
✅この記事では、メモリ不足のさなかに出た新型Mac Studioが、結局どこまで買える構成で並んだのかを確かめます。
- 要点まとめ:上限は戻り、刻みだけが飛んでいます
- 削られていた棚が、発表当日に戻りました
- 96GBの次が256GB。刻みだけが飛んでいます
- Mac Proの後釜という位置づけは、そのまま通りました
- 海外の反応:値段より先に、刻みの飛びへツッコミが入りました
- ひとこと:心配していた形とは、少し違う形で来ました
- まとめ:棚は戻り、値札は戻りませんでした
どうも、となりです。
この記事はもともと2026年4月、「強くなるのは確定として、問題は買えるかどうかだ」という見立てで書いたものです。当時のMac Studioは512GB構成が消え、128GBと256GBの注文まで止まっていました。
その答えが2026年8月25日に出ました。結論から言うと、買える構成のほうが戻ってきたほうです。ただし全部ではありません。
要点まとめ:上限は戻り、刻みだけが飛んでいます
- 新型Mac Studioは2026年8月25日に発表、9月22日発売。日本価格はM5 Maxが41万9,800円から、M5 Ultraが94万9,800円からです
- 4月に心配したメモリ上限は据え置きどころか戻り、M5 Maxで最大128GB、M5 Ultraで最大512GBになりました
- ただし512GB構成だけは10月下旬。今日の時点で注文できる上限は256GBです
- 選べる刻みは36/48/64/96/128/256GB。M5 Ultraは96GBの次が256GBで、その間が空いています
- そのひと飛びの追加額は72万円。本体と同じ桁の増設になりました
削られていた棚が、発表当日に戻りました
4月にこの記事を書いた時点で、Mac Studioの構成表は目に見えて痩せていました。2026年初頭に512GB構成が廃止され、4月上旬には128GBと256GBの注文も止まっていた。Mac miniとMac Studioの上位構成が注文不可になった回で追ったとおりです。
その状態は発表の前日まで続いていました。日本のApple Storeで選べたメモリは、2026年7月時点で36GB・64GB・96GBの3つだけ。M3 Ultra搭載機ですら96GBが天井でした。
それが発表当日から36/48/64/96/128/256GBへ広がり、512GBが10月下旬に加わります。心配していた「上限据え置き」どころか、削られる前の水準まで戻った形です。Appleはこの1年の削減にはひとことも触れていませんが、構成表のほうは正直に元へ戻りました。
96GBの次が256GB。刻みだけが飛んでいます
ただ、戻り方には癖があります。M5 Ultraで選べるのは96GBか256GBで、その間の128GBが無い。M5 Max側は36/48/64/96/128GBと細かく刻まれているのに、Ultraだけ一段飛ぶ形です。
そして96GBから256GBへの追加額が72万円。94万9,800円の本体に、本体と大差ない金額のメモリを載せる計算になります。128GBや192GBで足りる人にとっては、選びようがない分だけ高くつきます。
4月の時点でぼくが心配していたのは「上限が低いまま据え置かれること」でした。実際に起きたのは、上限は伸びたのに途中の踊り場が消えたことのほうです。買えないのと、買えるけれど桁が違うのとでは、困り方の質が違います。
Mac Proの後釜という位置づけは、そのまま通りました
4月に書いたもうひとつの論点が、Mac Proの販売終了でMac StudioがAppleの唯一のプロ向けデスクトップになった、という話でした。ここは見立てどおりです。
M5 Ultraは次世代のUltraFusionでMシリーズ初の4ダイ構成になり、GPUの各コアにNeural Acceleratorが入りました。Appleの計測でM3 Ultra比のピークAI演算は最大4.3倍、メモリ帯域は1.2TB/s。拡張スロットにGPUを挿す代わりに、チップの中へ全部詰めるという方向は、この世代でさらに徹底されています。
その代わり、購入時点の構成がそのまま寿命になる条件も変わりません。Mac Studioが最上位Macになった経緯と合わせて読むと、この設計を徹底した分だけ、買うときの構成選びが重くなっているのが分かります。
海外の反応:値段より先に、刻みの飛びへツッコミが入りました
発表直後の議論から、構成と納期に触れている声を拾いました。
WTF are these bonkers prices. The ultra with 256gb RAM is 4k for ram alone?! I have 192gb in my ultra now and it was nowhere near that price. Absolutely absurd. I how we go from from 96 to 256 with no in-between.
