
✅ この記事では、AirPods Pro 3に搭載された新機能「Precision Finding」の最新状況を整理し、その仕組みや国内ユーザーへの影響を解説します。
どうも、となりです。
第3世代AirPods Proは数々の改良点で注目を集めています。ケースに内蔵されたU2チップによる精度の高い位置特定(Precision Finding)、スピーカー搭載による音での探索など、ユーザーにとってありがたい機能が増えました。しかしよく見ると、その恩恵をフルに受けられるのは「iPhone 17ユーザー」だけ、という落とし穴もあるのです。
AirPods Pro 3の新しい位置探索機能
AirPods Pro 3の充電ケースには、第2世代Ultra Wideband(U2)チップが搭載されました。これにより「探す」アプリを使って最大200フィート(約60メートル)まで位置特定が可能に。従来のU1チップを搭載したAirPods Pro 2やAirTagと比べて最大3倍の距離で見つけやすくなっています 。
さらにケース自体にスピーカーが内蔵されているため、紛失した際には音を鳴らして場所を特定できるのも安心材料です。
落とし穴:iPhone 17がないと性能がフル発揮されない
ここで注意すべきなのがAppleのマーケティング注記。精度向上による「1.5倍の探索距離」は、AirPods Pro 3をiPhone 17とペアリングしたときにしか有効になりません。つまり、U2チップを搭載したiPhone 15やApple Watch Ultra 2と組み合わせても、最大性能は引き出せないのです。
この点については当サイトの詳報 「AirPods Pro 3最新情報 — 特徴・新機能・全機種からの差分」 でも触れています 。
iPhone Airについては明記されていませんが、iPhone 17シリーズと同じ扱いになる可能性が高いと見られています。ネーミングの違いがユーザーに混乱を招く恐れもあり、今後のAppleの説明が注目されます。
国内ユーザーへの影響
Precision Findingはすべての国で利用できるわけではなく、Ultra Widebandの周波数規制によって制限される地域があります。日本では既にUWBの利用が認められているため、AirTag同様にPrecision Findingを活用できます。ただし、旧機種との組み合わせでは「200フィートの探索距離」を体験できない点に注意が必要です。
発売はiPhone 17シリーズと同じ9月19日(金)から。AirPods Pro 3単体での予約はすでに始まっています。発売日・価格の詳細は 発売日と価格まとめ を参考にしてください
となりの結論
AirPods Pro 3は確かに魅力的な進化を遂げましたが、その実力をフルに発揮できるのはiPhone 17とのペアリング時だけ。買い替えを検討している人にとっては「イヤホンだけで完結する進化」ではなく、「新しいiPhoneとセットで初めて完成する進化」と捉えた方がよさそうです。
ではまた!