうも、となりです。

ここ数年「いつ出るのか」と噂され続けてきた折りたたみiPhoneが、ついに現実のものとなりそうです。日経の報道によると、Appleは2026年に発売予定のiPhone 18シリーズで9,500万台の出荷を見込み、その中に新しい「iPhone Fold」を含めるとしています。従来のiPhone 17シリーズが8,500万台規模だったので、1割以上の増産計画。Appleが久々に大きな勝負に出ることが見えてきました。

折りたたみiPhoneが牽引する“ハロー効果”

今回の出荷見込みで特に重要なのは、Appleが「Foldだけでなく通常のiPhone 18にも需要が波及する」と見ている点です。話題性のある新カテゴリが加わることで、全体のラインナップに対する購買意欲が底上げされる──いわゆる“ハロー効果”を狙っているわけです。

かつてiPhone Xがそうであったように、新しいデザインや仕組みを持つモデルは注目を集め、その勢いで従来型モデルも売れる傾向があります。Appleが今回9,500万台という強気な数字をサプライチェーンに伝えている背景には、このパターンが確信としてあるのでしょう。

サプライチェーンの動きとインド生産

報道によると、iPhone Foldはまず台湾工場で試作され、量産ラインはインドに移される計画です。ここ数年AppleはiPhoneのインド生産比率を高めており、すでに米国で販売される多くのiPhoneはインドで組み立てられています。今回のFoldでもこの流れが続く見込みで、関税や供給リスクの回避を意識した戦略が見て取れます。

もちろん、Appleは需要次第でオーダー数を柔軟に調整します。初期需要が想定を超えれば追加増産、逆に伸び悩めば減産もあり得る。この“変幻自在”な調達管理がAppleの強みでもあります。

ラインナップの広がりとFoldの立ち位置

iPhone 18シリーズは「Pro」「Pro Max」「Air 2」に加え、「Fold」という新しい選択肢が登場する予定です。価格帯は当然20万円を超える可能性が高く、既存の折りたたみスマホ市場(SamsungやHuaweiなど)を見てもハイエンド領域がターゲットになるでしょう。

ただし、Appleが参入することで折りたたみスマホが一気に「特別なガジェット」から「普通に検討される選択肢」へと変わる可能性は大いにあります。すでに iPhone Fold関連の別記事 でも紹介した通り、Foldは高速通信や新しいチップ設計と組み合わせて展開される見通しです。

日本向けの注意点

日本市場で最大のネックはやはり価格です。折りたたみモデルは他社製品でも20万円を軽く超えています。Appleの場合はブランドプレミアムが上乗せされるため、30万円近くになる可能性も否定できません。ここでキャリアの分割購入制度や下取りプログラムが普及にどこまで寄与するかが焦点になります。

また、Appleがインド生産を中心に据えることで、日本向け端末の供給がどの工場から来るかも価格や流通に影響します。円安や物流コストの変動も考えると、国内販売価格は為替次第で不安定になる可能性があります。

まとめ

iPhone Foldは単なる新カテゴリではなく、Appleが全ラインナップを押し上げるための“目玉モデル”としての役割を担うでしょう。9,500万台という数字は、Appleの自信の表れであり、折りたたみiPhoneが現実に市場を動かす力を持つことを示しています。2026年、スマホ市場の景色はまた大きく変わりそうです。

ではまた!