となりずむ

Appleを理解して翻訳する。それが「t0nAr1sm(となりずむ)」

iPhoneの2億画素望遠は2028年以降か、画質優先の理由

iPhoneのカメラモジュールを極端に接写したマクロ画像。シルバーのメタルシャーシに収まった3基のレンズユニットが黒背景に浮かび、ガラスレンズ表面の反射と内部構造のディテールまで捉えられている。2億画素ペリスコープ望遠センサーや可変絞り採用の噂、iPhone 18 Pro以降の望遠カメラ進化とAppleの光学設計戦略を象徴するビジュアル

✅この記事では、200メガピクセル(2億画素)の望遠カメラがiPhoneに載るのは2028年より前にはなりにくい、というDigital Chat Station(DCS)の慎重寄りの予測を軸に、なぜAppleが画素数レースの先頭を取りに行かないのかを整理していきます。

 

 

どうも、となりです。

MacRumorsが、WeiboリーカーDigital Chat Station(以下DCS)の投稿をもとに、2億画素のペリスコープ望遠センサーはiPhoneに「少なくとも数年先」、具体的には2028年より前にはなりにくい、という話を取り上げていました。DCSは2026年3月時点では「早ければ2027年」と言っていたのを、サプライチェーンの証拠が追いついていないとして見方を後ろ倒しにした形です。モルガン・スタンレーが2026年1月に出していた「2028年導入計画」という報告とも辻褄が合ってきた流れですね。

ちなみにSamsungはGalaxy S23 Ultraの時点で200MPの背面メインカメラを載せていて、以降のモデルでも続けています。数字の上ではとっくに先行されているわけですが、Appleは慌てていない。ここが今回の読みどころです。

要点まとめ:2億画素iPhoneは2028年以降の見込み

細かい話に入る前に、今回のニュースを短く整理しておきます。秋の買い替えをどう組み立てるかに関係する話なので、先に全体像から。

  • DCSは200MPペリスコープ望遠センサーのiPhone採用を「2028年より前は難しい」と予測を慎重寄りに修正(3月→4月)
  • Appleはプロトタイプで同センサーをテスト済みだが、採用時期はサプライチェーン都合で後ろ倒し
  • モルガン・スタンレーも2026年1月に「早ければ2028年」と報告、DCSの修正と一致
  • 2026年のiPhone 18 Proはメイン・望遠とも48MP、メインに可変絞り、望遠は焦点距離の延長と大口径化が見込まれる
  • Samsungは2023年のGalaxy S23 Ultraで背面メインカメラに200MPを投入済み、画素数では数年先行
  • 2027年に向けて、切り欠きをさらに小さくした20周年記念モデルやオールスクリーン設計が噂されているが、完全な切り欠きレスが間に合うかはまだ不透明
2億画素望遠のiPhoneは、現時点の見立てだと2028年以降。ただ2026年のiPhone 18 Proも可変絞りと望遠の大口径化で撮影体験は動きそうなので、「200MPを待って2028年まで粘る」か「18 Proで十分」かは、自分の撮り方で分かれる話です。

詳細解説:Appleが画素数レースの先頭に出ない理由

200MPと聞くと、数字の大きさだけで「次は絶対これでしょ」と思いたくなります。ただ今回のDCSの修正は、そう単純な話にはなっていません。Appleは生の解像度を上げることより、光学的な柔軟性低照度性能の底上げを先にやりたい、という姿勢をまだ続けている、というのがMacRumorsの読みです。

ここは実利用シーンに置き換えるとわかりやすくて、居酒屋の薄暗い席でグラスを撮るとか、子どもがステージに立つ発表会で少し引いた席から顔を撮る、みたいな場面。200MPにしただけでこの2つが一気によくなるわけではないんですよね。大事なのはセンサーのサイズと、絞りやレンズ設計、そこに重ねる画像処理の噛み合い方です。

