
✅この記事では、Appleが日本時間8月25日に発表したM6の公表値を手がかりに、iPhone 18 Proに載るとされるA20 ProでAIがどれだけ速くなりそうかを見当づけます。
- 要点まとめ:M6の数字から、A20 ProのAIはどこまで読めるか
- 数字が出ているのは、Macの箱に入っているほうだけです
- AIを計算する部品が、1つから2つになりました
- 去年の「4倍」は、Appleの資料に見当たりません
- メモリの太さは10%増。差が出るのはたぶん別のところです
- ゲームの絵とAV1は、たぶんそのまま降りてきます
- 9月10日の午前2時に、何を聞けば決まるのか
- 海外の反応:数字が伸びなかった場所に、目が集まっている
- ひとこと:跳ねなかった年の発表のほうが、聞きどころは多い
- まとめ:比べる相手が、去年のiPhoneの側にありません
どうも、となりです。
新しいチップの数字が出ると、次のiPhoneの中身もそこから逆算できそうな気がしてきます。今回もその流れで、日本時間8月25日に出たM6の資料をiPhone 18 Proへ当ててみたのですが、途中で止まりました。比べようとすると、比べる相手のほうが見つからないんです。
AppleがA20 Proについて何か言うのは、日本時間9月10日の午前2時からのイベントが最初になります。それまでに何が読めて、何が読めないのか。読めない理由のほうが、今年は少し変わっています。
要点まとめ:M6の数字から、A20 ProのAIはどこまで読めるか
- Appleは日本時間8月25日の夜にM6を発表しました。同社初の2nmで、CPUとGPUが12コア、そして16コアのNeural Engineを2基積んでいます
- M6のGPUのAI演算は「M5比で約30%増」。去年のM5は「M4比で4倍超」だったので、伸び方は落ち着いています
- ただしAppleが出している資料には、去年のA19 ProのAI演算の倍率がありません。比べる相手がないので、iPhone側で同じ並べ方はできません
- メモリ帯域は170GB/sでM5比10%増。規格はLPDDR6ではなくLPDDR5Xの高速版とみられ、A20 Proでも大きくは伸びない見込みです。一方でA20 Pro自体のリークは1.5倍の拡幅を示しており、両者は食い違っています(日本時間2026年9月10日の発表では50%増で、リークの側でした)
- グラフィックスの作り替えはA20 Proへそのまま降りてきそうで、AV1の書き出しは今年も載らない見込みです
この記事の土台は、Appleが日本時間8月25日に自分で出したM6の発表資料と技術仕様です。A20 Proへ当てはめる部分だけが噂で、そちらは報道の見立てになります。M6は9月22日に日本でも売られる実物へ載るチップなので、数字の裏づけとしてはリークより一段固いところにあります。iPhone 18 Proまわりの噂を出どころ別に並べたものは、噂ヒートマップにあります。
数字が出ているのは、Macの箱に入っているほうだけです

名前が4つ出てきます。混ざったまま数字を読むと、Macの話とiPhoneの話が1本につながって見えるので、先にどれがどこに入っているのかを置いておきます。
| チップ | 入っている(入る)製品 | 今の状態 |
|---|---|---|
| M6 | Mac mini | 日本時間8月25日の夜に発表。発売は9月22日で、日本は14万9,800円から |
| M5 | 14インチMacBook Proなど | 2025年10月に出た1つ前の世代 |
| A19 Pro | iPhone 17 Pro / 17 Pro Max | 今店頭にある現行機 |
| A20 Pro | iPhone 18 Pro(見込み) | 日本時間9月10日に発表。Neural Engineは1基追加で32コア、演算は前世代の2倍 |
このうちAppleが数字を出しているのは、上の2つだけです。A19 Proは製品としては出ていますが、あとで見るようにAI周りの倍率は公表されていません。A20 Proにいたっては、Appleがまだ一度も口を開いていない名前です。
順番も、今年は少し変わっています。Appleは新しい製造技術を毎年9月のiPhoneから始めるのが通例で、台数の多いiPhoneで歩留まりを確かめてからMacへ回す、という流れをずっと見てきました。ところが2nmが最初に載ったのは、899ドルのMac miniのほうでした。ここは素直に意外でした。
