となりずむ

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iOS 27「探す」アプリに新機能:通知なしで一時的に位置情報を隠す設定が可能に

ダークな背景に、iOS 27を表す「27」のアイコンと、緑色の「探す」アプリのレーダー型アイコンが並んでいる

✅この記事では、iOS 27のベータで「探す」アプリに加わった、位置情報を隠す設定や共有期間の細かな指定について整理します。

どうも、となりです。

iOS 27の最初のデベロッパー向けベータが配られ、「探す(Find My)」アプリにも位置情報まわりの変更がいくつか入りました。派手な新機能というより、誰と・どれくらい位置を共有するかを自分で細かく決められるようにする、地に足のついた更新です。

なかでも話題になっているのが、相手に通知を出さずに位置共有を一時的に止められる「Hide Location(位置情報を隠す)」です。「探す」の作り直し自体はiOS 27で進む「探す」アプリの刷新としてWWDC前のリークでも触れられていましたが、ベータで実物が見えてきたので、何ができるのか順番に見ていきます。

要点まとめ:iOS 27の「探す」は"共有の加減"を選べる方向へ

  • iOS 27のベータで「探す」アプリに位置情報まわりの新機能が複数追加。一般公開は2026年9月ごろの見込み
  • 「Hide Location(位置情報を隠す)」は、相手に通知を出さずに位置共有を一時的に止められる。Appleはサプライズの誕生日パーティーのような用途を挙げている
  • 持続時間はMacRumorsの報道で「その日の終わりまで」と「12時間」に表記が分かれていて、まだ固まっていない
  • 位置共有の期間を15分から30日の範囲で、日・時間・分や終了日時まで指定可能に。iOS 26はプリセット3種類だけだった
  • 「探す」がiPhoneの横向き表示に対応。watchOS 27でもデバイス・人・持ち物が1つのマップに統合される
いちばんの注目は相手に通知を出さずに位置共有を止められる点で、便利さとプライバシー面の受け止め方が分かれます。持続時間の表記が割れているので、正確な仕様はベータの更新と正式版で確かめたいところです。

 

通知なしで止められる「Hide Location(位置情報を隠す)」

「探す」アプリのカード。「My Location」「Always sharing」の下に、青い文字で「Hide Location」のボタンが表示されている

「探す」アプリで自分のカードを開くと、「My Location(現在地)」の下に「Hide Location(位置情報を隠す)」という青いボタンが増えています。特定の相手に対してだけ、位置の共有を一時的に止められる仕組みです。

ポイントは、相手に通知やアラートがいっさい飛ばないところです。これまでは共有をやめると相手側で気づかれる場面もありましたが、Hide Locationは静かに止まります。Appleはこの機能の使いどころとして、サプライズの誕生日パーティーのような場面を挙げています。

止めていられる時間は、まだはっきりしません。MacRumorsの今回の記事では「その日の終わりまで」と書かれている一方、Hide Locationを最初に取り上げた6月上旬の記事では「12時間」と説明されていました。どちらが最終的な仕様になるのかは、ベータの更新を待つところです。

便利な一方で、相手に知らせず位置を隠せるという設計は、受け取り方が分かれるところでもあります。位置情報のプライバシーという意味では、iOS 26.3の「正確な位置情報の制限(Limit Precise Location)」のように、Appleは"渡す情報を細かく絞る"方向の機能を少しずつ足してきました。Hide Locationもその流れの一つとして見ると、位置づけが分かりやすいです。

共有期間を15分〜30日で細かく決められる

位置情報の共有期間も、ぐっと自由になりました。iOS 26までは「1時間」「その日の終わりまで」「無期限」の3つのプリセットから選ぶだけでしたが、iOS 27では15分から30日までの範囲で、日・時間・分を組み合わせて指定できます。終了する日時を直接決めることもできます。

たとえば旅行のあいだだけ家族と共有する、子どもの送り迎えの数時間だけ共有する、といった使い方が、プリセットに縛られずにできるようになります。

iPhoneの「Custom Duration」設定画面。共有時間が4日・7時間・19分に設定され、終了日時の表示と『15分から30日まで』の説明、下部に青い「Start Sharing」ボタンがある

