
✅この記事では、iOS 26.1・iPadOS 26.1・macOS 26.1(Tahoe)Public Beta 3の内容をまとめて紹介します。 Apple Intelligenceの多言語対応が広がったほか、Apple TVアプリアイコンの刷新や新機能「Local Capture」の追加など、全体的に“気づけば便利になっている”調整が進んでいます。
- 共通テーマ:Apple Intelligenceの拡張と安定化
- iOS 26.1 Public Beta 3──UIが軽やかに、録画機能も進化
- iPadOS 26.1 Public Beta 3──デザイン統一と通知転送の準備
- macOS Tahoe 26.1 Public Beta 3──静かな整備と開発者サポート
- 3つのOSが見せる“統一の流れ”
- まとめ
どうも、となりです。
Appleは2025年10月14日(現地時間)、iOS 26.1・iPadOS 26.1・macOS Tahoe 26.1のPublic Beta 3を同時に公開しました。 それぞれ開発者版と同じビルド(iOS/iPadOS:23B5064e、macOS:25B5062e)で、Apple Beta Software Programに登録すれば誰でも試せます。
この記事を読むとわかること:
・iOS・iPadOS・macOSの共通点と違い
・Apple Intelligence拡張やUI刷新の背景
・26.1が目指す“安定と統一”の方向性
最新のアップデート内容を整理しています。 ➤ 各OS 26.1の詳細を見る
共通テーマ:Apple Intelligenceの拡張と安定化
今回の3つのOSに共通するのは、「Apple Intelligenceをより多くの人に」、そして「動作をより安定に」という方針です。
Apple Intelligenceは新たに以下の8言語に対応しました。
- デンマーク語
- オランダ語
- ノルウェー語
- ポルトガル語(ポルトガル)
- スウェーデン語
- トルコ語
- 中国語(繁体字)
- ベトナム語
さらに、AirPodsのLive Translation機能では日本語・韓国語・イタリア語・中国語(繁体字/簡体字)にも対応。 イヤホンをつけたまま、会話が自然に理解できる世界に少し近づきました。
また、内部コードではChatGPT以外のAIモデル連携も準備されているようで、今後は複数のAIを使い分ける未来も見えてきます。
iOS 26.1 Public Beta 3──UIが軽やかに、録画機能も進化
iOSでは、日常で目にする部分がちょっとずつ気持ちよくなっています。
Apple TVアプリアイコンが新しいデザインに変わり、iPadOSやtvOSと統一された見た目に。アプリ内にはまだ「Apple TV+」の表記が残っていますが、ブランドをまとめる方向に進んでいるのがわかります。
新しく加わった「Local Capture」機能では、通話や録音データの保存先を自分で指定できるようになりました。録音した音声をあとでまとめて管理できるようになり、取材や会議などで便利に使えそうです。
そのほか、Control Centerのアニメーションが滑らかになり、タップ操作の反応もより速くなりました。 また「Prefer Single-Touch Actions」という新しい設定が試験的に登場し、1タップで操作を完結できる動作が戻りつつあります。
iPadOS 26.1 Public Beta 3──デザイン統一と通知転送の準備
iPadOSでも、iOSと同様にApple TVアプリアイコンがリニューアルされました。 フォントやレイアウトが見直されていて、iPadOSの見た目がiOS 26やmacOS Tahoeにさらに近づいています。
録音機能「Local Capture」では、外部マイク使用時に音声だけを保存する設定ができるようになり、使い勝手がぐっと上がりました。 授業や打ち合わせを録音するような場面で、必要な音声だけを残せるのは便利ですよね。
さらに、「通知転送(Notification Forwarding)」の設定項目も新たに確認されています。 これは、外部アクセサリに通知を送るかどうかを細かく制御できる仕組みで、今後のApple WatchやHomeデバイスとの連携強化につながりそうです。
動作は安定していて、大きな不具合報告もなし。地味ながら、完成度を底上げするようなアップデートです。
macOS Tahoe 26.1 Public Beta 3──静かな整備と開発者サポート
macOS版は派手な変化よりも、「Tahoeをより安定させる」ことに集中しています。 ビルド番号は25B5062eで、開発者版と完全に同じ。つまり、テスター間で環境のズレがない状態で検証が進められています。
Appleが今回の26.1で注力しているのは主に3つです。
- システム全体の安定性とパフォーマンス向上
- Apple IntelligenceやUI部品の互換性改善
- 開発者向けSDK更新とAPIの安定化
macOS 26 “Tahoe”は、9月の正式版で新しいUIとApple Intelligenceを導入したばかり。 今回の26.1は、その基盤をしっかり整える「磨き」の段階です。
Appleは、メインのMacではなくサブ機や別ボリュームでの利用を推奨しています。
3つのOSが見せる“統一の流れ”
今回の同時リリースを見ていると、Appleが目指しているのは単なる機能追加ではなく、すべてのデバイスが同じ「空気感」でつながる世界だと感じます。
Liquid Glass、Apple Intelligence、Local Capture…。 これらの要素は別々のOSに散らばっていても、触れたときの感覚が統一されているんです。 それは、Appleが“操作する”という行為を再設計しているからなのかもしれません。
まとめ
iOS・iPadOS・macOS 26.1 Public Beta 3は、見た目以上に中身が進化したアップデートです。 派手さはないけれど、Apple Intelligence時代の土台を固める重要な一歩といえます。
AIが多言語対応し、デザインは統一へ、開発環境は安定へ──。 次の26.2やその先では、こうした静かな準備がきっと形になるはずです。
ではまた!