
✅この記事では、リーカーのSonny Dickson氏が公開したiPhone FoldとiPhone 18 Proシリーズのダミーユニットを整理します。形状・価格だけでなく、MagSafeとLIDARが省かれる可能性という「Pro機能削減」の懸念まで踏み込みます。
- 要点まとめ:iPhone FoldとiPhone 18 Proで何がわかったか
- iPhone Foldのサイズ感:iPad miniとほぼ同じ画面が折り畳まれている
- 注目したいポイント:MagSafe非対応+LIDAR省略なら「Pro機能を削った高額機」になる
- iPhone 18 Proシリーズも同時に姿を見せた
- 海外でも高額×機能省略の組み合わせへの不満が出ている
- ひとこと:初代折りたたみiPhoneは「新カテゴリの実験機」として受け取るのが自然
- まとめ:形状は確かに面白い、でも38万円超で何が省かれるかがすべて
どうも、となりです。
iPhone Foldのダミーユニットがついに出ました。リーカーとして実績のあるSonny Dickson氏によるもので、iPhone 18 Pro・Pro Maxと並べた比較画像も公開されています。「噂の数字」がようやく「手で持てる形」として見えてきた、という意味では今回はひとつの節目です。
Exclusive First Dummies of what the final size of the iPhone Fold, iPhone 18 Pro and iPhone 18 Pro Max will look like. pic.twitter.com/X9P9uBK12p
— Sonny Dickson (@SonnyDickson) April 7, 2026
ただ、サイズ感と価格が注目される一方で、ダミーユニットからは「MagSafeリングの痕跡がない」「LIDARセンサーが見当たらない」という指摘が出ています。最大2,500ドル(現在のドル円レートでの単純換算で約38万円超ですが、Apple Japanは独自レートで価格設定するため日本での実売価格は未確定です)という価格帯で、既存のPro機能が削られるとすれば、それは見過ごせない。今回はその点を中心に整理します。
要点まとめ:iPhone FoldとiPhone 18 Proで何がわかったか
今回のダミーユニット公開で確認・浮上した情報はざっくり以下のとおりです。数字はあくまでリーク段階であり、Apple公式は何も確認していません。
- iPhone Foldの閉じた状態:高さ約120.6mm・幅約83.8mmで正方形に近いコンパクトなフットプリント
- 開いた状態の内部ディスプレイ:約7.76インチ。iPad mini(7.9インチ)に近いサイズ感
- チップ:A20 Pro(2nmプロセス)をiPhone 18 Proシリーズと共有する見込み
- RAM:12GB
- ヒンジ:液体金属採用で折り目を最小化する設計
- iPhone 18 Pro:小型化されたDynamic Island、画面下Face ID、自社製C2モデムを搭載
- iPhone 18 Pro Max限定:可変絞りレンズ搭載の可能性
- iPhone Foldの価格予想:1,999〜2,500ドル(約30万〜38万円超)
- 初期出荷予測:Kuo氏による300万〜500万台と保守的な規模
- MagSafe非対応の可能性/LIDARセンサー欠如の可能性:いずれもダミーユニットからの観察段階
FINALLY🙌🏼 First look at the iPhone Fold & 18 Pro Max dummy. pic.twitter.com/iAhKUV7ysC
— AhMad 𝕏 Ansari (@Ahmadansari2233) April 7, 2026
iPhone Foldのサイズ感:iPad miniとほぼ同じ画面が折り畳まれている
閉じた状態では高さ約120.6mm・幅約83.8mmという数字、これはiPhone 16 Pro(高さ149.6mm)より30mm近く短いことを意味します。正方形に近いコンパクトさで、ポケットへの収まりはかなり良くなる。ただ閉じたときの外部ディスプレイがどれだけ使い勝手を持つかは、ダミーユニットからはまだわかりません。
開いた状態の内部ディスプレイは約7.76インチ。iPad miniの7.9インチと比較すると、ほぼ同じ感覚で使えるサイズです。iOS 27でiPadライクなマルチタスク対応が予定されていることと、このサイズは整合しています。開いたときにiPad miniに近い使い方ができるなら、「iPhoneの代替」ではなく「iPad miniの代替」として選ぶ層が出てきてもおかしくない。
ただしアスペクト比が正方形に近いぶん、既存のiOSアプリとの相性は未知数です。Proアプリや動画アプリの多くは縦長または横長を前提に設計されており、7.76インチの正方形に近い画面でどう最適化されるかは、iOS 27の実装を見るまで判断できません。
注目したいポイント:MagSafe非対応+LIDAR省略なら「Pro機能を削った高額機」になる
今回最も議論を呼んでいるのが、ダミーユニットの背面にMagSafeリングの痕跡が見られないという点です。加えて、LIDARセンサーが見当たらないという指摘もある。いずれもダミーユニットからの外観観察であり、最終仕様で変わる可能性は十分あります。そもそもダミーユニットはケースのフィッティング確認が主目的であり、内部の磁石やフラットなセンサー窓が再現されないことは過去にも多々ありました。「省かれる可能性がある」という懸念は持ちつつも、「ダミーの性質上まだ隠されているだけ」という見方も対置しておくのが公平です。ただ、仮にこの2つが実際に省かれるとすれば、価格との比較で相当な説明を要します。
MagSafeについて言えば、背面の磁気構造が折りたたみのヒンジ設計・バッテリー配置と干渉する可能性があります。折りたたみデバイスでは内部スペースの制約が通常のiPhoneより厳しく、磁石を精密に配置するための余裕が取れないという判断があるかもしれない。ただそれは「なぜ省いたか」の理由にはなりますが、「省いていい理由」にはなりません。
LIDARについても同様です。今回のFoldはFace IDも非搭載の可能性が出ているように、折りたたみ形状特有の物理制約がセンサー配置を難しくしていると考えられます。内部・外部の2つのディスプレイを持つデバイスに、どの面にもセンサーを最適配置することは技術的に複雑です。それでも、LIDARはiPhone Pro系列の差別化要素として位置づけられてきた機能であり、「Pro相当の価格で省かれる」ことへの反発は出るでしょう。