これ自体は内輪の話に見えますが、9月の発表からは見どころが1つ減ります。「Apple初の2nmチップ」という言い方が、A20 Proではもう使えないからです。2週間先に自分で使ってしまった。順番だけの問題で、A20 Proが同じ2nm世代にいることは変わらないと報じられていますが、壇上の見せ場としてはもったいない気もします。同じ世代でもiPhone側とMac側で変わる場所が違う話は、Appleの2nm世代はiPhoneのA20とMacのM6からにまとめてあります。M6が出た直後にコア数の側から見たときの整理は、M6の仕様からA20 Proへ持ち越せるもののほうにあります。
AIを計算する部品が、1つから2つになりました

iPhoneのNeural Engineは、ずっと16コアです。iPhone 15 ProのA17 Pro、16 ProのA18 Pro、17 ProのA19 Pro。Appleの技術仕様を並べると、3世代とも同じ16コアと書いてあります。ここ数年でAppleが「AI」と言う回数は明らかに増えたのに、その計算をする部品の数だけは動いていませんでした。
M6で、そこが動きました。Appleの発表資料には「デュアル16コアNeural Engine」とあり、16コアのものを2基積んだ、と書かれています。数の上では倍で、Appleは「前世代比で最大2倍のピーク演算」と説明しています。おもしろいのは、そのあとに続く一文のほうです。システムのフレームワークが2基を自動で同時に使える、と書いてある。アプリを書き直さなくても、対応した処理は勝手に両方へ流れていくという意味になります。
3世代動かなかったところが動いたわけで、今年のチップでいちばん大きい変化はここだと思っています。A20 Proに同じ形が来るなら、iPhoneのAI周りは久しぶりに構造から変わります。
ただ、そこには但し書きが付いています。ダイの面積と発熱の枠が違うので、デュアルにできるのは上位のA20 Proだけになるかもしれない、と報じられています。この見立ては、メモリをCPU・GPU・Neural Engineと同じウェハー上へ載せて距離を縮めるWMCMという組み立て方の噂と対になっていて、そちらはA20チップでCPU/GPU分離で扱っています。Mac側でこの部品がどう説明されているかは、M6 MacBook Proのデュアル Neural Engineのほうが詳しいです。
もっとも、M6は最上位ではなく無印です。Appleがいちばん下のMシリーズにまで2基載せてきたと考えると、iPhoneの上位機に載らない理由のほうが探しにくい気はします。
去年の「4倍」は、Appleの資料に見当たりません

去年のM5で、AppleはGPUの中身を作り替えました。GPUの1コアごとにNeural Acceleratorという小さな計算器を入れて、M4比でAIのピーク演算が4倍超。これはApple自身が発表資料に書いている数字です。生成AIで画像を作るような、まとめて計算する仕事がここに乗ります。
同じ欄が、M6ではこうなりました。「M5比で約30%」。M1と比べれば8倍超で、オンデバイスのLLMを触ったときの反応が速くなる、という説明も付いています。悪い数字ではありません。ただ、去年が4倍で今年が30%なら、伸び方はだいぶ落ち着いたことになります。第2世代のNeural Acceleratorは、作り替えではなく手直しだった、という読み方です。
ここから先は、報じられていることではありません。Appleが去年と今年に出した発表資料、製品ページ、技術仕様を開いて、iPhone側の数字を探し直した結果です。
この読み方をiPhoneへ持っていくときは、「去年のA19 Proも同じ理由で4倍だったのだから、A20 Proでは繰り返さない」という形になります。実際、海外の記事もそう書いています。ところがAppleが公開している資料をあたるかぎり、A19 ProのAI演算の倍率は出てきません。2025年9月のiPhone 17 Proの発表資料でA19 Proの欄に置かれた数字は「持続性能が前世代比で最大40%」だけで、あの資料に出てくる「4倍」は、背面セラミックシールドの割れにくさと、望遠カメラの光学ズームの話です。製品ページも技術仕様も同じで、「GPUの各コアにNeural Acceleratorを入れたので、端末の中でAIモデルを扱うときにこれまでより強力だ」という言い方はしていますが、何倍という欄はありません。日本語のページに並ぶ「最大2.5倍速いGPU」も、AIではなくグラフィックス全体の話で、比較の相手はiPhone 13や14です。
