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iPhone Pocket発売開始:日本の在庫状況・価格・カラーまとめ

ISSEY MIYAKEの3Dニット素材のiPhone Pocketに収納されたiPhoneのカメラ部分のクローズアップ。ブラウンの編地とIssey Miyakeタグが見える

✅この記事では、AppleとISSEY MIYAKEが共同開発した「iPhone Pocket」が世界各地で発売開始されたニュースを整理します。どこで買えるのか、いくらなのか、そしてもう売り切れているカラーまでチェックしていきます。

どうも、となりです。

iPhoneのアクセサリといえばケースやストラップが定番ですが、「ポケットそのものを身につける」という発想はちょっと新鮮ですよね。AppleがISSEY MIYAKEと組んで出してきたiPhone Pocketは、単なる“入れ物”というより、服とガジェットのあいだにあるプロダクトなんだなと感じます。

しかも今回は「世界の一部の国でのみ」「数量も限られる」スペシャルエディション。すでに品切れが出ているということで、どんなアクセサリなのか、落ち着いて整理しておきましょう。

iPhone Pocketとは? ISSEY MIYAKEと作る「身につけるポケット」

iPhone Pocketは、ISSEY MIYAKEのデザインスタジオとAppleのデザインチームが共同開発した特別なアクセサリです。素材は日本製の3Dニット。ISSEY MIYAKEの代表的な「一枚の布」というコンセプトをベースに、プレーツ(プリーツ)服のような立体感を持たせつつ、iPhoneをすっぽり包み込めるポケットとして仕立てられています。

Appleの説明によると、開発はISSEY MIYAKE側の研究開発からスタートし、Apple Design Studioが設計や生産の段階で細かくフィードバックを行ったそうです。つまり「Apple公式アクセサリ」でありつつ、ISSEY MIYAKEのプロダクトとしても筋の通ったコラボになっているわけですね。

使い方も少しユニークで、ハンドストラップのように手首に巻いたり、バッグに結びつけたり、ショルダーストラップとして肩掛けにしたりと、ちょっとした“ウェアラブル”感覚でiPhoneを持ち歩けるのが特徴です。ポケットの口を伸ばすと中の画面が少し見えるので、通知の確認くらいなら取り出さずに済みそうです。サイズには少し余裕があり、iPhoneに加えてカードや小物を一緒に入れて持ち歩ける仕様になっているのもポイントです。

どこで買える? 販売国と価格を整理

iPhone Pocketは、2025年11月14日(金)時点で、Appleのオンラインストアから注文できます。ただし販売地域は限定されていて、記事執筆時点での対応国は以下の通りです。

  • フランス
  • 中華圏(Greater China)
  • イタリア
  • 日本
  • シンガポール
  • 韓国
  • イギリス
  • アメリカ

価格はストラップの長さによって2パターン用意されています。米国ではショートストラップ版が$149.95、ロングストラップ版が$229.95。そのうえで、日本のApple公式オンラインストアでは次の税込価格になっています。

  • ショートストラップ版:¥25,800(税込)

www.apple.com

  • ロングストラップ版:¥39,800(税込)

www.apple.com

ショートは手持ちやバッグ取り付け向け、ロングは肩掛け・斜め掛け用というイメージですね。ケースに数千円、レザーアクセサリに1万円台というラインナップの中で、この価格帯は完全に“ハイエンドのファッションアイテム”側に振り切っています。

Apple純正アクセサリの価格は、以前まとめた純正アクセサリの収益構造の記事でも触れましたが、ハードウェア本体とは別のビジネスとしてかなり重要な位置づけになりつつあります。iPhone Pocketも、その中でもさらに上のレンジを狙った位置づけと言えそうです。

 

 

カラー展開と売り切れ状況

iPhone Pocketは、ショートストラップ版とロングストラップ版でカラー展開が少し異なります。9to5Macの記事およびAppleの説明を整理すると、ラインナップは次のとおりです。

ショートストラップ版($149.95/日本価格¥25,800)

  • レモン
  • マンダリン
  • パープル
  • ピンク
  • ピーコック
  • サファイア
  • シナモン
  • ブラック

ロングストラップ版($229.95/日本価格¥39,800)

  • サファイア
  • シナモン
  • ブラック

この記事が取り上げているタイミングでは、すでにオンラインストアで「在庫切れ」の組み合わせが増えてきていると報じられています。特にロングストラップ版は元々のカラー数が少ないこともあり、日本を含め各国のオンラインストアで早い段階から完売が目立ちます。

MacRumorsの別記事によると、アメリカのAppleオンラインストアでは、発売開始日の時点でショート・ロングともにすべてのバリエーションが完売状態になっていたとのことです。他の国・地域でもサイズとカラーの組み合わせが次々と売り切れており、「欲しい色を選べるうちに注文する」くらいのスピード感が必要になりそうです。

一方で、オンラインに在庫がない場合でも、世界の一部のApple Storeでは店頭販売分が残っている可能性があります。9to5MacやMacRumorsでは、下記の店舗がピックアップされています。

  • Apple Canton Road(香港)
  • Apple 銀座(東京)
  • Apple Jing’an(上海)
  • Apple Marché Saint-Germain(パリ)
  • Apple 明洞(ソウル)
  • Apple Orchard Road(シンガポール)
  • Apple Piazza Liberty(ミラノ)
  • Apple Regent Street(ロンドン)
  • Apple SoHo(ニューヨーク)
  • Apple 信義A13(台北)

