
✅ この記事では、iPhone 17 Proシリーズの販売動向を中心に、JPMの調査データから見えてきたPro人気の加速と、気になる「iPhone Air」の存在感について解説します。
どうも、となりです。
毎年恒例の「新型iPhoneどれが一番人気?」ですが、2025年の主役はやはりiPhone 17 Pro MaxとiPhone 17 Pro。米国での販売調査によると、昨年のiPhone 16シリーズを大きく上回る需要が確認されていて、Appleにとっては幸先のいいスタートになっています。
一方で、シリーズに新登場したiPhone Airは、今回の調査レポートではまったく触れられていないんです。ここに、ちょっとした“謎”があるわけですね。
Proモデルの需要は過去最高
JPMの調査によれば、アメリカではiPhone 17シリーズ全体に対して「購入したい」と答えた人は71%。iPhone 16シリーズ時の68%からさらに上がり、2023年の63%と比べても年々上昇しています。
その中でも人気トップはiPhone 17 Pro Maxが33%、次いでiPhone 17 Proが22%。2モデル合わせると55%を占める計算で、標準のiPhone 17(20%)やその他モデルを大きく引き離しています。
結果として、Pro系全体のシェアは72%に到達。前年の64%から大幅に伸びており、「ハイエンド志向の加速」がはっきりと数字に表れています。
まとめ:Pro人気はますます盤石。とくにPro Maxが“圧倒的な王者”の位置に立っています。
「iPhone Air」が見当たらない不思議
ところが、この調査レポートの中にはiPhone Airという言葉が一度も出てこないんです。本来なら「Plus」の後継としてラインナップに加わったAirですが、なぜか調査表からは抜け落ちているように見えます。
考えられるのは、アンケート設計の段階でAirが「標準のiPhone 17」に含まれて集計されているケース。実際、JPMも「無印17の人気が昨年の16を上回っている」と指摘しています。ただ、その背景には「16はPlusがあったけど、17ではAirに置き換わった」という構造変化があるわけです。
初動の予約段階では、iPhone Airの在庫が潤沢で動きが鈍い一方、無印17は想定以上の受注で増産指示が出たと報じられました。つまり「Airが数字に含まれていない」ように見えても、実態としては無印17とセットで評価されている可能性が高いんです。
まとめ:Airの人気が低いわけではなく、調査の切り口によって“見えなくなっている”可能性があります。
アップグレード組とスイッチャーの動き
既存ユーザーのアップグレード意欲も高まっており、iPhoneユーザーの82%が「2025年に買い替えたい」と回答。米国では73%→78%に上昇、中国では驚異の98%が「買い替え意向あり」と答えています。
アップグレード層の人気もやはりPro寄りで、Pro Maxが36%、Proが20%。標準17も20%で健闘しています。
一方、Androidからのスイッチ希望は57%と、昨年の61%からやや減少。ただし、スイッチ希望者のうち69%がProモデルを狙っているというデータが出ています。
まとめ:買い替え組も乗り換え組も、Proモデルへの吸引力が強まっています。
Apple Watch需要も引き続き堅調
調査ではApple Watchについても触れられており、2025年に「新しいスマートウォッチを買いたい」と答えた人は56%。そのうち87%がApple Watchを選ぶ結果になっています。
機種別ではSeries 11が53%、Ultra 3が26%。前年と比べて大きな変動はないものの、依然としてApple Watchがスマートウォッチ市場をリードしていることがわかります。
まとめ:Apple Watchの需要も安定。とくにシリーズ下位モデルが広く支持されています。
まとめ
今回の調査で見えてきたのは、「Proが過去最高に人気」という事実と、「Airの扱いが不透明」という点です。予約段階の報道を踏まえると、標準17とAirの需要バランスは依然として読みづらい部分があります。
ただ、確実に言えるのは「Proを中心に17シリーズ全体が順調」だということ。Airがどう位置づけられるのかは、今後の販売実績やユーザー評価で明らかになってくるでしょう。
ではまた!
Source: AppleInsider(JPM投資家向けノート抜粋)/JPM調査データ