つまり、比べる相手が片側だけないんです。M5からM6は4倍から30%へ、と並べられます。A19 ProからA20 Proは、去年の数字がないので並べられない。今年のAIの伸びが去年より小さいのかどうかは、今ある材料では確かめようがないというのが実際のところです。
もちろん、見落としている可能性は残ります。海外には「Appleは最大4倍を謳っていた」と書いている記事もあって、壇上で口頭で触れたか、開発者向けの資料にあるのかもしれません。ただ、こちらで当たれる範囲――発表資料、英語と日本語の製品ページ、そして技術仕様――には見当たりませんでした。iPhoneのAI性能をAppleが数字で語らないのは、今年に始まった話ではなさそうです。
メモリの太さは10%増。差が出るのはたぶん別のところです

メモリ帯域は、チップとメモリの間でデータが行き来する太さのことです。端末の中で言語モデルを動かすとき、いちばん最初に詰まるのがここになります。
M6は最大170GB/s。Appleの言い方で「M5比で10%増、M1比で2.5倍」です。去年のM5は153GB/sで、そのときは「M4比で約30%増」でした。去年の30%が、今年は10%。ここも伸びが落ちています。
この幅の小ささから、LPDDR6という新しい規格へは移らず、同じLPDDR5Xの速いグレードを使ったのだろう、と読まれています。規格ごと変えていれば、10%では済まなかったはずだからです。AppleはiPhone 18向けにも高速なLPDDR5Xを調達していると報じられていて、M6の数字はその話と噛み合います。
iPhone側はどうかというと、ここでも数字がありません。Appleは、iPhoneの技術仕様にメモリ帯域の欄を置いていないんです。iPhone 17 Proのページを上から下まで見ても、コア数とNeural Engineは書いてあるのに、帯域だけ出てきません。海外で使われているA19 Proの76.8GB/sという値も、Apple発ではなく計測と推定から来た数字です。それに10%を掛けて約85GB/sという見込みが立てられている、という順番になります。
そのうえ、この読み方には正面からぶつかる話があります。日本時間9月3日に出たリークでは、A20 Proのメモリインターフェースが64ビットから96ビットへ、つまり1.5倍になるとされていました。はんだの並びから7コアGPUが読まれた件と同じ出どころで、こちらが本当なら、伸びは10%どころではありません。M6から降ろす読み方と、A20 Pro自体のリークが、今は食い違っています。どちらが正しいかは9月10日まで決まらないので、両方を頭に置いておくくらいがちょうどよさそうです。
もっとも、手元で速さを感じる場所は規格そのものではない、という見方もあります。WMCMでメモリとチップの物理的な距離が縮まるなら、道の太さより往復の短さのほうが返事の速さに出る、という理屈です。Mac側で170GB/sをどう受け止められたかは、M6 Pro/Maxはなぜ消えたのかのほうに書いてあります。
ゲームの絵とAV1は、たぶんそのまま降りてきます

ここまで読めない話が続いたので、読める側も置いておきます。グラフィックスです。
M6では、シェーダコアの作りが更新され、Dynamic Cachingが見直され、ハードウェアのレイトレーシングが入り、ジオメトリレートが50%増と説明されています。どれも部品の設計そのものの話なので、AシリーズとMシリーズが同じ世代で共通して受け取ってきた層です。現にiPhone 17 Proの技術仕様には、すでにハードウェアのレイトレーシングが並んでいます。この辺りはA20 Proへほぼそのまま降りてくると考えて大きくは外れないはずで、ここだけは安心して待てます。
もう1つ、動きそうにないものも見えました。M6のMedia Engineは、H.264、HEVC、ProRes、ProRes RAWのハードウェア対応にProResの書き出しまで持っていますが、動画の圧縮形式であるAV1は再生だけで、書き出しには対応していません。M5と同じです。新しい製造技術で作った、電源につながっているデスクトップのチップにすら載らなかったとなると、電池で動くA20 ProにAV1の書き出しが載る見込みは薄いことになります。
ここは正直、そろそろ入ってほしいところでした。動画を上げる先の多くがAV1へ寄っていくなかで、書き出しだけ毎年見送られている。再生はできるのに、というのが少しもどかしいです。
9月10日の午前2時に、何を聞けば決まるのか
結局のところ、9月10日にAppleが何と言うかを聞くのが、いちばん早い決め方になります。ただ、聞くところは自分が何を待っているかで変わります。
| 気にしているところ | 9月10日に聞く場所 | 今わかっていること |
