となりずむ

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20周年iPhone Proは6.4インチと7インチの噂。大きくなるのは画面だけなのか

画面の切り欠きがない大小2台のiPhoneが重なって置かれ、ロック画面に時刻が表示されている

✅この記事では、2027年の20周年iPhone Proで噂される画面サイズの拡大について整理します。

どうも、となりです。

2027年のiPhone Proについて、新しい画面サイズの数字が出てきました。Proが6.4インチ、Pro Maxが7インチ。今の6.3インチと6.9インチから、どちらも0.1インチずつという話です。

ただ、今回いちばん気になったのはそこではありませんでした。同じ投稿に、本体そのものも大きくなると書かれています。20周年モデルはベゼルのない四辺曲面デザインが噂されてきたので、縁が消える分本体は今のままで画面だけ広がる。そう思っていた人は少なくないはずです。ぼくもそう読んでいました。

要点まとめ:今回のリークで動いた数字

  • 中国のリーカーであるDigital Chat Stationが、iPhone Proは6.3インチから6.4インチ、Pro Maxは6.9インチから7インチへ拡大するとWeiboへ投稿した
  • 画面の縦横比は現行モデルのままで、そのうえで物理的なサイズが大きくなるという。ここを本体と読むか画面と読むかは、報じた媒体で割れている
  • 対角で増えるのは0.1インチなので、画面の数字だけを見れば変化は小さい
  • 投稿は「新しいベゼルレスの四辺曲面デザイン」が採用されるかもしれない、とも締めている
  • Dynamic Islandの縮小・廃止は今回の投稿には出てこない。別の情報源から出ている話
  • 正式名称、発売時期、価格はいずれも未発表
画面の対角が増えるのは0.1インチだけですが、持ったときに変わるのは本体そのものが大きくなるほうです。ベゼルが消えれば本体は今のままで済む、とはならなかったのが、Appleの過去2回でした。

 

リーカーが出したのは、画面2つと本体1つの話

話の出どころは、Appleの部品まわりの情報をたびたび出しているDigital Chat Stationです。Weiboへの新しい投稿で、Appleが試しているという画面サイズを2つ挙げました。iPhone Proが6.4インチ、iPhone Pro Maxが7インチ。現行のiPhone 17 Proが6.3インチ、17 Pro Maxが6.9インチなので、どちらも0.1インチずつ上乗せされる形になります。ただしAppleInsiderの書き方だと、6.4インチがPro、7インチがPro Maxという割り当ては断定ではなく「おそらく」の域です。パネルが2枚試されている、というところまでが硬い部分になります。

ここに、もう一つ数字ではない情報が付いていました。画面の縦横比は現行のまま、そのうえで物理的なサイズが大きくなる、というものです。9to5Macはこれを本体そのものが大きくなると読み、だとすれば今回の画面拡大はベゼルを削っただけの結果ではなさそうだ、と受け止めています。

ただ、ここは読みが割れました。MacRumorsは「20周年ラインナップ全体で画面の物理的なサイズが上がる」と書き、AppleInsiderも画面が縦横そのまま拡大されるという書き方をしています。本体まで大きくなるのか、大きくなるのは画面だけなのか。もとになったWeiboの投稿は中国語で、こちらからは直接読めていません。3媒体のうち本体と読んだのは9to5Macだけ、というところまでが確認できた範囲です。

2つのうち7インチのほうは、7月に同じリーカーが出した約6.96インチのパネルと同じものだとMacRumorsは整理しています。今回新しく出てきたのは、6.4インチの側です。そこへ「物理的なサイズが増える」が付いた、というのが7月からの差分になります。

0.1インチより先に、手のなかの一回りが来る

数字を見て「たった0.1インチか」と思った人は正しくて、実際そのとおりです。ただ、縦横比を変えずに対角を6.9インチから7インチへ伸ばすなら、幅も高さも同じ割合で伸びます。計算すると約1.5%。7インチのほうも6.4インチのほうも、伸び率はほとんど変わりません。

本体は、画面より外側にあります。画面が1.5%広がって、さらにその外側の枠も大きくなるとなると、手のひらに乗る面積として増えるのは0.1インチ分では済みません。数字で見ると小さい変化が、持ったときには一回りとして返ってくる。今回の投稿でいちばん実感に近いのは、たぶんここです。

