
✅この記事では、新しいAirTag(第2世代)で何が変わり、何が変わらないのかを整理しつつ、「見た目が同じ」刷新の意味まで掘ります。
- 要点まとめ:見た目は同じでも“探せる体験”が別物に
- AirTag 2で変わったところ:UWB 2とWatch対応が主役
- 変わらないところ:外観・電池・Find Myの基本はそのまま
- 地味に重要:背面刻印と重量、そしてリセットが変わった
- 足切りは高め:iOS 26.2.1必須が意味すること
- 注目したいポイント:見た目が同じ刷新は“インフラ化”への道
- Redditの反応:買い替え理由は“レンジ”と“Watch”に集まる
- ひとこと:AirTag 2は“見た目の刷新”を捨てて正解だったと思う
- まとめ:買い替えは“探す体験”と“対応OS”で決まる
どうも、となりです。
2026年1月26日(日本時間)、第2世代へと進化したAirTagが登場しました。パッと見は初代と同じ。でも中身は、探し方の“肝”をちゃんと更新してきた感じです。
特に大きいのは、探せる距離と見つける体験。しかも今回は、iPhoneだけじゃなくApple Watchでも「正確な場所を見つける」ができるようになりました。すでに噂段階で触れられていたポイントでもあり、この流れはAirTag 2のUWB強化ともつながります。
要点まとめ:見た目は同じでも“探せる体験”が別物に
今回のAirTag 2は、外観の派手さよりも「見つける」体験の根っこを更新したモデルです。たとえば家の中で鍵や財布を探すとき、「矢印が出るまで近づかないといけない」距離が伸びたのが一番わかりやすい変化です。さらに、Apple Watchでも同じように「矢印で探す」ができるようになりました。買い替え判断は、対応OSと手元のデバイス構成でほぼ決まります。
- 家の中で「矢印」が出る距離が伸びて、探し始めの迷いが減る
- Apple Watchでも「矢印」で探せる(Series 9 / Ultra 2以降)
- この体験の土台がUWB 2(第2世代超広帯域)に
- 「正確な場所を見つける」距離が最大1.5倍に拡大
- 内蔵スピーカーが最大50%大きく(聞き取りやすさ+悪用対策)
- 新しいBluetooth仕様で通信距離が向上
- 内部設計を刷新、背面刻印が全大文字に(IP67/NFC/Find My表記の追加)
- 重量は約11.8g(初代より約7%増)
- リセット方法が変更(電池の入れ直しで音を確認しながら進める)
- iOS 26.2.1以降が必須
- 日本のApple Store価格:1個 4,980円/4個 16,980円(税込)
AirTag 2で変わったところ:UWB 2とWatch対応が主役
今回の主役は、第2世代へと進化したUWB(超広帯域通信)チップです。近距離で“方向と距離”を測り、「その棚の左奥」まで指差しするように導くこの技術は、AirTag 2で到達距離が最大1.5倍に拡大しました。障害物の多い屋内でも、壁の向こう側にある気配をより手前から察知できるマージンとして機能し、探し始めのストレスが軽減されます。
ただし、この「最大1.5倍」の恩恵は、Tag側と受信側の双方が第2世代UWBチップを搭載している組み合わせで発揮されます。
- iPhone 15 / 16 / 17 シリーズ(※iPhone 16eはUWBチップ非搭載のため対象外)
- Apple Watch Series 9 / 10 / Ultra 2 以降(手首のデバイス単体での「矢印ナビ」にも対応)
- 上記以外のUWB搭載モデル(iPhone 11〜14など)は、矢印での誘導は可能ですが、通信レンジは第1世代の性能に制限されます。
- UWB非搭載モデル(iPhone XR以前やSEシリーズ)は、「正確な場所を見つける」機能自体が使えず、地図と音のみの捜索となります。
体験としての大きな変化は、Apple Watchでの「正確な場所を見つける」対応です。iPhoneをカバンから出す手間なく、手首のナビだけで完結する機動性は、荷物が多いシーンで特に威力を発揮します。これにはOS側の対応も必須となるため、iOS 26.2.1 / watchOS 26.2.1への更新状況も併せて確認しておくのがスムーズです。
音の面でも、内蔵スピーカーが最大50%大きくなりました。単純な「聞き取りやすさ」の向上だけでなく、悪用対策として音が隠されにくくなる設計上の配慮でもあります。さらにBluetooth仕様の更新により、自分の端末との直接通信における取り回しも改善されました。
ただし、これらの改善はあくまで自分のデバイスが近くにある時の「見つけやすさ」を底上げするものです。周囲にAppleデバイスが全くいない山奥などでの位置更新の限界は、引き続き「Find Myネットワーク」の網の目に依存するため、初代と同様である点には注意が必要です。
変わらないところ:外観・電池・Find Myの基本はそのまま
ここ、けっこう大事です。AirTag 2は見た目が初代と同じで、電池も同じCR2032。Find Myネットワークで、近くのAppleデバイスを経由して位置が更新される仕組みも変わりません。
「紛失モード」やNFCで持ち主情報を確認できる仕組み、共有(たとえば空港での荷物追跡の文脈)も引き続き対応です。つまり、AirTagの“できること”自体は同じで、でき方が良くなったアップグレードに近いです。
なお、公式のスタンスは今回も「人やペットの追跡用途ではない」という位置付けを明確にしています。現実には首輪に付けている人が多いですが、ここは公式スタンスとして線を引いています。
地味に重要:背面刻印と重量、そしてリセットが変わった
