
✅この記事では、iOS 27で変わったアプリアイコンのLiquid Glassについて、何が直されたのかを整理します。
- 要点まとめ:iOS 27でアプリアイコンの何が変わったか
- iOS 26の「ぼやけ」と「白飛び」を、どう直したか
- 動かすと傾いて見えた錯覚が、なぜ消えたのか
- 作る側のツールと、画面全体の見やすさも調整
- アイコン以外でも進む、AI機能と折りたたみへの備え
- 海外の反応:アイコンの出来に、受け止めが分かれる
- ひとこと:ガラスを主役から脇役へ戻した手直し
- まとめ:iOS 27のアイコンは「直し」が主役
どうも、となりです。
iOS 26で初めて来たLiquid Glassのアイコン、最初は新しくて目を引いたんですが、しばらく使っていると「なんだか白っぽくて、絵柄が見えにくいな」と感じた人も多かったと思います。ぼくもホーム画面を開くたびに、メールやメッセージのアイコンがうっすらモヤがかかったように見えて、地味に気になっていました。
iOS 27の開発者向けベータ1では、そのアイコンがかなり手直しされています。MacRumorsと中国のIT之家が、何がどう変わったのかを具体的に伝えていました。派手な新機能というより、去年やり過ぎた部分を戻した、という雰囲気の変更です。
要点まとめ:iOS 27でアプリアイコンの何が変わったか
- iOS 27は純正アプリのアイコンを2年連続で手直しし、iOS 26で出ていた「ぼやけ」「白飛び」「絵柄の見えにくさ」を直したと報じられています
- 厚いガラスを上からかぶせる方式から、絵柄そのものに複数のLiquid Glassレイヤーを組み込む方式へ変わり、輪郭がくっきりして屈折もはっきりしました
- 動かすと光が走る効果(ジャイロ連動のシマー)が削除され、アイコンが傾いて見える錯覚もなくなりました
- 作る側のツール「Icon Composer」も更新され、画面全体の透明度スライダーや見やすさの調整も入ります
- Siri専用アプリやWriting ToolsなどのAI関連は、まだ噂や報道の段階です
iOS 26の「ぼやけ」と「白飛び」を、どう直したか
iOS 26のアイコンは、絵柄の上から厚いガラスを一枚かぶせるような作りでした。透明感は出るんですが、その分だけ本来の絵が奥に引っ込んで、全体に白っぽく、ぼんやりして見えていました。MacRumorsは、強い光沢(specular sheen)が絵柄の上に乗って細部を隠し、洗いざらしたような見た目にしていた、と説明しています。あの「なんとなく見にくい」感じの正体は、ここだったわけです。
iOS 27では、その作り方そのものを変えました。ガラスを上から一枚かぶせるのではなく、絵柄の中に複数のLiquid Glassレイヤーを別々に組み込んでいます。レイヤー同士の距離を取って描き直したことで、輪郭がくっきりし、屈折の出方もはっきりしました。結果として絵柄がよく見えるようになり、コントラストも上がっています。ガラスが画面の主役を張るのではなく、絵柄を引き立てる仕上げに回った、という言い方がいちばん近いと思います。
Liquid Glass is a very different material in OS 27, offering much deeper icon customization, including control over specular highlights, refraction, and more.
— Basic Apple Guy (@BasicAppleGuy) June 16, 2026
It makes the OS 26 icons look blurry and plasticky in comparison. pic.twitter.com/YNQkeXWp96
並べて見ると、iOS 26のアイコンのほうが「ぼやけて、プラスチックっぽく見える」という声も出ています。去年は新しさが先に立っていたぶん、こうして比べられると、今年の手直しがどれだけ実を結んでいるかが分かりやすいですね。
動かすと傾いて見えた錯覚が、なぜ消えたのか
もう一つ、iOS 26で地味に不評だったのが、端末を傾けると光がチラチラ動くシマー効果でした。これが曲者で、アイコンの角に左右非対称の光が入ると、目の錯覚でアイコン自体が斜めに傾いているように見えてしまう、という報告が広く出ていました。ホーム画面を眺めていて「なんか並びが揺れてる?」と感じたことがあるなら、たぶんこれです。
iOS 27の開発者向けベータ1では、このジャイロ連動のシマーがまるごと削除されたことが確認されています。ハイライト(光の当たる部分)はアイコンの上下に残っていますが、端末の動きに合わせて動くことはなくなり、全体にずっと控えめになりました。傾いて見える錯覚も、これで解消されています。
Not totally sold on the dark specular highlights, but overall it’s a huge upgrade for Apple's app icons. pic.twitter.com/W5hEkGh6sd
— Andreas Storm (@avstorm) June 10, 2026
新しいハイライトの暗めの出方には好みが分かれているようで、上の投稿でも「暗いハイライトには完全には納得していないけど、全体としては大きな進歩」という受け止めでした。チラチラ動く光を残すより、止めて静かにしたほうが毎日見る画面としては落ち着く、というのはぼくも同感です。
作る側のツールと、画面全体の見やすさも調整
変わったのはApple純正アプリだけではありません。アイコンを作るための公式ツール「Icon Composer」も更新され、複数のLiquid Glassレイヤーを重ねて作れるようになりました。屈折効果を注釈で指定したり、出来上がりをその場でプレビューしたりもできます。サードパーティのアプリも同じ質感へ寄せやすくなるので、ホーム画面全体で見た目がそろってくるかは、これからのベータで見ていきたいところです。
合わせて、システム全体の透明度を調整するスライダーや、文字や絵を読みやすくする素材の拡散(material diffusion)も改善されると伝えられています。透明感を一律で押し付けるのではなく、見やすさのために手元で加減できる方向です。この透明度まわりの調整については、iOS 27で噂されてきた透明度スライダーの話で先に整理しているので、合わせて読むと流れがつかみやすいと思います。
アイコン以外でも進む、AI機能と折りたたみへの備え
