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ドコモオンラインで認証エラー|Safariで試したらあっさり解決した話

ドコモオンラインで認証エラー|Safariで試したらあっさり解決した話

✅ この記事では、ドコモのログインや購入手続きで表示される「パスキー認証エラー」の原因と直し方を、だれでも理解しやすい形で整理します。iPhoneでChromeだと失敗し、Safariに切り替えたら通った——そんなケースの理由もスッキリ解説します。

 

どうも、となりです。

オンラインで端末を買う最中に認証でつまずくと、心が折れますよね。今回は「ChromeだとダメでSafariにしたら一発OK」のナゾを、イメージと手順でやさしくひも解きます。結論から言うと、カギ(=パスキー)の保管場所と取りに行くルート(=ブラウザ)の違いが原因です。

なにが起きていたの?(まず全体像)

パスキーは「カギ」です。このカギは iPhone 標準の「カギ置き場」(iCloudキーチェーン)に保管されます。Safari はこの置き場と直結。だから、必要になったらすぐ取り出してログインできます。

一方、Chrome は別の置き場(Google パスワードマネージャーなど)からカギを探します。そこにカギがまだない、連携が弱い、設定が途中……といった状態だと「カギが見つからない」→ 認証エラー、となりがちです。
つまり、Safariは標準の置き場から即アクセスできるから通りやすい、という単純な理屈です。

チェックポイント(失敗しやすい原因)

  • パスキー自体が未登録:その端末・そのアカウントにパスキーがないと、ブラウザは取り出せません。
  • 保管場所のズレ:SafariはiCloud、ChromeはGoogle系。片方にしかカギがないと、もう片方では見つからないことがあります。
  • 生体認証/画面ロックが未設定:パスキーは端末のロックとセット。ロック未設定だとエラー化しやすいです。
  • 古いOS/ブラウザ:古いiOSや古いブラウザだとパスキー周りの対応が不足していることがあります。
  • Cookie/自動入力の干渉:設定画面に飛んだ後に戻るとキャンセル扱いになる、などの細かい罠もあります。

最短ルート:まずSafariで正しく通す

  1. iPhoneのロックと生体認証を確認(設定 → Face ID/パスコード)。
  2. Safariを最新にし、iOSも最新化しておく。
  3. ドコモのログイン画面でパスキーでのサインインを選択。ダイアログが出たら、Face ID/パスコードで承認。
  4. 成功したら、そのまま購入手続きを完了させる。

これで「Safariなら通る」状態はクリア。以降は「Chromeでも通したい」人向けに調整します。

Chromeでも通したい人の調整(必要な人だけ)

  1. Chromeを最新化し、パスワードマネージャーをオンに。
  2. ドコモでいったんパスワードでサインイン → アカウント設定からパスキーの再登録を行う。登録時にChromeのダイアログで保存まで完了させる。
  3. 次回ログインで、Chromeのパスキー使用を選び、サインインできるかをテスト。

ポイントは「Safari側(iCloud)にあるカギ」と「Chrome側(Google)のカギ」をそれぞれの置き場に用意しておくこと。これで両刀使いが安定します。

それでも失敗するときのQ&A

Q. 途中で「設定」アプリに飛んで戻るとキャンセル扱いになる…

A. その画面遷移が原因のことがあります。いったん自動入力/パスワード関連をオフにしてから再試行し、完了後に戻すと安定することがあります。

Q. どの端末のパスキーが有効なのかわからない…

A. ドコモのアカウント管理から登録済み端末のパスキーを確認・整理しましょう。使っていない端末分は解除→再登録で分かりやすくなります。

Q. そもそもパスキー使いたくない/うまくいかない

A. 一時的にパスワードでログイン→手続き完了後にパスキーを再設定する方法もアリです。まず目的(手続き完了)を優先しましょう。

今日のポイント(図解イメージ)

イメージはこうです:

  • Safari=家の玄関。iCloudのカギ置き場に直結 → ほぼノータイムで開錠。
  • Chrome=裏口。別のカギ置き場(Google側)から取りにいく → 置いてないと開かない。

だから、Safariで成功したのは自然な挙動。Chromeでも使うなら、Chrome側の置き場にもカギを置くだけでOK、というわけです。

まとめ

  • 認証エラーの正体は「カギ(パスキー)の置き場」と「取りに行くルート」のミスマッチ。
  • まずはSafariで通す → iCloudのカギを使って確実に開ける。
  • Chromeでも使いたいなら、Chrome側にもパスキーを登録して両対応に。
  • うまくいかない時は、生体認証/画面ロック・OS/ブラウザ更新・自動入力設定を点検。

同じ現象に遭遇した人のモヤモヤが、ここでスッと晴れますように。

ではまた!