この値段は何なんだ。256GBのUltraって、メモリだけで4,000ドルってこと? 今のUltraには192GBを積んでいるけど、その値段には全然届かなかった。まったくばかげている。それに96から256へ、間が何も無いまま飛ぶのもどうかと思う。
ここが今回いちばん刺さっている本文で書いた刻みの飛びを、実際に192GBを使っている人が指摘しています。日本では96GBから256GBへの増設が72万円で、同じ不満がそのまま当てはまります。
Wondering if my M4 Max Studio that's on order will be upgraded? EDIT: Went ahead and cancelled my order from June and reordered for a Sep 22 delivery. Trade-in on my M1 Max Studio went up $200!
注文中のM4 Max Studioは新型に切り替わるんだろうか?(追記)結局6月に出した注文をキャンセルして、9月22日着で入れ直した。M1 Max Studioの下取り額も200ドル上がっていた。
納期を見るほうが早い、の実例6月に注文したまま届いていなかった人が、その場で新型へ切り替えています。4月に「発表日より先に棚を見たほうがいい」と書きましたが、待たされている人ほど、その順番で決まっていくようです。
I'm sorry but this starting at 512GB storage is an insult when Apple's onboard models chew up 60-80 gigabytes just to start. 1TB should be base to match the MacBook Pro.
悪いけど、入口が512GBストレージというのは侮辱でしょう。Apple自身のオンデバイスのモデルだけで60〜80GB食うのに。MacBook Proに合わせて1TBを基準にすべきです。
今度はストレージ側メモリの棚は戻ったのに、入口のストレージは512GBのままという指摘です。ローカルでモデルを持つ前提だと、確かに512GBはすぐ埋まります。
ひとこと:心配していた形とは、少し違う形で来ました
4月にこの記事を書いたとき、いちばん引っかかっていたのは「強いのに買えない」でした。棚が空のまま発表だけ派手にやる世代になるんじゃないか、という心配です。
実際に来たのは、棚は戻ったけれど値札が桁で上がっている形でした。買えないよりはずっといいはずなのに、素直に喜べないのが正直なところです。96GBの次が256GBで、間が72万円の崖になっている。そこを埋める構成が無いことのほうが、上限の数字よりよほど生活に近い。
もっとも、この1年ずっと96GBで止まっていたわけで、選べるようになっただけでも前進ではあるんですよね。
まとめ:棚は戻り、値札は戻りませんでした
新型Mac Studioは2026年8月25日に発表、9月22日発売。日本価格はM5 Maxが41万9,800円から、M5 Ultraが94万9,800円からです。
4月に心配していたメモリ上限は、M5 Maxで128GB、M5 Ultraで512GBまで戻りました。ただし512GB構成だけは10月下旬で、今日注文できる上限は256GB。M5 Ultraは96GBの次が256GBで、その一段が72万円です。
Mac Proの後釜という位置づけはそのまま通り、M5 UltraはMシリーズ初の4ダイ構成になりました。買えるかどうかの心配は、買える値段かどうかの心配へ移りました。
ここまで見ると、次に気になるのは「では、増設にいくらかかるのか」だと思います。メモリとストレージの追加額の一覧と、今日組める最高構成の総額は日本価格と発売日をまとめた回にあります。
ではまた!
CalDigit TS4/ Thunderbolt Station 4-0.8m Thunderbolt 4ケーブル付き [TS4-JP-AMZ]
メモリを後から増やせない代わりに、外の取り回しは足せます。新型はThunderbolt 5ですが、このドックはThunderbolt 4規格なので、速度は4の上限止まりです。
AmazonSource:Apple Newsroom、Apple Store(日本)、Apple 技術仕様(日本)、MacRumors①、MacRumors②、MacRumors Forums①、MacRumors Forums②、MacRumors Forums③
更新履歴
- 2026年8月26日:M5 Max/M5 Ultra搭載Mac Studioの正式発表を受けて全面改稿。メモリ上限の復活と刻みの飛び、日本価格を追加し、海外反応を個別URL付きの3件へ差し替え
- 2026年4月18日:公開