今回の手直しはアイコンが主役ですが、IT之家はそのほかの動きもいくつか伝えています。確認されている範囲では、GymKitがiPhone 17などへ拡張され、対応するランニングマシンとワークアウトを同期できるようになります。写真アプリのAI機能、メッセージアプリの描画ツール、それに中国語入力の最適化(変換候補の改善や、漢字を部品に分けて打つ入力方式の調整)も入るとされています。
ここで一つ気になるのは、中国語入力の改善は具体的に挙がっているのに、日本語入力に同じような手が入るかは触れられていないことです。日本語で打つことが多い人にとっては、続報を待ちたい部分です。
一方、AIまわりはまだ噂や報道の段階の話が多めです。ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)氏は、会話を一定期間だけ覚えておく「自動削除チャット」を備えたSiri専用アプリが登場すると伝えています。文法チェッカーを足したWriting Toolsの強化、Image Playgroundを使ったカスタム壁紙の生成、AIによるショートカットの自動作成なども噂に挙がっています。Image Playgroundを含む純正アプリのデザイン変更は、iOS 27のアプリデザイン変更のまとめでも触れているので、気になる人はそちらもどうぞ。
さらに先の話として、iPhone 18 ProでSiriの光球が円形に変わるという噂や、初の折りたたみiPhoneに向けて複数のアプリを横向きに対応させているという見方も出ています。このあたりは、まだ確定した仕様ではない前提で眺めておくのがよさそうです。
海外の反応:アイコンの出来に、受け止めが分かれる
元記事のMacRumorsフォーラムから、新しいアイコンの仕上がりへの直接の反応を拾いました。手放しの絶賛というより、アプリごとに出来を見比べる冷静な声が目立ちます。
Hopefully some additional tweaking will be done in upcoming betas. Some of the apps (Maps) nailed this fluid Liquid Glass look, while others (Messages, Email) look worse in my opinion.
今後のベータでもう少し調整してくれるといいんですが。マップみたいにこの流れるようなLiquid Glassをうまく決めたアプリもあれば、メッセージやメールみたいに前より悪くなったと感じるものもあります。
仕上がりにムラがあるという指摘です。同じLiquid Glassでも、うまくはまったアプリとそうでないアプリがあるという見方で、正式版までの微調整に期待する声につながっています。
I do like the look of most of the new icons. The Safari icon, however, looks relatively unchanged since iOS 7. It looks a bit out of place compared to the rest of the aesthetic. Thoughts?
新しいアイコンはほとんど気に入っています。ただSafariのアイコンは、iOS 7の頃からほとんど変わっていないように見えて、ほかの雰囲気と比べると少し浮いて見えるんですよね。みんなはどう思いますか?
Safariだけ取り残されて見えるという声です。全体を整えたからこそ、昔のままに見えるアイコンが一つあると逆に目立つ、という細かい観察で、なるほどと思わされます。
The edge shimmer animations were basically pointless and not noticeable in iOS 26, especially considering you can't turn it off to save battery. I hope iOS 27 puts an end to it for good. I also much prefer the highlights centered to the tops and bottoms of the icons to keep them from looking distorted or skewed with certain icon colors and backgrounds.
あのエッジのシマーは、iOS 26ではほとんど意味がなくて目立たなかったし、電池節約のためにオフにすることもできませんでした。iOS 27できっぱり終わりにしてほしいです。それに、色や背景によって歪んだり傾いて見えたりしないよう、ハイライトがアイコンの上下に寄っているほうが、ぼくはずっと好みです。
消えてうれしい側の反応です。シマーをオフにできず電池の面でも気にしていた人にとっては、削除と上下固定のハイライトは素直に歓迎、という温度でした。
ひとこと:ガラスを主役から脇役へ戻した手直し
今回いちばん感じたのは、新しい何かを足したというより、去年ちょっと前に出すぎたガラスを、絵柄の脇役へ戻した一年だな、ということです。透明感そのものは残しつつ、見やすさを優先する方向へ寄せてきました。毎日何十回も見る場所だけに、この地味な手直しはぼくにはありがたいです。
もう一つ頭に置いておきたいのは、この磨き直しを、来年噂されている画面が四辺に回り込むボーダーレスなiPhoneへの下準備と見る向きがあることです。MacRumorsもその可能性に触れていました。確定した話ではありませんが、アイコン一つの作り直しが、その先のデザインの土台につながっていると考えると、見え方が少し変わってきます。
まとめ:iOS 27のアイコンは「直し」が主役
iOS 27のアプリアイコンは、ガラスのかぶせ方を変えて絵柄を見やすくし、動くと傾いて見えた錯覚も止めました。作る側のツールや画面全体の透明度調整も合わせて入り、去年気になっていた点に一通り手が入った形です。
ただし、これはまだ開発者向けベータ1の段階です。フォーラムでも「アプリによって出来にムラがある」という声が出ていて、正式版までにアイコンの仕上がりはまだ動く可能性があります。手元のホーム画面でメールやメッセージがどう見えるようになるか、秋の配信に向けてベータごとに見比べていくと、変化が体感としてつかめると思います。
ではまた!
せっかくアイコンの細部が見やすくなるなら、画面側もクリアに保ちたいところです。高透過率のフィルムなら、新しい絵柄の鮮やかさをそのまま楽しめます。
AmazonSource:MacRumors①、MacRumors②、MacRumors③、MacRumors④、IT之家、X①、X②