|---|---|---|
| Apple Intelligenceの反応の速さ | Neural Engineを「A19 Proの何倍」と言うかどうか | M6は無印にもデュアル16コアを載せてきた。A20 Proも日本時間9月10日の発表で1基追加の32コアと判明 |
| ゲームの描画 | ジオメトリやレイトレーシングに触れるか | M6でジオメトリレート50%増。この層は同じ世代で共通してきた |
| 動画の書き出し | Media Engineの説明にAV1の書き出しが出るか | M6には入っていない。M5も同じ |
| 電池の持ち | 2nmの効率を時間で見せるか、倍率で見せるか | A20 Proは最大30%の省電力と報じられている段階 |
とくに1行目です。AppleがA19 Proを比較の相手に選んだかどうかで、この記事で足りないと書いた数字が一気に埋まります。逆に、比べる相手をA17 Proや「3年前のiPhone」に置いてきたら、去年からの伸びは今年も出てこないと考えたほうが早い。買い替えの周期に合わせた見せ方でもあるので、それ自体は珍しいことではありません。
日本時間だと午前2時からで、起きて見るか翌朝に読むかは分かれるところだと思います。時間の詳細は9月9日イベントの日本時間にまとめてあります。
【追記】発表でAppleは、Neural Engineを1基追加して合計32コアにし、演算は前世代の2倍と説明しました。この記事で足りないと書いた表の1行目は、A19 Proを相手にした倍率としてそのまま埋まっています。去年からずっと探していた数字なので、正直ちょっとうれしいです。GPU側のニューラルアクセラレータもFP8が前世代の2倍で、メモリ帯域は50%増。M6の10%増より大きく、リークが示していた1.5倍の側でした。電池については、持続性能をA19 Pro比40%・A18 Pro比2倍と、倍率で見せてきています。無印のA20の構成は今回の発表の範囲外です。発表の中身はA20 Proの持続性能と新しい熱設計を読んだ記事にまとめています。
海外の反応:数字が伸びなかった場所に、目が集まっている
M6の発表から2週間ほど、数字が伸びた場所より伸びなかった場所へ話が集まっています。M6の発表スレッド、M5との比較記事、そしてメモリまわりの技術的な議論から拾いました。
Wow, with 170GB/s of bandwidth on the M6 it means it’s still on LPDDR5X and not LPDDR6 like the iPhone 18 will be. Very strange.
えっ、M6が170GB/sということは、まだLPDDR5Xのままで、iPhone 18が使うことになるLPDDR6ではないということか。とても妙だ。
同じ数字から逆を読む人もいます。この人はiPhone 18側がLPDDR6へ行くと考えていて、だからMacが5Xのままなのが妙だ、と受け取っています。本文で見たとおりAppleがiPhone向けにも高速なLPDDR5Xを調達しているという報道もあるので、ここは前提から割れているところです。
Memory bandwidth M1: 68 GB/s M2: 100 GB/s (47% increase) M3: 100 GB/s (0% increase) M4: 120 GB/s (20% increase) M5: 153 GB/s (27.5% increase) So, M6: 170 GB/s (11% increase) doesn’t seem impossible, though I would have expected more.
メモリ帯域は、M1が68GB/s、M2が100GB/s(47%増)、M3が100GB/s(増減なし)、M4が120GB/s(20%増)、M5が153GB/s(27.5%増)。そう考えると、M6の170GB/s(11%増)はあり得ない数字ではない。ただ、もっと伸びると思っていた。
並べてみると、止まった年もありました。M2からM3は0%で、そこから20%、27.5%と戻して、今年が11%。毎年きれいに伸びてきたわけではない、という指摘です。今年の10%だけを取り出して落ち込みと読むのは、少し急ぎすぎかもしれません。
The M6 was rumored to have 200 GB/sec of unified memory bandwidth. 170 is an improvement, of course, but still a bit of a disappointment.
