
✅この記事では、タッチ対応の新型MacBookが、次のM6ではなく現行のM5 Pro / M5 Maxで出るという報道と、買うか待つかの考え方を整理します。
- 要点まとめ:初代タッチMacBookは「最新チップ機」ではない
- 何が報じられたのか:旗艦なのに、積むのは現行チップ
- 昨日までの想定との違い:M6世代だと思われていた
- 本当に新しいのはM7:上位チップは2027年末まで空く
- で、買うか待つか:今ハイエンドが要るなら現行で足りる
- 海外の反応:タッチへの懐疑と、別の形を望む声
- ひとこと:主役はチップではなく、見た目の世代だと思う
- まとめ:初代は中身の速さで選ぶ機械ではない
どうも、となりです。
次のMacBookは全部入りの完成版だろう、と待っていた人ほど、少し肩透かしかもしれません。タッチもOLEDも新しい見た目も来るのに、肝心のチップだけは、最新のM6ではなく今のM5 Pro / M5 Maxのまま、という報道が出ています。
派手な見た目の変化と、チップの世代が、そろっていません。だとすると、急いで初代に手を出すのか、それとももう一段あとを待つのか。迷うのはまさにそこだと思います。
要点まとめ:初代タッチMacBookは「最新チップ機」ではない
- タッチ対応の新型MacBook(噂の名前は「MacBook Ultra」)は、次のM6世代ではなく、現行のM5 Pro / M5 Maxを積むとBloombergが報じています
- 発売は今年後半から来年初めの見込みで、14インチと16インチ。Mac初のOLEDと「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」を載せ、2021年以来となる筐体の大きな作り直しになる見込みです
- M6には上位のPro / Maxが用意されず、AI処理に振り切ったM7 Pro / M7 Maxを積む第2世代のタッチMacが、2027年末ごろに続く予定と語られています
- 価格は、現行のM5 Pro MacBook Pro(米国で1,999ドルから。日本でも先日値上げ済み)より高くなりそうです
何が報じられたのか:旗艦なのに、積むのは現行チップ
発端はBloombergのマーク・ガーマン(Mark Gurman)氏の報道で、MacRumorsなどが伝えています。公式発表ではなく、あくまで報道段階の話として読んでください。
新型のタッチMacBookは、見た目の話だけ並べると大きな変化です。Mac初のタッチスクリーンに、Mac初のOLED。ノッチをやめてDynamic Islandを載せ、筐体そのものも2021年以来の大きな作り直しになるそうです。サイズは14インチと16インチの2種類で、開発上のコードネームはそれぞれK114とK116だといいます。
ところが、その中身に積まれるチップは、次のM6ではなく、今売られているMacBook Proと同じM5 ProとM5 Maxだというのが今回の肝です。見た目は新世代、中身は現行世代。旗艦のはずの一台で、この組み合わせになるのは少し意外でした。
発売の時期は、今年の後半から来年の初めにかけての見込みです。値段については、現行のM5 Pro MacBook Pro(米国で1,999ドルから)よりも高くなる、という話までで、具体的な額はまだ出ていません。
昨日までの想定との違い:M6世代だと思われていた
このタッチMacBookについては、つい先日まで「2nmのM6世代チップから載る」という見方が出ていました。タッチやOLEDと並んで、中身も一段新しくなるはずだ、と受け取っていた人は多かったと思います。
今回の報道は、そこを現行のM5 Pro / Maxへ引き戻しました。噂が噂を上書きした形なので、どちらもまだ確定ではありませんが、少なくとも「初代から最新チップ」という前提は揺らいでいます。同じ製品の話でも、チップの世代がこれだけ動くと、買い時の考え方も変わってきます。
本当に新しいのはM7:上位チップは2027年末まで空く
では、なぜM6ではないのか。ここは別々に報じられてきたチップ側のロードマップとつなぐと見えてきます。報道では、M6に上位のPro / Max(さらに上のUltra)は用意されず、その代わりにAI処理へ振り切った次のM7シリーズの開発を前倒しする、という話です。
M7はニューラル系の処理やGPU、メモリ帯域を大きく引き上げて、重いAIの作業へ振り向ける狙いだそうです。そのM7 ProとM7 Maxを積む第2世代のタッチMacは、すでに「高度なテスト」段階にあり、早ければ2027年末ごろ。さらにその先、2028年にはM7 MaxやM7 Ultraを積むMac Studioの刷新も控えているとか。正直、2027年末と聞くと、ずいぶん先に感じます。
裏を返すと、本当に新しいチップを積んだハイエンドMacは、2027年末まで間が空くということになります。ただ、今年のうちに出るMacはタッチMacBookだけではありません。9to5Macは、見た目は今までどおりのまま中身だけをベースのM6へ更新したエントリー向けのMacBook Pro(開発コードネームはJ804)も、今年の秋に登場する見込みだと伝えています。タッチもOLEDも要らず、ふつうのMacBook Proを一段速くしたいだけなら、こちらのほうが現実的な選択肢になりそうです。上位のPro / Maxクラスは、しばらく現行のM5世代が受け持つ形です。
で、買うか待つか:今ハイエンドが要るなら現行で足りる
ここまでをふまえると、判断のものさしは意外とはっきりします。チップの速さが目当てなのか、それとも新しい画面と見た目が目当てなのか、という分かれ方です。
仕事や制作でハイエンドのMacが今すぐ必要なら、無理に初代のタッチ機を待つ理由は薄いです。積まれるのは結局いま買えるM5 Pro / Maxと同じなので、現行のMacBook Proで困らない人がほとんどでしょう。逆に、OLEDの画面やタッチ、新しい筐体に強く惹かれるなら、初代はまさにそこを買う一台になります。チップの新しさは、そのとき後回しになる前提で選ぶことになります。