ちなみにAppleが「6.9インチ」と呼んでいる17 Pro Maxの画面は、Appleの仕様ページの注記を読むと、角の丸みを無視した長方形として測った対角は6.86インチです。6.3インチのほうも実測では6.27インチ。カタログの数字は、もともと少し切り上げられています。7インチという表記が出てきたときに、それが6.96なのか7.00なのかを詰めても意味が薄いのは、そのためです。

ベゼルを削っても、本体は小さくならなかった

では、ベゼルが消えるなら本体は今のままで済むはずだ、という読み方はどこで外れるのか。Appleがこれまで画面を大きくしたとき、本体に何が起きたかを並べると分かりやすいです。

機種 画面(対角) 高さ×幅 重さ
iPhone 15 Pro 6.1インチ 146.6×70.6mm 187g
iPhone 16 Pro 6.3インチ 149.6×71.5mm 199g
iPhone 17 Pro 6.3インチ 150.0×71.9mm 206g
iPhone 15 Pro Max 6.7インチ 159.9×76.7mm 221g
iPhone 16 Pro Max 6.9インチ 163.0×77.6mm 227g
iPhone 17 Pro Max 6.9インチ 163.4×78.0mm 233g

2024年のiPhone 16 Proが、直近で画面が大きくなった世代です。15 Proの6.1インチから6.3インチへ、Pro Maxは6.7インチから6.9インチへ。このとき本体は、どちらも高さが3mm伸びて幅が0.9mm広がりました。重さも増えています。ベゼルは細くなったのに、本体は小さくなるどころか大きくなった。Appleにとってベゼルを削ることは、本体を小さくするための手段ではなく、同じ大きさにより広い画面を入れるための手段だった、と読めます。

四辺曲面ディスプレイが本当に載るなら、縁はさらに削れます。それでもなお本体まで大きくなるという読みが当たっているなら、この10年やってきたことの延長線上にあります。20周年という節目で何かが反転する、という話ではなさそうです。

シルバーのiPhone Xが表と裏で並び、前面上部にノッチ、背面に縦2眼カメラがある

10周年の節目に登場したiPhone X。前面の大部分を画面にする方向は、ここから続いている

iPhoneが発売10周年を迎えた2017年には、iPhone Xという特別なモデルが用意されました。2027年の20周年にも、同じように特別な一台が準備されていると見られています。

曲面ガラスまでは同じ投稿。切り欠きの話は別のところから

ここは混ざりやすい部分なので、分けて書いておきます。今回の投稿は画面サイズと本体サイズを並べたあと、「新しいベゼルレスの四辺曲面デザイン」が採用されるかもしれない、と締めています。曲面ガラスまでは同じ投稿の中の話です。

一方で、Dynamic Islandがどうなるかには触れていません。切り欠きが小さくなる、あるいは消えるという話は、今回の投稿の外から来ています。

端まで回り込むベゼルフリーの画面と、Dynamic Islandの縮小または廃止。この2つは5月までに別々の情報源から出てきた噂で、今回の投稿が両方を裏付けたわけではありません。切り欠きが本当に消えるのか、消えるとしてFace IDや前面カメラをどう画面の下へ入れるのかは、噂の確からしさで三段に分けて整理したときもいちばん割れていた部分です。

デザイン全体の話としては、Glasswingというコードネームで呼ばれる四辺ガラスの再設計が骨格になっています。今回の画面サイズは、その骨格に後から乗ってきた1本の噂です。

投稿そのものの重さについては、AppleInsiderが一段冷めた見方をしています。曲面パネルの話はこのリーカーが4月にも出していて、今回は繰り返しの部分が多く、材料から推測できる範囲を出ていないという指摘です。Weiboのリーカー全般は当たり外れが大きく、この人はその中では実績があるほうだとしつつ、2027年が近づくまでは懐疑的に読むべきという締め方でした。今回の数字を、確定した仕様として持ち歩かないための重しになります。

海外の反応:0.1インチの噂に、何が引っかかったか

今回の投稿はまだ反応が付いていないので、7月から続く同じリーカー発の画面サイズの噂と、5月の四辺曲面デザインの噂に集まった声を拾いました。

Plus they've been increasing screen size by bumping height and decreasing bezel thickness, keeping the width pretty consistent - so they're running out of room to increase it further without just making the phones bigger all round. All of which to say, this rumour doesn't seem that crazy to me.