M6は200GB/sのユニファイドメモリ帯域になると噂されていた。170でも改善ではあるけれど、やはり少しがっかりだ。
期待の基準が噂側に置かれていた例です。発表前に200GB/sという数字が流れていたので、公式の170がそこから引かれて見えている。噂を先に見てから公式を読むと、こういう向きの落差が生まれます。
Yeah, but they still write regarding plain M6: "M6 also introduces a Dual 16-core Neural Engine, providing up to 2x the peak compute over previous generations to make on-device AI workflows run even faster" .
とはいえ、無印のM6についてAppleはこう書いている。「M6はデュアル16コアNeural Engineも導入し、前世代比で最大2倍のピーク演算を提供して、デバイス上のAIワークフローをさらに高速に実行できるようにします」
上位モデルではなく無印だ、というところに線を引いています。本文で触れた「A20 Proだけになるかもしれない」という見立てに対しては、逆側の材料になります。Appleは最も下のMシリーズにこの構成を載せてきました。
Yeah, it’s hard for me to get excited about this, but I also don’t have a need for the neural stuff. Someone wake me up when the M7 gets released next year.
正直これで盛り上がるのは難しいな。もっとも、自分はニューラル系の機能を必要としていないんだけど。来年M7が出たら起こしてくれ。
そもそもAIの部分に用がない、という声もあります。倍率が伸びたかどうかの議論は、その機能を使う前提で成り立つものなので、ここへ関心がない人にとっては大きい数字も小さい数字も同じことです。買い替えの判断は、たぶんこちら側の人のほうが多い気もします。
ひとこと:跳ねなかった年の発表のほうが、聞きどころは多い
ここ数年、Appleのチップの話は「何倍」で覚えるものになっていました。去年のiPhoneも、去年のMacも、大きい数字が1つあって、それを聞けば分かった気になれた。今年のM6にはその1つがありません。1.2倍、30%、10%。どれも悪い数字ではないのに、並べても物語になってくれない。
ただ、こういう年のほうが発表は面白いと思っています。派手な倍率が1つあると、そこだけ聞いて終わってしまう。無い年は、Appleがどこを強調して、どこを黙って通り過ぎるかがそのまま見えます。9月10日にA20 Proの話が始まったとき、Neural Engineに何秒使うのか、それとも電池の持ちを先に見せるのか。そこがいちばん正直な答えになりそうです。
個人的には、デュアルNeural Engineが素直にiPhoneへ降りてきてほしい。無印のM6にまで載せてきた部品なので、望みが薄いとは思っていません。
まとめ:比べる相手が、去年のiPhoneの側にありません
M6から持ってこられるものは、意外と多くありました。2nmで作られること、グラフィックスの作り替えが同じ世代で入ること、AV1の書き出しは今年も見送られそうなこと。このあたりは、そのままiPhone側の予想として置いておけます。
足りないのはAIのところだけです。M6は「M5比で約30%」と自分で言っている。去年のM5は「M4比で4倍超」と言っていた。数字の並びとしては、伸びが落ち着いたように見えます。ところが同じ並べ方をiPhoneでやろうとすると、去年のA19 Proの側にAppleの数字が置かれていません。比べる相手がいないので、伸びたとも鈍ったとも言えないというのが、今の正直なところです。
だから9月10日は、A20 Proの数字そのものより、Appleがそれを何と比べたかを聞くほうが早い。A19 Proと比べて何倍と言えば、去年の分も含めて一気に位置が決まります。持続性能やバッテリーの時間から入ってきたら、AIの倍率は今年も出ないと考えたほうがよさそうです。
そのうえで気になるのは、値段のほうだと思います。中身が去年ほど跳ねないのに上がるのか、上がるとしていくらなのかは、iPhone 18 Proの値上げ幅と日本での予想価格にまとめてあります。
ではまた!
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日本時間で午前2時から始まる発表を、机で起きて見るつもりの人向けです。MagSafeの位置で立てて充電できるので、画面を見ながら残量を減らさずに済みます。価格は1万1,990円で、割引は入っていません。
AmazonSource:MacRumors、Apple Newsroom①、Apple Newsroom②、Apple Newsroom③、Apple①、Apple②、Apple③、Apple④、Reddit、Hacker News①、Hacker News②、MacRumors Forums①、MacRumors Forums②
更新履歴
- 2026年9月11日:AppleがA20 ProのNeural Engineを前世代比2倍と発表したことを追記し、発表内容の記事への案内を追加
- 2026年9月6日:公開













