となりずむ

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折りたたみ、先に動くのはSamsung。7月22日Unpackedでパスポート型、Apple対抗機か

Samsungのロゴと、半券が切り離されたイベントチケットのイラスト。開いた箱から光が立ち上るグラフィックに『A New Shape Unfolds』の文字が添えられ、下部に『Galaxy Unpacked July 22, 2026 Live on samsung.com』と記されている

✅この記事では、Samsungが7月22日に開く「Galaxy Unpacked」と、そこで折りたたみiPhoneに酷似した「パスポート型」が先に披露される見込みについて整理します。

どうも、となりです。

折りたたみスマホのニュース、ここ最近はApple側の話ばかりでした。9月に折りたたみiPhoneが来るらしい、という噂で盛り上がっていたところへ、先に手を挙げたのはSamsungです。7月22日に「Galaxy Unpacked」を開くと予告して、しかもそこで出てくるのが、噂の折りたたみiPhoneにそっくりな形だというんですね。

要点まとめ:先に動くSamsung、追うApple

  • Samsungが7月22日に新型Galaxyを披露する「Galaxy Unpacked」の開催を公式に予告
  • 目玉はパスポート型(従来より短く幅広)と見られるGalaxy Z Fold 8で、Appleのブック型折りたたみに似た形とされる
  • 予告動画はチケットの半券を切って短くする演出。タグラインは「A new shape unfolds(新しい形が、ひらく)」
  • Appleの折りたたみは9月にiPhone 18 Proと並んで発表される見込みで、同じ系統の形をSamsungが2か月ほど先に出す構図
7月22日のSamsungが先で、Appleの折りたたみは9月の見込みです。同じ形を先に出すのはSamsungのほうになり、海外では「じゃあどっちが本家?」という皮肉も飛んでいます。

 

7月22日、先に動いたのはSamsung

Samsungは、最新のGalaxyスマートフォンを披露する「Galaxy Unpacked」を7月22日に開くと発表しました。会場はロンドンで、開始は米東部時間の午前9時。日本時間だと、7月22日の夜10時ごろにあたります。夜のうちに実物が見られる計算ですね。


www.youtube.com

予告の出し方が、今回はちょっと凝っています。動画には、ショーのチケットの半券をちぎって、券を短くする場面が出てきます。短く、幅広に。タグラインは「A new shape unfolds(新しい形が、ひらく)」。開くと画面が広がるフォルダブルと、"券を短くする"動きをかけた演出で、これから出す新型の形をそれとなく見せているわけです。

出てくると見られているのは、Galaxy Z Fold 8です。加えて、同じくブックのように開くGalaxy Z Fold 7、パカッと縦に開くクラムシェル型のGalaxy Z Flip 7、それに新型のGalaxy Watchも同時に出る見込みとされています。ラインナップだけ見ると、Samsungの折りたたみの棚をひととおり並べてくる回になりそうです。

「パスポート型」って、なぜAppleと同じ形なのか

今回いちばん注目されているGalaxy Z Fold 8は、パスポート型と呼ばれる寸法になると予想されています。これまでのZ Foldより縦が短く、そのぶん横幅が広い。閉じたときに、細長いリモコンというより、手帳やパスポートに近いプロポーションになる、というイメージです。

で、この形がなぜ話題かというと、Appleがいま準備しているとされる折りたたみiPhone(iPhone Ultra)も、まさに同じ方向の形だと噂されているからです。噂されるスペックは、内側が約7.8インチ、外側が約5.5インチ、背面カメラが2つに前面カメラが1つ。ロック解除は顔認証のFace IDではなく、電源ボタンにTouch IDを仕込む形と言われています。このあたりの中身は、以前まとめた折りたたみiPhoneの噂スペックのほうに詳しく置いてあります。

Samsungが対iPhone Ultraを意識して新しいフォームを仕込んできたこと自体は、実は前から見えていた動きでした。「開いた迫力」より「閉じたまま普通に使えるか」を狙って幅広の比率へ寄せる話は、Samsungがパスポート型で形を先に広める戦いとして整理したことがあります。今回のUnpackedは、その仕込みがついに実物として表に出てくる場、という位置づけになります。

先に出す方が「本家」?逆転する模倣の構図

ここで少しややこしいのが、順番です。Appleの折りたたみは、9月にiPhone 18 Proと並んで発表される見込み。対してSamsungは7月22日。つまり、同じ系統の形を先に世へ出すのはSamsungのほうになります。

元記事のMacRumorsは、この新型を「折りたたみiPhoneのライバル」と紹介しています。ただ、先に出るのはSamsungなわけで、海外では「先に出す方が本家で、むしろiPhoneがライバル側では?」というツッコミが並びました。一方で、その幅広の形自体はiPhoneのリーク画像から着想したとも言われていて、"先に出すけど形は追いかけている"という、ねじれた関係になっています。

ただ、"パクった"で片づける前に、時間の話をひとつ。スマホは、デザインを最終的に固めてから量産にこぎ着けるまで、ふつう1年前後はかかります。7月に完成品を出すSamsungは、少なくとも1年ほど前には、この幅広の形をほぼ決めていた計算になります。折りたたみiPhoneの姿がリークで固まってきたのはここ最近ですから、"リークを見てから真似して間に合わせた"という単純な順番だと、時計が合わないんですね。

