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Appleを理解して翻訳する。それが「となりずむ」

XがiOSにウィジェット追加 WWDC20から5年越し

Xアプリのホーム画面ウィジェット「Explore(X News Highlights)」が表示され、話題の見出しが2本並んでいる画面イメージ

✅この記事では、X(旧Twitter)アプリがiPhone/iPad向けにウィジェット対応した件を整理します。ホーム画面とロック画面の両方に対応し、WWDC20で“予告だけして消えた”あの流れが、ようやく回収された形です。

どうも、となりです。

iOSのウィジェットって、いまや「あるのが当たり前」になりましたよね。だからこそ、Xが今まで未対応だったのは、ちょっと不思議な状態でした。

iOS 14発表時のWWDC 2020キーノート映像に登場した、Twitterアプリのホーム画面ウィジェットのイメージ画面

WWDC20の発表映像で一瞬だけ登場した、Twitter(現X)のホーム画面ウィジェットのコンセプトイメージ

しかも元ネタは5年前。iOS 14発表(WWDC20)の紹介映像で、Twitterのホーム画面ウィジェットが映っていたのに、その後ずっと実装されなかったんです。今回のアップデートは、遅すぎるけど……ようやく来た、という話になります。

要点まとめ

  • X for iOSがホーム画面ウィジェットロック画面ウィジェットに対応。
  • ホーム画面は「X News Highlights」の1種類のみで、小/中/大の3サイズ
  • ロック画面は複数あり、通知数未読メッセージ数Grok(チャット/音声)のショートカットが用意される。
  • タップするとXアプリ内の該当画面(話題/通知/メッセージ/Grok)に遷移する。

詳細解説(機能・背景・使いどころ)

ホーム画面:X News Highlightsは「見出し専用」

iPhoneのホーム画面上に配置されたXアプリの「Explore」ウィジェットで、トレンドニュースの見出しを一覧表示している大・中・小サイズの表示例

ホーム画面のウィジェットは「X News Highlights」1択です。中身はかなりシンプルで、いまXで話題の見出しが並び、気になるものをタップするとアプリ内のトピックに飛びます。

サイズは3種類(小/中/大)。大きくするほど表示できる見出しが増えるタイプで、いわゆる“情報のつまみ食い”に向いています。

ロック画面:通知・メッセージ・Grokが主役

iPhoneのロック画面用に追加されたXアプリのウィジェット選択画面で、「X Notifications」「X Messages」「Grok」「Grok Voice」の4種類が並んで表示されている様子

ロック画面のほうがバリエーションが多いです。

  • X Notifications:通知数を表示
  • X Messages:Xチャットの未読数を表示
  • Grok:Grokを開くショートカット
  • Grok Voice:音声でGrokを開くショートカット

それぞれ大小のバリエーションがあるので、ロック画面のレイアウトに合わせて“情報表示”寄りにも“起動ボタン”寄りにもできます。

追加方法

機能としては難しくありません。iOS標準の作法どおりです。

  • ホーム画面:空白長押し → 編集 → ウィジェット追加 → X → X News Highlights を配置
  • ロック画面:ロック画面長押し → カスタマイズ → ウィジェット欄 → X(通知/メッセージ/Grok)を配置

ウィジェット全般の考え方は、iOS 26でCarPlayにも広がってきたので、触ったことがない人はまずiOS 26のCarPlayウィジェット対応あたりを見ると「ウィジェット文化ってこういう方向なんだな」が掴みやすいと思います。

 

 

注目したいポイント

多くの人は「やっと来たね」で終わりがちなんですが、ぼくは“Xが何をウィジェットにしたか”のほうが気になります。

ホーム画面がタイムラインではなくニュース見出し(話題)なのは、Xが「開かせたい導線」をそこに置いているからですよね。いきなりTLを見せるより、話題を見せたほうが“クリックされやすい”。つまり、ウィジェットが単なる便利機能というより、アプリの入り口設計として選ばれている感じがします。

それと、ロック画面にGrokが来たのも象徴的です。通知・メッセージと並べて置いてくるのは、「Xの中核機能の列」にAIを入れたい、という意思表示にも見えます。

iOS側のウィジェット環境はここ数年で成熟していて、OS全体の流れを俯瞰するならiOS 26の200の変更点まとめみたいな全体像と合わせて見ると、今回の“遅れてきた実装”がどこにハマるのか理解しやすいです。

ひとこと:5年遅れでも、入口は強い

正直、「今さら?」感はあります。でも、Xほど日常導線が強いアプリだと、ロック画面の通知カウンターやGrokショートカットって、使い方次第で体感が変わるんですよね。

特にロック画面は、アプリを開く前の“ワンタップ目”を奪い合う場所です。ここに置けるのは、地味だけど強い。Xがようやくそこに参戦した、という見方もできると思います。

まとめ:Xのウィジェットは「見出し」と「起動」が中心

XがiOSでウィジェット対応したことで、ホーム画面は話題の見出し、ロック画面は通知・メッセージ・Grokという形で“入口”が増えました。

タイムラインを常時表示するタイプではないので、期待していた人は少し肩透かしかもしれません。ただ、入り口としてはかなり合理的。あなたなら、ホーム画面に置きますか?それともロック画面派ですか?

ではまた!

Source: 9to5Mac