2026年のiPhone 18 Proに載ると予測されている48MPの可変絞りは、まさにこの路線。絞りを変えられると、明るい屋外ではキリッと、薄暗い室内では光を多く取り込む、という切り替えが1本のレンズでできるようになります。iPhone 18 Proの可変絞り量産開始の整理でも触れた通り、ここは「スマホのカメラが一眼に一歩寄る」話で、数字の派手さはないけれど撮れる画の幅が広がります。

望遠側も、48MPのまま焦点距離を伸ばして大口径化する、という方向です。画素を倍々に増やすのではなく、光学の土台を厚くしていく。iPhone 18 Proの望遠大口径化と低照度強化の噂と並べて読むと、今年のProは「数字は据え置きでも、暗所と望遠でじわじわ差が出るモデル」という位置づけに見えてきます。ここでいう「今年のPro」は、2026年のiPhone 18 Proのことです。

一方で、200MPそのものを否定しているわけでもありません。Appleはすでにプロトタイプで評価を進めていて、iPhoneでの200MP 1/1.2型センサーのテスト情報とも重なる動きです。つまり「やらない」ではなく「今出しても美味しくない」という判断ですね。ピクセルビニングで高感度を稼ぐ使い方や、大判プリント・大幅クロップに耐える用途を想定した時、センサーサイズや処理と噛み合うタイミングを待っている、と見るのが自然です。

注目したいポイント:Samsungに数年遅れることが弱さではない理由

ここは少し逆説的な話になります。Galaxy S23 Ultraが2023年に200MPを積んでいて、iPhoneは早くても2028年。並べると「3年以上の差」と書きたくなるところです。ただAppleのカメラ設計は、発表時点のスペック表ではなく、出てからの撮影体験で差を作る型に寄っています。数値的に後追いでも、使ったときの満足度で逆転する絵を毎回描こうとしている、というのが過去の流れから見える姿勢です。

実際、MacRumorsフォーラムでは「48MPのメインを搭載したiPhone 14 Pro Maxを使っていたが、スマホならピクセルビニングされた12MPで十分。フルサイズやAPS-Cのセンサーサイズに近づかない以上、ギガピクセルに達しても専用カメラの画質には追いつかない」という冷静な投稿もありました。スマホの画質の天井はセンサーサイズで決まる、という見方です。

ここがAppleのPro差別化戦略とよく噛み合います。Proの価値を「画素数の最新」ではなく「光学の柔軟性+低照度+安定した色」に置いておくと、Androidハイエンドのスペック表更新に毎年付き合わなくて済みます。2億画素を今積むより、可変絞りと大口径望遠をきっちり仕上げてくる選択は、この戦略に沿った自然な並びです。

もうひとつ見落としやすいのが、20周年記念モデルの存在。Appleは2027年に向けて、切り欠きをさらに小さくした20周年記念モデルやオールスクリーン設計をテスト中と伝えられています。iPhone 20周年記念モデルのオールスクリーン設計の整理とも重なる話で、2027年が「見た目の刷新の年」、2028年が「望遠の数字が大きく動く年」と分かれて走る可能性があります。全部ひとつのモデルに詰め込まない並べ方ですね。ただし、完全な切り欠きレスが2027年に間に合うかはまだ不透明です。

だとすると判断軸は、「見た目の刷新を優先するか」「望遠性能の飛躍を優先するか」の二択になってきます。どちらも2026年秋時点ではまだ先の話で、2026年のiPhone 18 Proはその手前で撮影体験だけ一段引き上げてくる中継ぎ的なモデル、という見方になりそうです。200MPは仕様表のためではなく、Appleの光学設計が追いついたタイミングで出てくる——このくらいの温度で構えておくのがちょうどよさそうです。

 

 

海外の反応:画素数より「センサーとストレージ」を気にする声

海外のフォーラムやRedditでは、少なくともコメント欄の一部で、200MPという数字そのものよりセンサーサイズやストレージを気にする声が目立ちました。画素数を増やすより別のところを見てほしい、という温度の投稿をいくつか拾っておきます。

never ever need more than 48mp in a phone. hell the best consumer actual cameras are usually half that. You need bigger sensors for true leaps in quality. Thats it. give us bigger sensors while continuing to hone the software. Everything else is solely done for the marketing team.

