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Appleを理解して翻訳する。それが「となりずむ」

Rosetta 2廃止へ。macOS Tahoe 26.4がIntelアプリの「余命」を警告開始

macOSの通知画面。「Intelベースのアプリのサポート終了」というタイトルで、LaCie RAID Managerが将来のmacOSリリースで開けなくなること、およびAppleシリコン版へのアップデートを促す警告が表示されている

✅この記事では、macOS Tahoe 26.4 Bata1で表示され始めた「Rosetta 2依存アプリの警告」が何を意味するのかをまとめます。

結論はシンプルで、“アプリの寿命”が見える化された、という話です。

どうも、となりです。

Rosetta 2って、ふだん意識しない人が多いと思います。けど実際は、AppleシリコンのMacで「Intel専用アプリ」を動かすための、かなり大事な橋渡し役でした。

そのRosetta 2まわりで、macOS Tahoe 26.4(開発者向けの最初のベータ)から、Intel専用アプリを起動したときに“将来動かなくなる”警告が出るようになっています。

ここで大事なのは、これが「今日いきなり止まる」ではなく、2026年(macOS 27)〜2027年(macOS 28)あたりに“区切りが来る”ことを前提にした警告として読める点です。

要点まとめ:Rosetta 2が“静かに終わる”段階に入った

ここで重要なのは、Intel Macの話と、Intelアプリの話が同時に進む点です。混ざると判断を誤りやすいので、線だけ引いておきます。

  • macOS Tahoe 26.4で、Rosetta 2に依存するIntel専用アプリ起動時に警告が表示される
  • macOS 26(Tahoe)はIntel Macをサポートする最後のメジャーバージョン
  • macOS 27(2026年9月予定)はAppleシリコン搭載Mac専用。ただしRosetta 2自体は搭載される見通し
  • Rosetta 2の一般的なサポートはmacOS 27の後で区切られ、macOS 28(2027年秋予定)では“限定版”へ移行とされている
  • 例外として、古いゲームLinuxの仮想マシン内のIntelバイナリは、macOS 27以降も限定的に残る可能性が示されている
  • ただし、“何が例外に入るか”の線引きは、現時点ではまだ確定していない

詳細解説:macOS 26.4の警告は「Macの寿命」ではなく「アプリの余命」

まず落ち着いて言うと、今回のポップアップは「あなたのMacがもうすぐ使えない」という話ではありません。焦りやすいのはここですよね。

警告が狙っているのは、Rosetta 2に頼って動いているIntel専用アプリです。AppleシリコンのMacでIntelアプリを動かすとき、裏側でRosetta 2が翻訳をしているケースがあります。

macOS Tahoe 26.4では、その「翻訳に頼っているアプリ」を起動した瞬間に、将来のmacOSでは動作しなくなる旨が表示されるようになりました。

macOS 26/27/28で、何がどう変わる?

時系列で見ると、判断がかなり楽になります。

  • macOS 26(Tahoe):Intel Macをサポートする最後のメジャーバージョン
  • macOS 27(2026年9月予定):Appleシリコン搭載Mac専用。ただしRosetta 2は搭載される見通し
  • macOS 28(2027年秋予定):Rosetta 2は“全部のIntelアプリ向け”ではなくなり、一般用途はここで大きく区切られる見通し

この流れ自体は、以前から言われていた「Intel Macの最終世代」と同じ方向です。気になる人は、macOS 26がIntel Mac最後になる話も、背景がつながります。

注目したいポイント:例外が“救い”にも“混乱”にもなる

今回いちばんモヤっとしやすいのが、ここです。Rosetta 2が一律に消えるのではなく、古いゲームやLinux VMのIntelバイナリは限定的に残るとされている点ですね。

事実として言えるのは、「例外が用意される」という方向性までです。どのタイトルが対象なのか、どう判定するのかは、まだ確定していません。

さらに言うと、“古いゲーム”の具体名や、Linux VM側でどんな条件なら救済されるのかも、現時点では一切示されていません。ここで期待しすぎると、あとからズレが出やすいところです。

ただ、ここにはApple側の事情も見えます。ゲームやVMは「そのまま残しておく価値」が大きい一方で、日常ツールは本来ネイティブ化してほしい、という圧がかかりやすい領域です。

とはいえ、ユーザーからすると「動いているものが動かなくなる」以上、その線引きが見えないと納得しにくいですよね。

この先の大枠(macOS 27での移行、macOS 28での一般用途の区切り)については、macOS 27以降のIntel互換の扱いも合わせて見ておくと、判断の筋が立てやすいです。

Redditの反応:ゲームだけ残すのは“中途半端”という声が強い

反応の軸はだいたい3つでした。①古いゲーム資産が消える不満、②なぜゲームだけ特別扱いなのか、③CrossOver/Wineのような互換レイヤーへの不安です。

古いSteamゲームが大量にあるのに

今はRosettaで普通に動いているゲームが山ほどある。止めるのは納得しづらい、という声が目立ちました。

なぜ“日常ツール”は切られて“ゲーム”は残るの?

例外があるなら全体に開放してほしい、という意見です。線引きの基準が見えないこと自体がストレスになっています。

CrossOverやWineはどうなる?

WindowsアプリのIntelバイナリを扱う経路でRosettaが要る以上、動作不能になるのでは、という不安が出ています。

もしCrossOver/WineやGame Porting Toolkitを日常的に使っているなら、大きなOS更新は「上げる/上げない」を一度立ち止まって決めるほうが現実的です。macOS 27までは使い方が大きく変わらない可能性がある一方で、macOS 28以降は“限定版”の範囲次第で体験が振れやすいからです。

“ボタン一つで対応できる”と言ってたよね

Appleシリコン移行当初の楽観的な空気を引き合いに出して、結局対応しない開発者も多かった、という皮肉もありました。

となりの見方:ゲームを救うのは理解できる一方で、線引きが曖昧なままだと「結局、どれが残るの?」が最後まで不安として残ります。ここ、Appleがどこまで説明するのかが分かれ目になりそうです。

ひとこと:警告が出たら“アプリの代替”を先に探すのが現実的

ぼくは今回の変更を、脅しというより「猶予の通知」だと見ています。一般用途のRosetta 2がmacOS 27の後で区切られる可能性があるなら、残りはざっくり1〜2年くらいのスケール感として捉えるのが近いと思います。

困るのは、日常で当たり前に使っているのに、開発が止まっているユーティリティや古い業務ツールです。警告が出た時点で、まずは代替アプリがあるか、次に同等のワークフローが組めるかを見たほうが、後半で慌てにくいと思います。

CrossOver/WineやGame Porting Toolkitが生活側の要になっている場合は、“次のメジャー更新を即断しない”という選択肢も含めて考えたほうがいいです。ここ、迷いますよね。

まとめ:Rosetta 2は終わる。問題は「いつ」より「何が残るか」

  • macOS Tahoe 26.4で、Intel専用アプリ起動時に“将来動かない”警告が表示されるようになった
  • macOS 26はIntel Mac最後のメジャーバージョン、macOS 27はAppleシリコン専用の見通し
  • Rosetta 2はmacOS 27の後で一般用途が区切られ、例外として古いゲームやLinux VMが示唆されている

結論は条件分岐でシンプルです。警告が出るアプリが生活の中心なら、代替探しを今から始める。そこまで困っていないなら、次のメジャー更新は少し様子見、でも十分だと思います。

ではまた!

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Source: AppleInsider, MacRumors