
✅この記事では、iPhone 18 Proと初の折りたたみiPhoneの値上げをめぐる中国発のリークを、いくら上がりそうかの目安まで整理します。
- 要点まとめ:中国発リークが示す、Proと折りたたみの値上げ幅
- 中国の複数リーカーが「Proも折りたたみも上がる」と言い出した
- 中国の値札から見た、iPhone 18 Proの具体的な数字
- 折りたたみiPhoneは2,000ドルの壁を超え、3,000ドルも視野に
- なぜ上がるのか。値段を押し上げているのはメモリの奪い合い
- 日本だと、いくらの目安になりそうか
- 海外の反応:値上げの数字に向けられた冷ややかな声
- ひとこと:スマホ一台が、ノート一台の値段に近づいていく
- まとめ:幅が見えるのは秋、それまでに置いておきたい視点
どうも、となりです。
次のiPhoneが高くなりそうだ、という話はここ数週間ずっと続いています。そこへ今回、中国の著名なリーカーたちが具体的な値札を持ち込んできました。しかも値上げの矢面に立つのは、Proだけではありません。9月に出るとされる初の折りたたみiPhoneも、同じ流れに巻き込まれています。
数字はまだどれも噂の段階で、リーカーどうしでも開きがあります。それでも、どのあたりを覚悟しておけばいいのかは、今出ているものを並べると見えてきます。今回の数字は、複数のリーカー情報をまとめたMacRumorsが伝えています。
要点まとめ:中国発リークが示す、Proと折りたたみの値上げ幅
- 中国の著名リーカー複数が、9月のiPhone 18 Proと初の折りたたみiPhoneは当初の予想より高い価格で出る、とそろって主張している
- リーカー「Digital Chat Station」は、iPhone 18 Proの中国での開始価格が8,999元から9,999元(約11%増)へ上がると予測。米国の価格に当てはめるとおよそ1,220ドルにあたる
- 「Instant Digital」は256GBのiPhone 18 Pro Maxを10,999〜11,499元(現行比15〜20%増)とみており、米国では1,300〜1,400ドル相当になる計算
- 折りたたみiPhoneは2,000ドルの壁を超える見込みで、容量の大きい構成では3,000ドルを超える可能性も指摘されている
- 背景はメモリの高騰。調査会社TechInsightsは12GBのDRAM原価が39ドルから145ドルへ跳ね上がると試算し、今週Macなどは値上げ済みでiPhoneだけが据え置きのまま残っている
中国の複数リーカーが「Proも折りたたみも上がる」と言い出した
まず出てきたのは、いまの機種は据え置きでも、次は違うという話でした。Weiboで知られるリーカーの「Fixed Focus Digital」はMacRumorsによると、この秋のiPhone 18 Proは「確実に値上げされる」と述べています。なかでも折りたたみiPhoneは、これまで言われてきた予想より10〜20%高くなる可能性があるという見方です。
面白いのは、同じ方向の話を別々のリーカーが、それぞれ別の角度から出してきていることです。一社の予測が独り歩きしているのではなく、中国の値札を見ている複数の人が「上がる」と言っている。だから確定したわけではないにしても、ただの思いつきとして流すには少し声が多い、という温度感です。
中国の値札から見た、iPhone 18 Proの具体的な数字
では実際いくらか。いちばん踏み込んだ数字を出したのが、リーカーの「Digital Chat Station」でした。iPhone 18 Proシリーズが値上げを完全に避けるのは「ほぼあり得ない」としたうえで、現行のiPhone 17 Proが中国で8,999元スタートなのに対し、18 Proは9,999元スタートまで引き上げられる、と見ています。約11%の上乗せです。
ここで手がかりになるのが、Appleが中国とアメリカの開始価格を、世代をまたいでだいたい同じ比率に保ってきたことです。その比率を当てはめると、現行Proの1,099ドルに11%を乗せたおよそ1,220ドルが、米国でのiPhone 18 Proの目安になります。中国の元建ての話に見えて、そのまま日本の財布にも近づいてくる数字です。
もっと強気な数字も出ています。リーカーの「Instant Digital」は、256GBのiPhone 18 Pro Maxが10,999元、あるいは11,499元から始まるかもしれない、と投げかけています。これは現行のiPhone 17 Pro Max(中国で9,999元スタート)より15〜20%ほど高い水準で、同じ比率がアメリカにも乗るなら、256GBの開始価格は今の1,199ドルから1,300〜1,400ドルあたりに上がる計算になります。折りたたみでもないのにこの値段か、という戸惑いまで添えられていました。
折りたたみiPhoneは2,000ドルの壁を超え、3,000ドルも視野に
そしてもう一方の主役が、Appleにとって初めての折りたたみiPhoneです。MacRumorsが紹介したBloombergのマーク・ガーマン(Mark Gurman)氏の報道では、この機種はアメリカで2,000ドルの壁を超えるとみられています。実現すれば、現行で最も高い2TBのiPhone 17 Pro Max(1,999ドル)を上回り、Apple史上いちばん高いiPhoneになります。
