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Appleを理解して翻訳する。それが「となりずむ」

tvOS 26.4:iTunesアプリ廃止と音響改善。Sonos勢の救世主か?

Apple TV 4K本体とSiri Remote、背後にtvOSのホーム画面(Apple TV、App Store、フィットネス、写真、ミュージック、HBO Maxの各アイコン)が表示されている様子

✅この記事では、tvOS 26.4ベータで起きた「iTunes映画/テレビ番組アプリの廃止」と、音量差やノイズの原因になりやすい経路を変える「オーディオの継続的な接続」の意味を押さえます。
いま困っている人が「試す/待つ」の判断をしやすいように、できるだけ仕組み側まで降りて整理します。

どうも、となりです。

tvOS 26.4のベータ1で、Apple TVの中の“古いiTunes”がさらに整理されました。ひとつは、長く残っていた「iTunes映画」「iTunesテレビ番組」アプリの完全削除。もうひとつは、外部スピーカーやAVレシーバー環境で出やすかった音量差・ノイズを狙い撃ちする設定の追加です。どっちも地味に見えますが、生活への影響はわりと大きいタイプです。

要点まとめ:今回のtvOS 26.4で「何が変わる?」

一番のポイントは、アプリの導線がTVアプリへ一本化されたことと、HDMI音声の出し方に新しい選択肢が増えたことです。

  • 対象:Apple TV 4K/Apple TV HD
  • 変更1:「iTunes映画」「iTunesテレビ番組」アプリがtvOS 26.4ベータ1で削除
  • 変更2:オーディオ設定に「オーディオの継続的な接続(Continuous Audio Connection)」が追加
  • 狙い:Dolby MAT接続を使い、フォーマット切替に起因しやすい音量差/ノイズなどの不具合を減らす
  • 線引きが必要:正式版の提供開始日はまだ確定していませんが、iTunesウィッシュリストはAppleが廃止予定を公式に通知しており、tvOS 26.4ベータ1ではApple TV上からアクセスできません

詳細解説:iTunes映画/テレビ番組アプリが消えた意味

tvOS 26.4ベータ1では、Apple TV上の「iTunes映画」「iTunesテレビ番組」アプリが完全に削除されました。購入済みコンテンツの視聴や管理は、基本的にApple TVアプリ側に寄せる形になります。

ここは数年前から実態としては統合されていて、いま残っていたのは「専用アプリの見た目」と「一部の導線」でした。tvOS 26.4でそれを片付けた、という理解がいちばん近いです。実際、9to5Macは“機能の大半はTVアプリで長年再現されてきた”と説明しています。
tvOS 26レビュー|Liquid Glassと新機能で進化するApple TVの流れで見ても、Apple TV側は「体験の窓口を絞っていく」方向に寄っていて、今回の削除はその延長線に置きやすいです。

ただし、気持ち悪さが残るのもここです。iTunes側に残っていたウィッシュリストは、TVアプリのWatchlistへ移してね、という案内が出ていますが、tvOS 26.4ベータ1時点でApple TV上からはiTunesウィッシュリストへアクセスできなくなったと報じられています。

iOS 26.4ベータ1ではまだiTunesウィッシュリストへアクセスできる、とも書かれています。ただ、Appleはこの機能を廃止予定として公式に通知しているため、Apple TV上での復活を前提にしないほうが現実的です。ここは「ウィッシュリストが命綱だった人ほど困る」ので、早めにTVアプリのWatchlistへ手動で寄せるのが筋になりやすいです。

特に、Apple TVで作品を探す人ほど影響が大きいので、思い当たるタイトルがあるなら、まずは数本だけでもWatchlistへ移しておくと迷いにくいです。

詳細解説:「オーディオの継続的な接続」は何を変える?

結論から言うと、この設定はApple TVが音声を出す“接続の形”を固定して、切替の揺れを減らす方向の機能です。

Appleの説明として、設定を有効にすると「Apple TVはDolby MAT接続を使い、フォーマットをまたいでも途切れにくい再生を行う。古いレシーバーはAtmos接続のように見えることがあるが、元のミックス自体は変えない」と案内されます。

ここでいうDolby MATは、ざっくり言うとApple TV側で音声を展開してからHDMIへ流し、接続先(レシーバー/サウンドバー)側の切り替え負担を減らすタイプの出し方です。切替の瞬間に起きやすい音量差やノイズを避けたいときに、狙いが立ちやすい仕組みです。

一方で、古いレシーバーが「常にAtmos」のように認識してしまう場合がある以上、この設定は万能の解決策ではなく、特定の不具合を回避するための代償があり得る設定でもあります。実際、ステレオ再生で挙動が崩れるという報告も出ているので、環境によってはオンが正解にならない可能性があります。