それに、Appleは高さを伸ばしてベゼルを薄くすることで画面を大きくしてきて、幅はほとんど変えていない。だからこれ以上大きくするには、本体そのものを全方向に大きくするしかなくなってきている。そう考えると、この噂はそこまで突飛には思えない。

IncredibleGonzo / Reddit(2026年7月21日)

先回りされていた読み今回のリークが出る2週間前に、同じ結論へたどり着いている人がいました。上の表で見た「幅はほぼ据え置き、高さで稼ぐ」という動きを、ちゃんと数えている声です。

Just keep in mind that they plan to bring faceID and camera under the screen and that screen won't have edges. So potentially it could be the same size as the pro max.

ただ、Face IDもカメラも画面の下に入れる計画で、その画面には縁がなくなる。だから本体の大きさはPro Maxのままという可能性もある。

noveonine / Reddit(2026年7月22日)

今回否定された側の読み縁が消えるなら本体は据え置きで済むのでは、という受け止めです。冒頭に書いたぼくの読みもこれでした。今回の投稿が本当なら、この線は消えます。

Not sure why a 0.06 inch bigger screen is news.

0.06インチ画面が大きくなることが、なぜニュースになるのか分からない。

yuvaldv1 / MacRumors Forums(2026年7月21日)

数字だけ見た場合の正解7月時点の6.96インチという数値に対する反応で、画面の対角だけを見ればこの冷めた受け止めが正確です。本体まで動くという情報が加わって、話の重さが変わりました。

I'm a big guy with big hands but my 17 Pro Max already feels unwieldy; the camera action button is practically useless with a single hand because of the size. I don't see how the phone could get any bigger

体も手も大きいほうだけど、17 Pro Maxはもう扱いづらい。大きさのせいで、カメラのアクションボタンは片手だとほぼ使いものにならない。これ以上大きくできるとは思えない。

Rugged_Turtle / Reddit(2026年7月23日)

今7インチ級を持っている人の感覚画面の広さではなく、指がボタンへ届くかという話をしています。本体そのものが大きくなるとき、最初に困るのはこの層です。

Sigh. Form over function rides again. Bezels serve a purpose. I quite like to be able to pick up my phone or hand it to someone without activating a bunch of random functions - and the flip case I usually use would cover these edge displays anyway.

はぁ。また機能より見た目か。ベゼルにはちゃんと役割がある。あれこれ勝手に反応させずに端末を持ち上げたり、人に手渡したりできるのが気に入っているんだけど。それに、いつも使っている手帳型ケースは、どのみちその縁のディスプレイを覆ってしまう。

theluggage / MacRumors Forums(2026年5月21日)

縁が画面になることへの実務的な不安持ち上げただけで何かが反応する、ケースで隠れる。曲面画面を使ったことがある人ほど、この2点を挙げます。

ひとこと:大きくする理由が、画面から本体へ移った

これまでの拡大は、画面を広げたいから本体も少し大きくなる、という順番でした。9to5Macの読みを採るなら、その順番が少し変わって見えます。縦横比を変えず、ベゼルも削り、それでもなお本体を大きくするなら、増えた面積は画面以外の何かにも回っているはずです。電池なのか、冷却なのか、四辺曲面のガラスを支える構造なのか。そこまではまだ何も出ていません。

正直に言うと、7インチという見出しよりも、この「なぜ本体まで」のほうがずっと気になっています。0.1インチは誤差ですが、本体が大きくなる理由は誤差では説明できません。

まとめ:数字が動いたのは画面、意味が動いたのは本体

iPhone Proが6.4インチ、Pro Maxが7インチ。7インチのほうは7月に出ていたパネルで、新しいのは6.4インチと、そこへ付いた「物理的なサイズが増える」です。これを本体まで含めて読むなら、ベゼルが消えるなら本体は据え置きで済むという見方は後退します。ただし本体と読むか画面と読むかで媒体が割れているので、そこはまだ確定していません。

次に確かめる一点ははっきりしています。2027年に出るiPhone Pro Maxの本体寸法が、17 Pro Maxの163.4×78.0mmを超えているかどうか。ここが超えていれば今回の投稿は当たりで、同じかむしろ縮んでいれば、縁を削って画面だけ広げる方向へAppleが舵を切ったことになります。発表まではまだ1年以上あります。

ではまた!

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