見立てはさらに上を指す人もいて、アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏は、価格が2,000ドルを下回ることはなく、2,500ドルを超える可能性もあるとみています。そこへ今回の「予想よりさらに10〜20%高い」という話が重なると、低めの予測でも2,099ドルを軽く超えてきますし、容量の大きい構成では3,000ドルを超える場面も出てきます。折りたたみが「Ultra」へ改名し、最高で3,000ドルに届くという噂は以前から出ていましたが、その上限が現実味を帯びてきた形です。
2,000ドル、3,000ドルと言われると、もうスマホというより薄型のノートパソコンを一台買う感覚に近づきます。新しいものを早く触りたい気持ちと、その値段を毎日ポケットに入れて持ち歩くのか、という冷静さが、同じ人の中でせめぎ合うところだと思います。
なぜ上がるのか。値段を押し上げているのはメモリの奪い合い
これだけ複数の値上げ予測が並ぶのは、根っこに共通の理由があるからです。スマホの中身ではなく、メモリの価格そのものが跳ね上がっています。調査会社のTechInsightsは、iPhone 17 Proに積まれた12GBのDRAMの原価をおよそ39ドルと見積もっていますが、これがiPhone 18 Proでは145ドルまで上がりうると試算しています。一台あたりの部品原価が、これだけで25%ほど押し上げられる計算です。
同じ利益率を保つなら、Appleはこの一点だけでiPhone 18 Proを1,369ドル前後で売る必要がある、という見方になります。さらに新しいカメラのコストまで乗せると、The Wall Street Journalの試算では開始価格は1,399ドル以上。この1,399ドルという数字の中身は、少し前に詳しく追ったとおりです。ティム・クック(Tim Cook)CEOも先週、メモリやストレージのチップ価格の高騰を「100年に一度の洪水」と表現し、値上げは避けられないという異例の警告を出していました。そのとおりに、今週Appleは多くの製品を値上げしています。
見落としたくないのは、その今週の値上げからiPhone、AirPods、Apple Watchだけが外れていることです。つまりiPhoneは、上がる理由がそろっているのに、まだ据え置きで残っている。次の番が回ってくるとしたら、それが9月のiPhone 18 Proというわけです。これまでAppleは部品価格の上下を自分のところで吸収してきた会社なので、それを値札へ回すなら、やり方としては大きな転換になります。そして、値上げの矢面に立つのがProと折りたたみで、いちばん数の出る標準モデルはむしろ後回しにされる——その順番の意味は、なぜAppleは安い標準iPhone 18を後回しにするのかで整理しています。
ただ、上がり幅についてはもっと控えめな見方もあります。投資銀行のJ.P.モルガンは、値上げは50〜100ドルにとどまるとみていて、メモリ高騰を別のところで相殺できると考えています。中国のリーカーが言う11〜20%と、この50ドルでは、ずいぶん景色が違います。値上げの向きはほぼ固まっても、その幅はまだ大きく開いている、というのが正直なところです。
日本だと、いくらの目安になりそうか
ここからは円に置き換えてみます。現行のiPhone 17 Proは、日本では194,800円から(Apple公式・2026年7月改定後)。最近のApple日本の価格は、ドルに対しておおよそ1ドル177円くらいの実効レートで動いています。これを今回の数字へ当てると、中国発の約11%増がそのまま乗れば22万円前後、WSJ試算の1,399ドルなら25万円前後が一つの目安になります。折りたたみの2,000〜3,000ドルは、ざっくり35万〜53万円という幅です。
ただし、これはあくまでドル建ての噂を円へ置き換えた数字なので、確度も噂のままです。しかも円安が進む局面では、Appleが米国の上げ幅以上に日本価格を引き上げてきた経緯があり、上振れの余地は残ります。
実際、7月17日には現行のiPhone・Apple Watch・AirPodsが日本だけ値上げされ、円安による上振れはすでに一度起きています。とはいえ、次のモデルが必ずこの噂の水準に落ち着くとも限りません。
買うか待つかをもう少し細かく考えたいときは、予測がここまで割れている理由から見ておくと、待ち方の見当がつきやすいはずです。発表まで2か月に迫ったいま、9月に出そろう12の新機能と値上げを並べて、現行17 Proを今買うか待つか整理した記事もあわせてどうぞ。
海外の反応:値上げの数字に向けられた冷ややかな声
値上げの数字が具体的になってきたことに、買う側からはさっそく反応が出ています。今回のリーク自体への直接の声を拾いました。
iPhone 18 Pro would be starting at $1299. And I’m telling you this without charging you for a stupid subscription.