判別ポイントとして分かりやすいのが背面刻印です。AirTag 2は刻印が全大文字になり、さらにIP67/NFC/Find My表記が追加されました。機能として新しいわけではないですが、「どっちの世代か」を見分けやすい差になっています。
重量は約11.8gで、初代より約7%増えました。内部設計を刷新した影響がここに出ています。
そして地味に面倒になったのがリセットです。電池を外して入れ直す操作を繰り返し、音が鳴った回数で進捗を確認します。具体的には、電池を入れて音が鳴ったら外す、を繰り返して合計5回音を鳴らし、最後の5回目だけ音が変わったら完了です。フリマに出す前の初期化は、確かに“儀式感”が増えました。
足切りは高め:iOS 26.2.1必須が意味すること
最大の注意点は、iOS 26.2.1以降が必須であることです。iOS 26にアップデートできないモデルでは、AirTag 2を認識することすらできません。
「タグ1つのために端末更新?」という不満はもっともですし、古いiPhoneを大切に使う層にとっては、周辺機器ひとつで買い替えを迫られる厳しい線引きです。しかし、この制約には「安全性とプライバシー」を保つための更新前提の設計という側面があります。
最新の暗号化や悪用防止の共通仕様(DULTなど)を徹底するには、周辺機器側を古く保つよりも、全員が最新のルールブック(OS)で動くほうがプラットフォームとしての安全性が担保されるからです。特に家族共有で使う場合、古いiPhoneが1台混ざるだけで運用が崩れるため、事前の端末点検は必須と言えます。
注目したいポイント:見た目が同じ刷新は“インフラ化”への道
「5年ぶりなのに見た目が同じ」という点を、ぼくは肯定的に捉えています。AirTagは本体以上に、ホルダーや財布、バッグの仕込み方といった“周辺資産”が重要だからです。形が変われば、これらはすべて買い直しになってしまいます。
今回は外側を固定し、中身だけを最新に更新した。これは生活に入り込んだ道具としての成熟と言えます。例えるなら、鍵穴はそのままに、鍵自体の精度を上げたようなものです。単なるガジェットから、電池や充電器のように買い足し続ける「生活インフラ」へと寄せた判断ではないでしょうか。
「スピーカー改造対策」についても注目です。
内部設計の刷新によりスピーカーを抜きにくくしたかどうかは分解待ちですが、音量50%アップの意図は明確です。「探しやすさ」の向上と同時に、悪用側が“静かに使う”余地を削り、安全性を天秤にかけた結果の意思表示だと言えます。
OS要件については、引き続き賛否が分かれるでしょう。設計思想としての「最新OSによる一貫性の担保」と、利用者側の「周辺機器による端末寿命の強制終了」。どちらにも正義がある、Appleらしい割り切ったアップデートです。
Redditの反応:買い替え理由は“レンジ”と“Watch”に集まる
Redditでは、アップグレードの価値を「どこが体感で変わるか」で測る声が目立ちました。特に、UWBのレンジ拡大とApple Watch対応が強いフックになっています。
UWB 2のレンジ拡大こそ正義
「正確な場所を見つける」の距離が伸びるなら、それだけで買い替え理由になる、という整理です。探す行動そのものが短くなるのが大きい、という温度感ですね。
ついにApple Watchで矢印が出る
家の中でiPhoneを探すとき、手首のWatchで方向ナビまで完結するのが嬉しい、という声。iPhone不在の状況で“探せる”価値が上がった、という捉え方です。
スピーカー音量アップは諸刃
聞こえやすさは歓迎しつつ、悪用対策で鳴る音も大きくなる点を指摘する声がありました。改造する側とのいたちごっこが続くのでは、という警戒感です。
リセット手順が面倒すぎる
電池を抜いて5秒待つ工程を4回、という“儀式”にツッコミ。売却や譲渡の前に手間が増えるのを嫌がる反応です。
iOS 26.2.1必須がきつい
AirTag 2のために古いiPhoneを切り捨てる感覚になる、という不満。割り切りだ、と半分あきらめる空気もありました。
となりの見方:結局、AirTagは「何ができるか」より「どれだけ迷わず見つけられるか」が価値です。今回の更新はそこに集中していて、買い替え理由が分かりやすい反面、OS足切りが読む人を選ぶところでもあります。
ひとこと:AirTag 2は“見た目の刷新”を捨てて正解だったと思う
個人的には、AirTagで一番いらないのは「見た目が変わってホルダー総入れ替え」なんですよね。持ち物に溶け込ませてナンボの道具なので、変えるなら中身。今回の方向性は、生活者目線だとかなり筋がいいです。
ただし、iOS 26.2.1必須はハードです。AirTagは家族で共有して使うケースも多いので、古いiPhoneが混ざると一気に運用が崩れます。買う前に「家の端末構成」と「OS更新の余地」をチェックするのが、今回いちばんのコツだと思います。
まとめ:買い替えは“探す体験”と“対応OS”で決まる
- AirTag 2はUWB 2で「正確な場所を見つける」が最大1.5倍の距離に
- Apple Watch(Series 9 / Ultra 2以降)でも「正確な場所を見つける」に対応
- スピーカーは最大50%増、Bluetoothも更新
- 外観・CR2032・Find Myの基本はそのまま
- iOS 26.2.1必須が最大の注意点
見た目が同じなのに中身が効率よく更新されているのが、今回のAirTag 2です。あなたの環境だと「買い」かどうか、いちばん最初にOS要件から逆算してみてください。
ではまた!
Source: MacRumors, Apple(日本), ケータイ Watch, Business Insider Japan, Reddit r/Apple, Reddit r/AirTags