そして、速さも新しさも全部そろった一台が欲しいなら、目安は2027年末のM7世代まで下りていきます。1年半ほど先の話なので、そこまで待てるかどうかが、もう一つの分かれ目です。
報道はここまでで、ここから先は確証のない見方になりますが、私はこれを「設計の世代」を先に出す動きだと受け取りました。タッチ、OLED、Dynamic Island、新しい筐体と、見た目まわりの変化が一気に来るのが今回です。チップの大きな飛躍はM7にまとめて、設計の刷新とは切り離した。大きな変更を同じ年に詰め込まないのは、わりとよくある進め方です。だとすれば、初代で設計、次のM7で中身、という出し方もそう不思議ではありません。もし初代が予定どおりM5 Pro / Maxで出てくれば、この見方は当たりに近いですし、逆にふたを開けてM6系が載っていたら、こちらの読み違いということになります。
海外の反応:タッチへの懐疑と、別の形を望む声
今回の報道そのものへの反応というより、Macがタッチへ進むという話の流れに、以前から出ている声を拾いました。
Buying the M5 MBP when it is announced....I have no need for this touch nonsense.
発表されたらM5のMacBook Proを買うよ……このタッチ機能なんて自分にはまったく要らない。
現行で十分という声。これは今回の話の芯とそのまま重なります。積まれるチップが現行と同じなら、タッチに価値を感じない人にとっては、わざわざ初代を待つ意味が薄い、という受け止めです。
Just do the obvious Apple..... Release a MacPad device that can run everything...... Many users including me would gladly buy it in a heartbeat......
いいかげん当たり前のことをやってほしい、Apple……。なんでも動かせるMacPadを出してくれれば、自分を含めて多くの人が一も二もなく買うのに……。
いっそ別の形を、という要望。クラムシェルにタッチを足すより、画面が外れてiPadにもなる一台を、という方向です。実際に出るのはあくまでタッチ対応のノート型なので、ここは期待とずれが残りそうな部分です。
This got to be especially awful on larger devices where touch required big arm movements. I simply could not cope with touch on anything from about 15" up due to musculoskeletal problems. But a mouse is absolutely fine.
大きい画面だと、タッチのたびに腕を大きく動かすことになって特にきつかった。15インチくらいから上は、体の負担のせいでタッチをまともに使えなかったんだ。マウスならまったく問題ないのに。
大画面でのタッチの疲れ。縦に立った画面を指で触り続けると腕が疲れる、という話は、かつてタッチMacBookが見送られてきた理由としてよく語られてきたところです。16インチまで用意されると聞くと、この使い心地は気になります。
they tried with the touchbar....it failed...even on windows laptops very very few people use touch in clamshell...only if they use it 360degree in tablet mode
Touch Barで一度試して、うまくいかなかった……。Windowsのノートでも、クラムシェルのままタッチを使う人はごく一握りで、使うのは360度開いてタブレットにしたときくらいだ。
使われるのか、という懐疑。過去のTouch Barを引き合いに、ふつうのノートの形のままタッチは結局使われないのでは、という見方です。逆に言えば、Appleがここをどう設計してくるかが、初代を選ぶかどうかの分かれ目になりそうです。
ひとこと:主役はチップではなく、見た目の世代だと思う
中身を追っていくと、これはチップで選ぶ一台ではないんだな、と感じました。OLED、タッチ、Dynamic Island、新しい筐体と、Macがずっとやってこなかった見た目の変化がまとめて来る。そこが主役で、チップはあえて現行のままにした、という構図に見えます。「Ultra」という大きな名前がつくとしても、速さの最上位という意味ではないのかもしれません。そう思って眺めると、初代に何を期待するかが少しはっきりします。
まとめ:初代は中身の速さで選ぶ機械ではない
ここでいちばん大きいのは、見た目の刷新とチップの世代がそろっていない、という一点です。タッチもOLEDも新しいのに、積まれるのは現行のM5 Pro / Max。だから初代のタッチMacBookは、画面や手ざわり、見た目に惚れて選ぶ一台で、いちばん速いチップが欲しい人の一台ではありません。
速さと新しさが全部そろうのは、その先のM7世代です。今ハイエンドが要るなら現行で困りませんし、新しい画面に強く惹かれるなら初代がそれに応えてくれます。中身の最新さまで欲しいなら、向かう先は2027年末。どれを取るかで、待つ長さがまるごと変わってきます。
ではまた!
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次のMacを待つあいだ、いま使っているMacBookの目線を上げておくと、首や肩の負担がだいぶ違います。高さと角度を細かく決められるタイプなら、外付けキーボードと組み合わせて据え置きでも使いやすくなります。
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