なぜここが刺さるかというと、Apple TV+テレビ+AVレシーバー/サウンドバーの組み合わせでは、コンテンツごとに5.1ch/Atmos/ステレオの経路や“受け取り方”が切り替わりやすいからです。切替の瞬間に、音が小さく感じたり、プチッと鳴ったり、チャンネルによって音量が偏ったり、という報告が積み上がっていました。

特に話題になっているのが、Sonosを含む一部環境での5.1ch(マルチチャンネルPCM)がAtmosより極端に小さい問題です。9to5Macは、Sonosコミュニティの報告として「この設定で問題が解消した」という声を複数紹介しています。

ただ、日本国内の配信サービスはアプリによって5.1ch配信が少ないケースもあり、この設定がどれだけ体感につながるか、また挙動がどう出るかは不明です。まずは自分がよく使うアプリと作品で、差が出るかどうかを見るのがいちばん確実です。

設定の置き場所は、ざっくり言うと「設定」→「ビデオとオーディオ」→「オーディオ」周辺です(表記は環境で多少変わります)。もし試すなら、まずはいつも音量差が気になる作品で、有効/無効を切り替えて比較するのが一番わかりやすいです。

注目したいポイント:直った人がいる一方で、別の揺れもある

ここ、期待が上がる反面で、冷静に見ておきたい分岐点があります。

事実として、9to5Macが引用した別スレッドでは、この設定をオンにするとステレオ再生でおかしな挙動が出るという報告も出ています。つまり、今回の追加は「万能の正解」を置くというより、相性問題の当たりを変えるタイプに見えます。

推測ですが、音声経路の“固定”は、切替ノイズのような症状には強く出やすい一方で、古い機器が「常にAtmos」表示になるなど、受け手側の前提が変わる可能性があります。ベータで出ている以上、正式版までに挙動が変わる可能性はありますが、現時点では断言できません。

迷いやすい人は、次の条件で割り切るとブレにくいです。
5.1chの音量差やノイズで困っているなら一度オンを試す。
ステレオ中心なら、しばらくオフのまま様子見に寄せる。
この2択がいちばん現実的だと思います。

Redditの反応:刺さる人には「ようやく来た」系

反応の軸はシンプルで、「5.1chの小ささが直った」「でも別の問題が出るかも」「ウィッシュリストが困る」の3つに寄っています。

5.1chのマルチチャンネルPCMがAtmosに比べて極端に小さかった問題が、この機能で修正されたことを確認した

私の環境でも、5.1chのコンテンツがAtmosと同じくらい良い音で鳴るようになった

これまではeARCを無効にしてテレビに再エンコードさせたり、Apple TVでDolby Digitalを強制したりしていたが、その手間がいらなくなった

ただ、この新しい設定を有効にすると、ステレオ再生でおかしな挙動が出るという報告もある

ベータ版なので、不具合が減る可能性と、新しいバグが増える可能性の両方がある

iTunesアプリの廃止は予想通りだが、Apple TV上でウィッシュリストに触れなくなるのは不便

となりの見方:今回の設定追加は「音質が上がる」より、音量差やノイズの原因になりやすい経路を避ける方向に見えます。困っている人ほど試す価値はありますが、ステレオ中心の人まで一斉にオンにする話ではなさそうです。

ひとこと:Apple TVは“窓口を減らす”フェーズに入った

今回、ぼくがいちばん気になったのは音声設定より、iTunes専用アプリの方です。長く使ってきた導線が消えると、慣れで回していた人ほど「どこ行った?」になりますよね。
ただ、Apple TV側はここ数年ずっと「入口をTVアプリに寄せる」方向に動いてきたので、遅かれ早かれ、という印象もあります。困るのはウィッシュリストみたいな“端っこの便利機能”が取り残されるときで、ここはWatchlistへ移すしかない、が現実解になりやすいです。

まとめ:tvOS 26.4は「統合」と「相性問題の当たり替え」

  • tvOS 26.4ベータ1で「iTunes映画/iTunesテレビ番組」アプリがApple TVから削除
  • 代わりに、購入済みコンテンツの導線はTVアプリへ寄る
  • 新設定「オーディオの継続的な接続」はDolby MAT接続で、音量差やノイズの症状を減らす狙い
  • ただしステレオ再生で別の問題が出るという報告もあり、環境次第で判断が分かれる

結論はシンプルで、いま困っているなら試す、困っていないなら正式版まで様子見がいちばん納得しやすいです。

ではまた!

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eARCまわりの挙動確認をするとき、まずケーブル側の規格を揃えて“切替の揺れ”を減らすところから始めると比較がしやすいです。

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Source: 9to5Mac / Apple Developer / Reddit