となりずむ

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新型Mac Studio予測、M5 Ultraの性能とメモリ不足が与える影響

デュアルディスプレイの前に設置されたシルバーのMac Studio本体、正面のUSB-CポートとSDカードスロットが見える高解像度製品写真

✅この記事では、2026年に登場すると見られている新型Mac Studioの噂を、M5 Ultraのスペック予測と世界的なメモリ不足の両面から整理していきます。発売時期だけでなく、実際に買えるかどうかにまで話を広げて見ていきます。

 

 

どうも、となりです。

Mac Proが2026年3月末にひっそり販売終了して、気づけばAppleのプロ向けデスクトップはMac Studio一択になりました。そこに重なるのが、世界的なDRAM・NAND不足と、M5世代への世代交代の噂です。スペックの話だけ追うと気持ちよく盛り上がれるんですが、現実側の供給の話を抜くと、たぶん今回は半分しか見えない。

海外では早くも「次のMac Studioはいつ、どのくらい強くなるのか」という予測が飛び交っています。ただ、日本から見ると気になるのはむしろ、買いたいときに本当に買えるのかという身も蓋もない部分じゃないでしょうか。

要点まとめ:強くなるのは確定、問題はいつ手に入るか

今回のポイントを、派手なスペックと地味な供給の両方から並べます。数字だけ見ると盛り上がりますが、後半ほど日本のユーザーに関係してきます。

  • 新型Mac Studioは2026年中に登場予定。最有力はWWDC 2026(6月8日)前後、遅れると年後半
  • 搭載はM5 MaxM5 Ultra。M5 Maxは最大18コアCPU/40コアGPU、メモリ帯域614GB/s
  • M5 UltraはM5 Maxを2つ連結した構成と推測され、最大36コアCPU/80コアGPU規模になる可能性
  • SSDはM5 MacBook Pro同様、M4世代比で最大2倍速化される可能性
  • 筐体デザインは現行の角丸スクエア(3.7×7.7インチ)を維持、Thunderbolt 5も継続見込み
  • DRAM不足で512GBメモリ構成は2026年初頭に廃止、現行の128GB/256GBも4月上旬から注文停止
  • M5 Maxは最大128GB、M5 Ultraは最大256GBの上限が続く可能性
スペックは順当に伸びるものの、メモリ供給の逼迫が価格と納期の両方に影を落とす世代になりそうです。

詳細解説:M5 Ultraの強さより、メモリの棚が先に気になる話

まずスペック側から見ていきます。M5 Maxはすでに2026年3月のMacBook Proでデビュー済みで、プロワークロードでM4 Max比最大30%高速化という数字が出ています。最大18コアCPU、40コアGPU、メモリ帯域614GB/sというのは、単体でもかなり強い。そしてAppleはここ数世代、MaxチップをUltraFusionで2つ繋げてUltraを作ってきました。今回もその路線が続くなら、M5 Ultraは単純計算で36コアCPU、80コアGPUという規模感になります。

……とはいえ、ここで本当に気にすべきはコア数よりメモリ構成のほうだと思うんですよね。Mac Studioは実質「筐体の中に詰め込める分だけ」がスペックの天井で、そのメモリ天井が今、明らかに下がっています。2026年初頭には512GB構成が廃止され、4月上旬には128GB・256GB構成の現行Mac Studioも注文停止になりました。この流れはMac miniとMac Studioの上位構成が注文不可になった話でも書いた通りで、もはや「遅延」ではなく「供給が落ちている」段階に入っています。

背景はシンプルで、メモリメーカーがAIサーバー向けの大口注文を優先していて、消費者向けの棚が薄くなっている。Apple側の都合というより、業界全体で起きている話です。3月時点で配送が18週間待ちになっていた流れの延長線上に、今回のM5 Studioが来ることになります。だからM5 UltraのGPUコア数に盛り上がる一方で、上限256GBが据え置かれる可能性が高いというのは、けっこう冷静に受け止めたほうがいい話です。

デザインと拡張性は、現行の角丸スクエア筐体を維持する方向。Thunderbolt 5も継続で、ポート構成が大きく変わる噂は出ていません。SSDはM5 MacBook Proで見せた高速化がStudioにも降りてくる可能性があり、これは地味に体感差の大きい部分です。エントリーが512GBから1TBになる噂もありますが、こちらは確定ではなくまだ噂段階で読んだほうがいいです。