液体金属ヒンジは折り目を最小化する設計思想を持つものの、折りたたみデバイスの物理的なスペース制約はどのメーカーも共通で抱えています。「何かを入れると何かが出ていく」というトレードオフが、初代iPhone Foldでは露骨に出てくる可能性があります。
一方、A20 ProチップをiPhone 18 Proシリーズと共有している点は、ちゃんと評価していいところです。2nmプロセスで12GB RAMという構成は、Apple Intelligenceを含む高度な処理を7.76インチの折りたたみ画面で動かすのに必要なスペックです。チップ周りは妥協していない、というAppleの意図は読み取れます。
iPhone 18 Proシリーズも同時に姿を見せた

今回のダミー公開は iPhone Foldだけでなく、iPhone 18 ProとPro Maxも含まれています。注目点をまとめると:
Dynamic Islandの小型化は18 Proシリーズの外観上の変化として最も目立つ部分です。Dynamic Islandが約35%小型化という報告があり、ノッチ時代からの流れとして「前面占有率を上げる」設計が続いています。
C2モデム(Apple自社製の省電力通信チップ)はQualcomm製から自社製への切り替えを意味します。C2モデムの搭載はバッテリー効率と通信性能の両立を狙うものであり、Apple Siliconの統合戦略における一段階です。
可変絞りレンズはPro Max限定の可能性が出ています。可変絞りはサムスンが一度採用して撤退した技術をApple流に復活させるもので、低光量での撮影品質が大きく変わる可能性があります。ただしPro Maxのみとなれば、「カメラで選ぶならPro Max一択」という構図はより明確になります。
海外でも高額×機能省略の組み合わせへの不満が出ている
"I sure hope these leaks aren't implying that there will be no MagSafe on the Fold."
「このリークが、FoldにMagSafeが搭載されないことを示唆しているんじゃなければいいんですが。」
(海外コミュニティ / via PiunikaWeb)
"Form factor is great but seems to be missing the LIDAR sensor — for myself that's crucial and one of the main selling points of the iPhone Pro series"
「フォームファクターは素晴らしいけど、LIDARセンサーがないように見える。自分にとってはそこが肝心で、iPhone Proシリーズの主な売りのひとつでもある。」
(海外コミュニティ / via PiunikaWeb)
"Shame they're gonna ask £2500 and my firstborn son for it"
「2,500ポンドに加えて長男まで要求してくるのは勘弁してほしい。」(価格が高すぎるという皮肉)
(海外コミュニティ / via PiunikaWeb)
"I'm honestly skeptical of these dummy leaks. I've been following Apple rumors for years and the dimensions always seem to shift between leaks."
「正直、こういうダミーリークには懐疑的です。何年もAppleの噂を追ってきましたが、寸法はリークのたびにいつもずれていく。」
(海外コミュニティ / via PiunikaWeb)
となりの見方: MagSafeとLIDAR省略への懸念は感情として自然です。ただ「ダミーユニットに見えないから非搭載」という観察は、最終仕様とイコールではありません。ダミーユニットは外形確認が主目的であり、センサー孔や磁気構造が完全に再現されていないケースは過去にもある。むしろリアルな問題は価格です。1,999〜2,500ドルという幅が最終的にどこに着地するか、そして日本では円安による価格上乗せがあることを前提にすると、日本円での実売価格は38万円を超える可能性が高い。「形が面白い」だけでは動けない価格帯です。
ひとこと:初代折りたたみiPhoneは「新カテゴリの実験機」として受け取るのが自然
iPhone Foldに期待しているのはわかります。ぼくも正直、iPad miniサイズが折りたたんでポケットに入るというコンセプトは面白いと思う。でも初代モデルが「Proの上位機」として完全には成立しない可能性がある、ということは今から心構えしておいていいと思います。
EVT段階での技術的な問題が報じられているように、折りたたみデバイスは通常のiPhoneより解決すべき問題の密度が格段に高い。EVTとは「設計検証試験」と呼ばれる開発の初期段階で、ハードウェアが設計どおりに動くかを確認するプロセスのことです。ここでつまずくと量産スケジュールが大きくずれることがある。その中で価格を下げつつ全機能を搭載するのは難しく、初代機は「何かを妥協した状態で出てくる」という見立ては当たっていると思います。
まとめ:形状は確かに面白い、でも38万円超で何が省かれるかがすべて
今回のダミーユニット公開で、iPhone Foldのサイズ感が「閉じると正方形コンパクト・開くとiPad mini級」という像がより具体的になりました。A20 Proチップ・12GB RAM・液体金属ヒンジという構成は初代機としての本気度を示しています。
ただし最終判断は「MagSafe非対応とLIDAR省略が本当かどうか」にかかっています。これが事実なら、30〜38万円という価格帯に対してどこまで合理性を説明できるかがAppleの課題です。日本での価格は円安のぶん米ドル価格より高くなる可能性が高く、発表前から「本当に買うべきか」を考え始めておく価値はあります。
9月の発表まで、この先もリークは積み重なっていくはずです。特にMagSafeとLIDAR、そしてFace IDの扱いに注目しながら続報を待ちましょう。
ではまた!
Apple MagSafe充電器(1m) 最大25W Qi2.2対応 ワイヤレス充電
iPhone FoldがMagSafe非対応になるとしたら、今のiPhoneで使っておきたい充電体験を確保しておくための一本。
AmazonSource: PiunikaWeb