
✅この記事では、iPhone 17 Pro / 17 Pro Maxの一部ユーザーが報告している「筐体の色あせ問題」について整理します。報告が集中しているのは「コズミックオレンジ」と「ディープブルー」の2色。GSMArenaによると、カメラの突起部分から色が薄れ、フレーム全体に広がるケースが確認されているようです。
- 最新動向:iPhone 17 Proの「コズミックオレンジ」と「ディープブルー」で報告増
- 考えられる要因:紫外線+表面処理の相性?
- 状況の広がり:一部ロットか、環境依存か
- ユーザーの反応:「太陽で色替え」「無料のローズゴールド」
- まとめ:外装の“素材の時代”に起きた副作用
どうも、となりです。
発売から1か月ほど経った今、iPhone 17シリーズでちょっと気になる話題が出ています。それが「一部カラーの筐体が日光で色あせてしまう」というもの。まだ限定的な報告とはいえ、SNSやフォーラムでじわじわと話題になっています。
最新動向:iPhone 17 Proの「コズミックオレンジ」と「ディープブルー」で報告増
Some users are reporting their Cosmic Orange iPhone 17 Pro is turning pink. The QC has gone to sh!t at Apple recently. pic.twitter.com/M7HmIrEJP0
— Tech Bharat (Nitin Agarwal) (@techbharatco) October 8, 2025
GSMArenaが伝えたところによると、褪色の報告は主にコズミックオレンジとディープブルーのモデルで確認されています。
褪色はまずカメラアイランドの金属部分から始まり、時間の経過とともにアルミフレーム全体に広がるというパターンが多いようです。
一方で、背面中央のマットガラス部分は無傷。色が残るガラス面と、淡くなった金属フレームが並ぶことで、わかりやすい“色むら”として目立ってしまうという声もあります。
考えられる要因:紫外線+表面処理の相性?

原因についてはAppleからの公式コメントはまだありませんが、ユーザーの多くは紫外線の影響を疑っています。 「短時間の直射日光で色が薄れた」「日差しの強い環境でだけ変化が起きた」などの声が共通しており、外装の陽極酸化処理(アルミ表面の酸化皮膜着色)と紫外線の化学反応の可能性が指摘されています。
実際、アルミ素材の着色は塗装ではなく“染み込ませる”タイプの加工で、熱や光によって色素が劣化することがあります。とくにオレンジ系やブルー系のような鮮やかな染料色は、微妙な光の当たり方で変色が起こりやすいんです。
状況の広がり:一部ロットか、環境依存か
現時点では、どのくらいの範囲で起きているのかは不明です。GSMArenaやIT之家の取材でも、すべてのユーザーが経験しているわけではなく、特定のロットや使用環境に依存している可能性もあるとしています。 一部では「高温環境下での使用」「ケースとの摩擦」「皮脂との化学反応」など、別の仮説も出ています。
Appleからの正式な声明はまだ出ていませんが、これまでにもiPhone 15の“ナチュラルチタン”などで軽い色変化が話題になったことがあり、今回もそれに近い事例とみられます。
ユーザーの反応:「太陽で色替え」「無料のローズゴールド」
SNS上では、「日焼けでローズゴールドになった」「自然のグラデーションだと思えば悪くない」など、冗談めかした投稿も見られます。 ただ一方で、「せっかくの新色なのに、わずか数日で色が抜けるのは残念」という不満も少なくありません。 ユーザーとしては「ケースを付けるか、直射日光を避けるか」くらいしか予防策がないのが実情です。
まとめ:外装の“素材の時代”に起きた副作用
今回の件をひとことで言うなら、「デザイン進化の裏で、素材が光に敏感になった」という話です。Appleは軽さや手触りを重視するあまり、金属表面の処理をより繊細にしています。その分、自然環境の影響も受けやすくなったのかもしれませんね。
今後Appleが交換対応などを行うかはまだわかりませんが、ユーザー報告が一定数に達すれば、サポート文書や修理ガイドが更新される可能性もあります。 気になる方は、しばらくは直射日光や高温環境を避けて使うのが安全かもしれません。
ではまた!
Source: IT之家, GSMArena