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【コラム】シャオミ「Xiaomi 17」発表へ──iPhone 17を意識した名前とスペック戦略

【コラム】シャオミ「Xiaomi 17」発表へ──iPhone 17を意識した名前とスペック戦略

 

✅ この記事では、中国Xiaomiが次期フラッグシップ「Xiaomi 17」シリーズを発表予定であることを整理します。なぜ「16」を飛ばして「17」なのか、そしてAppleのiPhone 17にどう挑むのかを解説します。

どうも、となりです。

スマホ市場は毎年のように各社が新モデルを出していますが、その中でもXiaomiの動きはユニークです。今回発表される「Xiaomi 17」シリーズは、単なる後継機ではなく、Appleを明確に意識した一手。この記事を読むと、なぜ名前を飛ばしたのか、そしてiPhone 17にどう挑もうとしているのかがわかります。

なぜ「16」を飛ばして「17」になったのか

Xiaomiは前世代で「Xiaomi 15」を発売しており、本来なら次は「16」になるはず。しかしCEOの雷軍氏は、次期モデルを「Xiaomi 17」とすると明言しました。理由は明白で、今年のiPhone 17シリーズと同じ数字にそろえるためです。

この数字合わせは単なる遊び心ではなく、「正面からiPhoneに挑む」というメッセージ。モデル名からして消費者に「比較の土俵は同じ」と印象づけようとしているのです。

要するに、名前の段階から「iPhoneと真っ向勝負する姿勢」を示したということですね。

スペック面での勝負ポイント

噂されているスペックの中心は、新しい「Snapdragon 8 Extreme Edition(第5世代)」チップ。これは現行のSnapdragon 8 Gen 4をさらに強化したとされ、AI処理やゲーム性能の向上が期待されています。

しかも販売価格は据え置きとされており、性能アップとコスト抑制を両立できるかどうかが注目点です。Appleが自社開発のA18やA18 Proを武器にするのに対し、Xiaomiは最新Qualcommチップを最大限活用する戦略なんです。

つまり「性能は上げても価格はそのまま」、ここで勝てるかどうかが最大の焦点になります。

発表は9月26日か──タイミングの意味

今回の「Xiaomi 17」シリーズは、9月26日から始まる新製品発表会で公開されるとみられます。Appleが例年9月にiPhoneを発表する流れに合わせ、同じタイミングで勝負を仕掛ける形です。

発表日程をずらさず真っ向勝負に出るあたり、Xiaomiが「iPhone 17との直接対決」を強く意識していることがうかがえます。

結局のところ「いつ出すか」までiPhoneに寄せてきた点に、Xiaomiの本気度が表れています。

iPhoneを“先生”にしてきた5年間

雷軍CEOは「この5年間、iPhoneをベンチマークにしてきた」と率直に語っています。つまりiPhoneの強みを徹底的に学び、自社製品に取り込んできたということです。

その姿勢はまるで「ライバルを師と仰ぐ」ようなもので、実際にXiaomiの端末にはデザインやUIの部分でiPhoneを彷彿とさせる工夫が数多く見られます。今回のXiaomi 17は、その集大成といえるかもしれません。

要は「学び続けた結果をぶつけるステージ」が、Xiaomi 17だということです。

日本市場への影響は?

日本ではXiaomi端末のシェアはまだ限定的ですが、価格性能比の高さから着実にファンを増やしています。とくに「iPhoneは高すぎる」と感じている層にとって、Xiaomi 17シリーズは有力な選択肢になりそうです。

一方でFeliCa(おサイフケータイ)や技適認証の対応は、日本市場に本格参入するうえで欠かせない条件。過去モデルでは非対応が多かったため、今回のXiaomi 17で改善されるかどうかがポイントです。Appleが国内で強い理由のひとつは「日本仕様への最適化」なので、ここをどう攻略するかが注目されます。

つまり「コスパの高さ」に加え「日本仕様対応」が揃えば、一気に存在感を増す可能性があります。

まとめ

Xiaomi 17シリーズは、名前からして「iPhone 17への挑戦」を前面に打ち出したモデルです。Snapdragonの最新チップを武器に、9月26日の発表会でどこまでAppleを意識したアップデートを見せるのか。日本市場においても、価格性能比でのインパクトは大きいはずです。

iPhoneが築いた牙城に対して、Xiaomiがどんな突破口を見せるのか。発表を待ちたいと思います。

ではまた!