共有期間は15分から30日までの範囲で、日・時間・分や終了日時を指定できる

短時間だけのつもりが「うっかり無期限のまま」になる心配が減るので、地味ですが普段づかいに近い改善です。

「探す」がiPhoneの横向き表示に対応

横向き表示の「探す」アプリ。左側に『My Devices』としてiPhone 17 ProやApple Watch、AirPods Pro 3が並び、右側にトロントの地図が広く表示されている

「探す」アプリが、iPhoneを横にしたときの横向き表示(ランドスケープモード)に対応しました。画面を横に倒すと、左に一覧、右に地図を広く出すレイアウトへ切り替わります。

使うには、コントロールセンターで画面の縦向きロックをオフにしておく必要があります。縦向きロックを入れたままだと横にしても切り替わらないので、そこだけ注意です。

標準アプリが横向きに対応していくこと自体について、MacRumorsは一歩踏み込んだ見方も示しています。噂される折りたたみのiPhone「iPhone Ultra」に向けた下準備かもしれない、という見立てです。気になる人は、iOS 27ベータに残る折りたたみiPhoneの痕跡もあわせてどうぞ。

Apple Watchの「探す」も1つのマップにまとまる

変わるのはiPhoneだけではありません。watchOS 27では「探す」が刷新され、これまで「デバイス」「人」「持ち物」と分かれていた表示が、1つのマップ中心の画面に統合されます。

小さな画面のApple Watchでアプリやタブを行き来するのは、けっこう手間でした。地図を軸にまとめてくれるなら、手首から人や持ち物をさっと確かめる流れが素直になります。iPhoneの横向き対応とあわせて見ると、Appleが「探す」をデバイスごとに作り替えているのが分かります。

海外の反応:通知が飛ばない設定への、ちょっと意地悪な見方

反応はHide Locationに集中していて、相手に通知が飛ばない点と、Appleが挙げた「誕生日パーティー」という用途への、半分冗談まじりのツッコミが目立ちました。

Tim Cook's final "innovation": The cheating option.

ティム・クック最後の「イノベーション」がこれか。浮気用オプションだな。

MNJohn / MacRumors Forums(2026年6月18日)

"Surprise birthday parties". I am glad they described a use case, I could not think of one.

「サプライズの誕生日パーティー」か。用途を挙げてくれて助かったよ、ぼくは一つも思いつかなかったから。

sflagel / MacRumors Forums(2026年6月18日)

Wonder if surprise Birthday parties will show a dramatic increase in popularity after September 2026

2026年9月以降、サプライズ誕生日パーティーの人気が急に上がったりするのかな。

AppleWes / MacRumors Forums(2026年6月18日)

みんな同じところを見ています。本気で気にしているのは誕生日サプライズではなく、通知なしで位置を隠せるという設計のほうです。便利さと後ろめたさが背中合わせなのを、海外の使う人たちも面白がりながら言い当てています。

ひとこと:止め方が増えたぶん、「黙って隠す」をどう使うか

今回いちばん面白いと思ったのは、「探す」が"共有するかしないか"の二択から、"どこまで・いつまで・どう伝えるか"まで選べる方向へ動いていることです。

通知を出さずに隠せる設計は、たしかに気をつかう場面では役に立ちます。ただ、その静けさこそが、人によっては引っかかるところでもあります。仕組みとしては中立で、結局は使う人がどう向き合うか次第になりそうです。ぼくはこの"間"の置き方を、Appleがどう説明していくのかが気になっています。

まとめ:「探す」は"共有する/しない"から"どう共有するか"へ

iOS 27の「探す」は、位置を見せるか隠すかという大ざっぱな切り替えから、期間を15分単位で決めたり、相手に知らせず一時的に隠したりと、共有の"加減"を細かく選べる方向へ進みました。横向き対応やwatchOSの統合まで含めると、Appleが「探す」全体を作り直しているのが見えてきます。

今の段階で押さえておけるのは、これがまだデベロッパー向けベータの内容だということくらいです。一般公開は2026年9月ごろの見込みで、Hide Locationの持続時間のように仕様が固まっていない部分も残っています。手元のiPhoneで試せるのはもう少し先ですが、自分の位置をどう扱うかの選択肢が増えるのは、素直に歓迎したい変化です。

ではまた!

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記事で触れた「探す」のネットワークは、鍵やバッグといった持ち物にも同じように届きます。よくなくすものを一つ登録しておくと、地図の上で居場所を追えるようになります。

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