注目したいポイント:Mac Proが消えたしわ寄せを、Studio一台で引き受ける

今回の世代交代で見落とせないのが、Mac Proが2026年3月末に販売終了したことです。これでAppleのプロ向けデスクトップはMac Studioだけになりました。M5 Ultraの位置づけは「ただのハイエンド」ではなく「Appleシリコン版Mac Proの後釜」まで含むことになります。

ここがAppleの統合SoC戦略と綺麗に繋がるんですよね。拡張スロットに高価なGPUを挿す世界観ではなく、チップの中に演算もメモリ帯域も内包してしまう設計に寄せる。Mac Proの拡張性を残さずStudioに畳んだのは、その思想の自然な帰結です。その代わり、メモリを後から増やすという逃げ道がない。購入時点の構成がそのまま寿命になるプロ機で、上限256GBがしばらく続きそうというのは、映像・3D・ローカルLLM系のユーザーにはなかなか重たい条件です。

この制約は、M5世代のアーキテクチャ転換とも絡んできます。M5 ProとM5 Maxが効率コアを廃した新設計を採っているという話があり、Ultraもその流れに乗る可能性が高い。単なるクロック向上ではなく、チップの性格そのものが変わる世代だと考えると、メモリ上限が据え置きでも「中身は別物」になる可能性はあります。

 

 

海外の反応:スペックより先に、デザインへのツッコミが飛んでいる

MacRumors Forumsでは、スペック予測よりもむしろ「筐体デザイン据え置き」への反応が目立ちます。

The weird thing is that they've effectively kept the trash can Power Mac (expansion is on the outside), but made it square. I've said this before, but the "trash can" form factor would be absolutely gorgeous for the Studio, and totally viable from a thermal standpoint. It's a shame that design is essentially "cursed" in Apple's eyes; otherwise it anticipated the Apple Silicon paradigm shift. It was just seven years too early. The Studio is arguably Apple's most boring-looking Mac.

奇妙なのは、Appleが実質あの「ゴミ箱型」Power Macの思想(拡張性は外付け)を維持しながら、単に四角くしただけという点だ。前にも言ったが、あのゴミ箱フォルムはStudioに見事にハマっただろうし、熱設計の観点でも十分成立したはずだ。Appleにとってあのデザインが「呪われた」扱いなのは残念で、そうでなければAppleシリコンへのパラダイムシフトを先取りしていた。登場が7年早すぎただけだ。Studioは間違いなくAppleで最も退屈な見た目のMacだ。

── MacRumors Forums

この反応が出る背景はわかりやすくて、スペック側に目新しさが少ないぶん、デザイン据え置きが余計に退屈に映るんですよね。拡張が外付けというアーキテクチャはゴミ箱型Mac Proとほぼ同じなのに、形だけ四角い箱になっている、という皮肉です。

となりの見方:デザインが退屈という話は見た目の問題に見えて、実は「Appleシリコン時代にMac Proという箱型の意味はもう残っていない」ことを裏返しで言っている指摘です。Mac Proの終了と合わせて読むと、四角い小箱一つに全部収める設計は、Appleにとって合理の終着点になっているのがわかります。

ひとこと:盛り上がるところと、冷めるところが同居する世代

M5 Ultraの数字だけ追うと素直に楽しい世代なんですが、メモリ上限の据え置きと供給不足の話が重なって、「強いのに買いづらい」という独特の空気になりそうです。発表の瞬間だけ見て判断すると、たぶん後からじわっと効いてきます。自分の用途でメモリ要件が見えている人ほど、スペックより先に在庫ページを見るほうが現実的かもしれません。

まとめ:発表より、納期と構成表を見たほうがいい世代

新型Mac StudioはM5 Max/M5 Ultraで順当にパワーアップし、SSDも速くなる見込みですが、筐体は据え置きで、メモリ上限も現行の128GB/256GBが続く可能性が高い状況です。世界的なDRAM不足はすでに現行モデルの注文停止として表面化していて、M5 Studioが出ても同じ壁にぶつかる可能性は十分あります。

WWDC 2026での発表が本線ですが、部品事情で後半にずれ込む余地も残っています。今買うか待つかで迷っているなら、発表日より先に、自分が必要なメモリ構成がそのとき注文可能な棚にあるかを見るほうが、たぶん判断を間違えにくいんじゃないでしょうか。ここはしばらく様子見でいい話題です。

ではまた!

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Mac Studioのメモリ上限を後から盛れないぶん、外付けストレージや表示周りをTB4/TB5ドックで整えておくとプロ運用の回り道が減ります。

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Source:MacRumors