では、なぜここまで似るのか。大きいのは、折りたたみの内側パネルを、両社とも同じSamsung Displayから起こしているとされる点です。折りたたみiPhone向けのOLEDはSamsung Displayが量産を承認したと報じられていて、同じパネル屋の同じ土台から作れば、画面サイズも外形も近づいて当然です。そこへ、"閉じると細長くて片手で扱いにくい"という折りたたみ共通の弱点に両社が同じ時期に向き合えば、答えが幅広の比率へ寄っていくのも不思議ではありません。もちろん、Samsungが公開済みのリークを見て最後の比率を詰めた可能性までは消せません。ただ、骨格は同じ時期に並行して進み、同じ部品と同じ課題から似た形へ寄った——そう見るほうが、丸ごとコピーよりずっと筋が通る気がします。

先に形を出す側には、地味ですが強みがあります。売り場やレビューで「折りたたみといえばこの比率」という印象を先に作れる。カテゴリの"普通"を決める側に回れる、という理屈です。ただ、これがそのままSamsungの勝ちになるとも限りません。Appleは初代iPhoneの頃から、先行者のいる市場へ後から入って土俵ごと塗り替えてきた会社です。実際、折りたたみiPhoneはもう量産に入ったとも報じられていて、9月へ向けた歩みは崩れていません。7月に形の話題をさらうのはSamsung、でも本番の勝負は秋以降、という見方のほうが素直だと思います。

海外の反応:先に出したのはどっち、という本家争い

今回の告知には、「先に出すのはSamsungなのに"iPhoneのライバル"とはこれいかに」という皮肉が目立ちました。折りたたみそのものへの冷めた視線もあわせて拾います。

Wouldn't the iPhone be a Galaxy foldable rival? Seeing as those were here first.

むしろiPhoneの方がGalaxy折りたたみのライバルなのでは? だって、そっちが先に出てたわけだし。

ProbablyDylan / MacRumors(2026年7月8日)

そもそもどっちが先かという指摘です。折りたたみを長く出してきたのはSamsung側で、そこにApple製が加わる。順番だけ見れば、確かに"ライバル"の向きは逆じゃないか、という理屈で、言われてみると筋は通っています。

Hmmmm but the form factor is stolen from iPhone leaks lol

うーん、でもその形はiPhoneのリークからパクったやつだよね(笑)。

WilliApple / MacRumors(2026年7月8日)

先に出すけど形は追いかけている、というねじれをそのまま突いた声です。先行と模倣が一方通行じゃない、というのが今回のややこしさで、この皮肉がいちばんそこを言い当てている気がします。

Why all the fuss? There were many other foldable phones in the past. Including full screen sized ones. Samsung Galaxy Fold in 2019. Samsung Galaxy Z Flip in 2020 and Samsung Galaxy Z Fold 2 in 2021. All so great the world seems to have forgot them. Except the Motorola V3. Nobody forgets a Motorola V3.

何をそんなに騒いでるんだろう。折りたたみなんて過去にいくらでもあった。全画面サイズのものも含めてね。2019年のGalaxy Fold、2020年のGalaxy Z Flip、2021年のGalaxy Z Fold 2。どれもご立派だったのに、世間はすっかり忘れたみたいだ。モトローラのV3だけは別だけど。あのV3を忘れる人はいない。

HQuest / MacRumors(2026年7月8日)

そもそも折りたたみ自体は新しくない、という冷めた視点です。ここ数年で何機種も出ては、どれも決定打にならずに埋もれてきた。だからこそ、AppleとSamsungが同じ形でぶつかる今回が、その"埋もれ"を抜けられるかどうかの分かれ目にもなります。

ひとこと:形の一番乗りより、畳んだときの使い心地

「どっちが本家か」は見ていて楽しい話題ですが、買う側の関心はたぶんそこじゃないんですよね。折りたたみで毎回引っかかるのは、閉じたときにちゃんと"普通のスマホ"として使えるか、開いたときの折り目や重さが気にならないか、という地味な部分です。パスポート型は、その閉じたときの持ちやすさを狙った形でもあります。7月にSamsungの実物、9月にAppleの実物と、同じ狙いの答えが2つ並ぶのは、比べる側としてはありがたい流れだと思います。

まとめ:まず7月22日、Samsungの実物から

まずは7月22日、日本時間の夜に、Samsungがパスポート型のGalaxy Z Fold 8を見せる見込みです。ここで、噂だった"短く幅広の折りたたみ"が実際どんな手触りになるのか、初めて実物で確かめられます。そのうえで、9月のAppleがどう出すか。同じ形を、先に出したSamsungと、後から入るAppleがどう仕上げるか。それを見比べる最初の材料が、今月末に出てくる、という段階です。

ではまた!

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折りたたみの良さは、畳んで持てて、開くと広く使えるところ。その"開いて広く"を今の機種で先取りするなら、畳んで持ち歩けるキーボードで文字入力を広げる手もあります。

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