スマホに48MP以上なんて絶対に必要ない。最高のコンシューマー向けカメラでさえ、通常はその半分だ。本当の意味で画質を飛躍させるには、より大きなセンサーが必要。それだけだ。ソフトウェアを磨き続けながら、より大きなセンサーを提供してくれ。それ以外はすべてマーケティングチームのためだけにやっていることだ。

Reddit r/apple

200mp photos will fill up your icloud storage that much faster, which apple will gladly sell you a solution for.

200MPの写真は、iCloudストレージをそれだけ早く一杯にするだろう。そしてAppleは喜んでその解決策(追加ストレージ)を売ってくるだろうね。

Reddit r/apple

As someone who previously owned an iPhone 14 Pro Max which has a 48MP main camera, and someone who still uses a Nikon DSLR camera with 24MP sensor, a pixel binned 12MP for a smartphone is already enough. I don't believe that smartphones will ever have a sensor as close to the size of a full frame, let alone APS-C, so even if they reach gigapixels, smartphones will never be able to reach or match the quality of a photo taken by a dedicated camera.

48MPメインを搭載したiPhone 14 Pro Maxを以前所有し、今も24MPのニコン製一眼レフを使っている者として言わせてもらえば、スマホならピクセルビニングされた12MPで十分だ。スマホがフルサイズはおろかAPS-Cに近いセンサーを搭載することはないと思うし、たとえギガピクセルに達しても、専用カメラで撮った写真の質に追いつくことはない。

MacRumors Forums

Probably just to bin pixels for zooming in

おそらく、ズームインした時のためにピクセルを結合(ビニング)するためだけに使うんだろう。

Reddit r/apple

となりの見方:数字の大きさより、センサーサイズとストレージの現実で話している人が多いのが印象的でした。200MPで撮った写真がiCloudを食い潰す、という指摘は実利用として納得感があります。Appleが2028年まで踏み込まない理由も、ここと地続きに見えますね。

ひとこと:待つ楽しさと、今のProで撮れる絵

個人的には、望遠の200MPより、18 Proの可変絞りの方が先に生活にハマりそうだなと感じます。暗い居酒屋で料理を撮るときのベタッと感や、夕方の散歩で撮る空の色。ああいう場面は画素数ではなく、どれだけ光をちゃんと受け止められるかで決まる部分なので。2028年の大きな話を楽しみにしつつ、2026年のProで撮れる画を普通に味わえばいい、くらいの距離感がちょうどよさそうです。

まとめ:2028年までの3年間をどう見るか

200MPペリスコープ望遠のiPhone登場は、DCSとモルガン・スタンレーの見立てが揃って2028年以降。Appleはプロトタイプで評価を進めつつ、画素数より光学の柔軟性と低照度を先に仕上げる姿勢です。2026年のiPhone 18 Proは可変絞りと望遠の大口径化で撮影体験を一段引き上げ、2027年は外観刷新の噂、2028年以降は200MP望遠の可能性、という形で、Appleの進化が段階的に分かれていく見方もできます。

2028年の話なので、今の時点で焦って待ち続ける必要はないです。見た目の刷新が欲しいなら2027年、望遠の飛躍が欲しいなら2028年、撮影体験の中身だけでよければ2026年のPro。自分が一番撮りたい場面に合わせて選ぶのがいいんじゃないでしょうか。

ではまた!

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2028年の2億画素まで待てない人には、現時点で望遠と低照度のバランスが取れたiPhone 17 Pro Maxが日常撮影で頼れる一台です。

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Source:MacRumors