iPhone 18 Proは1,299ドル始まりだろうね。しかも、くだらないサブスク料金を取らずに、こうして教えてあげてるわけだ。
リーカー予測への皮肉です。具体的な数字が次々に出てくる状況そのものを、有料の予想ビジネスへの軽口でからかっています。数字は受け取りつつ、出どころには一歩引いておく。この距離感は、噂を読むときに持っておいて損のないものだと思います。
I keep waiting to see the pricing on the non pro. Will they cut enough features to keep its current price or will that get an increase also. Only three more months until we find out. As for the Fold I’m guessing the price will be laughable.
気になっているのは無印モデルの値段のほう。今の価格を保てるだけ機能を削ってくるのか、それともこっちも上がるのか。あと3か月で分かる。折りたたみについては、値段は笑ってしまうようなものになると思う。
折りたたみの価格への半ば諦めです。折りたたみが高いのはもう織り込み済みで、関心はむしろ「標準モデルが今の値段を保てるか」へ向いています。Proや折りたたみの数字が派手に動くほど、自分が買う一台が据え置かれるかどうかが、いちばん切実な問いになる感覚はよく分かります。
The New Normal .... prices will never go back after the memory market / AI bubble crashes.
これが新しい当たり前ってことだ……メモリ市場やAIバブルが弾けたあとも、値段はもう元には戻らない。
一度上がると戻らない、という警戒です。メモリ高騰が一時的なものだとしても、値札は下がってこないのではないか、という不安です。Appleが部品価格を吸収する側から、値札へ乗せる側へ回るなら、この心配はそれほど的外れではありません。
I’ve been upgrading yearly since iPhone 11, but I guess I’ll be keeping my 17 Pro longer. The only way it can make sense is if Apple increases the trade-in value drastically, which I don’t think they will do
iPhone 11以来ずっと毎年買い替えてきたけど、今度の17 Proは長く使うことになりそうだ。割に合うとすれば、Appleが下取り価格を大幅に引き上げる場合くらい。まずやらないと思うけどね。
買い替えのリズムが変わる、という話です。毎年新しいProに替えていた人が、今の一台を長く使う側へ動く。値段が上がると、買う・待つの前に「そもそも毎年替える必要があったか」を考え直す人が出てきます。下取りで実質負担を抑えられるか、という視点も現実的です。
ひとこと:スマホ一台が、ノート一台の値段に近づいていく
今回いちばん引っかかったのは、折りたたみの2,000〜3,000ドルという数字でした。Proの11%増もそれなりに重い話ですが、折りたたみのほうは、もうスマホの値段の話をしている気がしません。薄型のノートパソコンと正面から並ぶ価格帯に、電話が入っていこうとしています。
そうなると、毎年いちばん良いものへ替えていく、という当たり前だった買い方が、静かに前提から外れていきます。新しい体験への期待はちゃんとあるのに、その入口の値段が、自分の好みや使い方とは関係ないメモリの相場で決まっていく。この、楽しみと落ち着かなさが同居する感じが、今回の一連の数字の正体なのかなと思います。
まとめ:幅が見えるのは秋、それまでに置いておきたい視点
値上げの向きは、もうほぼ固まったと見ていいところまで来ました。ただし幅は、中国リーカーの11〜20%超から、J.P.モルガンの50ドルまで、まだ大きく開いています。同じiPhone 18 Proの話なのに、ここまで予測が割れるのは珍しいことです。
実際の数字が出るのは、秋のiPhone 18 Proと折りたたみiPhoneの発表のときです。それまで見ておく価値があるのは、折りたたみが本当に2,000ドルの壁を超えるのか、そしてProと標準モデルの開始価格をAppleがどこまで守るのか、この二点だと思います。中国の値札と、アメリカでの実際の発表が、どこでそろってどこでずれるか。そこが見えてくれば、自分の一台を待つべきか替えるべきかの輪郭も、はっきりしてくるはずです。
ではまた!
次の値段を見て、いまの一台をもう少し使おうと思った人向けに。MagSafeでぴたっと貼り付くタイプなので、長く付き合う相棒の電池切れを後ろへ延ばしておけます。対応はiPhone 17から12までと幅広めです。
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