日本では、まず銀座店に並ぶかどうかが一つの目安になりそうですね。地方在住の人にとってはなかなかハードルが高いので、オンラインの在庫復活をこまめに見るかどうかが悩ましいところです。なお、どの国でも「限定アクセサリ」という位置づけになっており、完売後に追加生産や再入荷があるかどうかは現時点では明らかにされていません。

【11/15更新】日本オンラインストアは“全モデル完売”しました

注目したいポイント

個人的に気になったのは、「iPhoneをポケットから取り出す」という行為そのものを、別の形に置き換えようとしているところです。ケースやバンパーのように本体と一体化するアクセサリではなく、スマホショルダーのように“持ち運びスタイル”を変える方向に振っているのが面白いんですよね。

一方で、保護性能だけを考えるなら、以前レビューしたiPhone 17公式ケースのレビューのような、従来型のケースのほうが安心感はあります。iPhone Pocketは「保護+収納」のうち、どちらかと言えば“収納とファッション性”を重視したアクセサリと言えそうです。

また、Appleがこうしたデザイナーズコラボを行うときは、単なる記念モデルにとどまらず、「今後のプロダクトの方向性」をさりげなく示してくることが多いです。iPhone Pocketのような“布製アクセサリ”が好評なら、他のデバイス向けにも似た発想が広がっていくかもしれません。

価格だけを見るとかなり攻めた設定ですが、「ISSEY MIYAKEのプロダクト」と「Apple公式アクセサリ」を同時にコレクションできると考えると、ファッション寄りのファンには刺さるラインだと思います。ストラップ文化が広がっている日本では、街中で実物を見かける機会も案外多くなるかもしれませんね。世界的に見ると、アメリカではオンライン分が即完売する勢いだったこともあり、「欲しい人がちゃんと手に入れられるのか」という意味でも、コレクション性の高いアイテムになりそうです。

ひとこと:iPhoneを“しまう服”という発想

ひとことで言うと、iPhone Pocketは「iPhoneのための小さな服」という感じのプロダクトだと思います。これまでスマホショルダーやケースはたくさん出ていましたが、“ポケットそのものを身につける”という考え方は、デジタルガジェットとファッションの距離を一歩近づけてくれる提案に見えます。

もちろん、価格や実用性だけで見れば選ぶ人は限られます。それでも、こうした少し振り切ったアクセサリがあることで、「スマホをどう持ち歩くか」という発想のバリエーションが増えていくのは楽しいですよね。気になっている人は、オンラインの在庫状況や銀座店の店頭展示を、一度チェックしてみる価値はあると思います。

ちなみに、あの独特の編み込み構造やピスネームまわりの作り込みがどう仕上がっているのかについては iPhone Pocketの職人レビュー とあわせて読むとさらに理解が深まると思います。

Redditの反応まとめ

  • 「3Dニットなんて中国でも余裕で作れるし、サードパーティ製を待つ」という“様子見”派のコメント。
  • 「そもそも編み物って最初から3Dでは?」というツッコミで盛り上がるスレ民。
  • 全カラー・全サイズがほぼ売り切れで、「そもそも最初から数をあまり作っていないのでは」という見方。
  • 見た目の印象が強すぎて「一度そう見えちゃうともうそれにしか見えない」というミーム画像付きのネタ投稿。
  • 「誰が買うんだ?」という疑問に対して、「Reddit民が嫌うオシャレなものにもちゃんと顧客はいて、その多くはお金持ち」という反論。
  • 「世界はRedditの趣味と同じじゃない」「実際、もう売り切れてるし」と、ネットの声と現実のギャップを指摘するコメント。
  • 「買っているのはr/appleとr/technologyのコメント欄の人たちでは?」という自虐ネタ。
  • 「買うのは女の子」「テスラを買うような“見られたい人たち”向け」と、ターゲット層を茶化す声。
  • 「ダサく見える以外のメリットは? 正直よく分からない」という、デザインと実用性のバランスに戸惑う意見。
  • 「女性の服にはポケットが少ないから、スマホだけ持ちたいときの選択肢としてはアリ」という擁護的なコメントも存在。
  • 「10個買った、これぞ最高のプロダクト」と、明らかにネタっぽい“爆買い報告”。
  • Apple公式の「一枚の布」というコンセプト説明に対して、「表現が大げさで笑ってしまう」というツッコミも多め。

全体として、デザインや価格にツッコミを入れる声が目立ちつつも、「ニッチだけどハマる人には刺さる」「Redditの感覚=世の中の総意ではない」という温度感がにじむスレッドになっていました。

まとめ:iPhone Pocketは“用途がハマる人”向けの遊び心アクセサリ

あらためて、今回のポイントをまとめると次の通りです。

  • ISSEY MIYAKEとAppleが共同開発した3Dニット製アクセサリ「iPhone Pocket」が発売開始
  • ショートストラップ版は$149.95(日本では税込¥25,800)、ロングストラップ版は$229.95(日本では税込¥39,800)
  • 対応国は日本を含む8地域で、オンラインではすでに売り切れカラーも発生
  • アメリカのオンラインストアでは発売直後に全バリエーションが完売するなど、世界的に在庫はかなり限られている
  • 一部の世界主要Apple Storeでは店頭在庫を確保している可能性あり
  • 保護よりも「身につけ方」を変える方向に振った、ファッション寄りのアクセサリ

実用一点張りのケースとは違い、「iPhoneをどう身につけるか」を楽しむためのアイテムなので、無理に万人向けを目指していないところも含めて面白い取り組みだと感じました。あなたなら、どんなスタイルでこのポケットを使ってみたいでしょうか。

ではまた!

 

 

Source: 9to5Mac, MacRumors