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Safari 26.4公開!WebTransport対応など44の新機能と191の修正

白の角丸正方形の中に、青い文字盤と赤白の磁針がデザインされたSafariのアプリケーションアイコン

✅この記事では、Safari 26.4を中心に、今回のアップデートで何が変わったのかを見ていきます。

WebTransport対応やコンパクトタブバー復活、191件の修正まで、Safariまわりで押さえたいところを順番に確認します。

どうも、となりです。

今回の26.4系アップデートは、OS全体ももちろん動いているのですが、タイトルどおりいちばん見応えがあるのはSafari 26.4です。見た目の戻し方とWeb機能の前進、それから大量の修正がひとつにまとまっていて、かなり芯のある更新でした。

特に気になるのは2つあります。ひとつはコンパクトタブバー復活のような、毎日触る部分の手触りが戻ってきたこと。もうひとつは、WebTransportやKeyboard Lock APIのように、Safariそのものの土台が前に進んだことです。

要点まとめ:Safari 26.4は見た目の復活と中身の前進が同時に来た

Appleは2026年3月25日(日本時間)、Safari 26.4を含む各種アップデートを公開しました。今回の中心はSafariで、44の新機能、191件の修正、そして1つの廃止予定項目まで含む、かなり厚い更新になっています。

見た目ではコンパクトタブバー復活が分かりやすいですが、中身ではCSS Grid LanesやWebTransport、Keyboard Lock APIの追加が大きいです。ブラウザとしての使い勝手と、Webの土台の両方に手が入った回として見ると、今回の更新はかなり理解しやすいです。

  • Safari 26.4では44の新機能191件の修正が案内され、コンパクトタブバーがmacOSとiPadOSで戻ってきました。
  • CSS Grid LanesWebTransportKeyboard Lock APIが追加され、Webアプリを動かす土台が広がりました。
  • セキュリティ面では、Safari 26.4でもWebKit関連の問題が広く修正されています。
  • macOS Tahoe 26.4では、Macの充電上限を80%から100%で設定できるようになりました。
  • Rosetta 2に依存するアプリには、将来動かなくなることを知らせる警告が表示され始めました。
  • iOS 26.4ではApple MusicにPlaylist Playground(ベータ)Concertsが追加されていますが、地域差がありうるため日本での詳細はまだ見えていません。

今回の26.4系はOS全体の更新でもありますが、記事タイトルに合わせて絞るなら、やはりSafari 26.4が中心です。見た目の使いやすさを戻しながら、Web機能と修正も一気に進めていて、Safariを日常的に使う人にも、Webを作る側にも意味がある回でした。

詳細解説:Safari 26.4が今回の中心にいる理由

今回の主役をひとつ選ぶなら、ぼくはSafari 26.4だと思っています。iPhone側の新機能はもちろん分かりやすいのですが、WebKitブログで44機能追加と191件修正をかなり大きく打ち出していて、AppleがSafariを単なる付属アプリではなくWebの土台として前に出してきたからです。

まず目立つのは、Safariのコンパクトタブバー復活です。macOS Tahoe 26で一度外れたあと、26.4でmacOSとiPadOSに戻ってきました。新しさを押し切るより、使い勝手を優先して戻した形で、ここはかなり素直に良かったところです。

そのうえで中身も濃いです。CSS Grid Lanes、WebTransport、Keyboard Lock APIが今回の見どころとして挙げられています。少し専門用語っぽく見えますが、言っていることはわりとシンプルで、Webアプリを作りやすくし、リアルタイム性や操作性も底上げする更新です。

CSS Grid Lanesは、詰め込み型のレイアウトをCSS側で扱いやすくする仕組みです。WebTransportは、ゲームや共同編集のように遅延を嫌う処理をブラウザで動かしやすくする通信の土台です。Keyboard Lock APIは、フルスクリーン時のキー操作をWebアプリ側で受け持ちやすくするもので、ブラウザゲームやリモート操作系では効き目が見えやすい部分です。

この話は開発者向けに見えますが、使う側にも関係があります。Safariだけ少し遅れて見える場面を減らしやすくなるからです。Appleが新機能数だけでなく修正数も強く出してきたのは、派手さより完成度を見せたい意図があるように見えます。

セキュリティ面も見逃しにくいです。Safari 26.4のセキュリティ情報では、Content Security Policyの回避、Same Origin Policyの回避、クロスサイトスクリプティングにつながる問題などが修正対象として並んでいます。見た目の改善だけでなく、後回しにしにくい更新なんですよね。

Safariの外側で動いた話も、今回は脇役として見ておきたい

macOS Tahoe 26.4でいちばん分かりやすい追加は、バッテリー充電上限の設定です。Macでも80%から100%まで上限を選べるようになり、据え置き中心で使う人は満充電に張り付けない運用がしやすくなりました。

ただ、今回のMacで本当に重いのはそちらだけではありません。Rosetta 2終了の警告が見え始めたことで、Intel版アプリをApple Silicon上で延命してきた環境に、はっきり期限感が出ました。

AppleはWWDC25のPlatforms State of the Unionで、macOS TahoeがIntel Mac向け最後のメジャーリリースだと明言しています。さらにRosettaの案内では、Rosetta 2が将来のmacOSで終了へ向かうことも示されています。26.4で警告が出るようになったのは、その話が開発者向け資料の中だけで終わらなくなったということです。

ここで引っかかるのは、最新アプリだけで仕事をしている人より、古い業務アプリやプラグインを残している人です。特に旧Macから移行したあと、そのままIntel版のまま動かしているアプリは見落としやすいですし、Apple Siliconを使っていても安心し切れない部分があります。

このあたりは、Safariや充電制限のような分かりやすい便利機能と違って、ある日まとめて困る可能性がある話です。今すぐ全部が動かなくなるわけではありませんが、古いアプリをそのまま抱えたままでは済ませにくくなってきました。Macの買い替えだけでなく、毎日開くアプリの更新状況を先に確認したほうがよさそうです。

Safari以外の26.4要素は、背景としてこのくらい押さえれば十分です

Apple Musicやアクセシビリティ改善、新絵文字など、OS全体では見どころが多い一方で、今回の主題はやはりSafariの更新内容にあります。

Apple Musicまわりは、Apple Musicの新機能まとめでも触れた通り、AIで遊ぶ機能を足しただけではありません。近くのライブ情報を見つけるConcerts、オフラインでも曲名判定を返せる認識機能、環境音ウィジェットなど、聴く前後までまとめて手が入っています。

ここで気になるのは、サードパーティ製のAI音楽ツールを置き換えるほど強いのかという点ですが、今の時点で確定しているのはApple Music内で生成まで完結することです。Playlist PlaygroundはAppleの英語版更新内容では案内されていますが、日本の案内では地域差が残る可能性があります。少なくとも国内でどこまで同じように使えるかは、まだ少し見ておきたいところです。

一般ユーザーにとっては、そのくらいの距離感のほうが入りやすい気もします。別アプリに行かず、そのまま言葉で雰囲気を伝えるだけで曲を出してくれるなら、AI機能としてはかなり使い始めやすいからです。

アクセシビリティ改善も今回の軸です。字幕とキャプション設定は再生中のアイコンから見つけやすくなり、その場でプレビューもしやすくなりました。さらに、Liquid Glassの見づらさを抑える調整も進んでいて、明るい効果や動きに敏感な人には地味にありがたい更新です。

共通の変化としては、AirPods Max 2への対応、シャチ、トロンボーン、地滑り、バレエダンサー、歪んだ顔など8つの新絵文字も入っています。iPadOS 26.4はこの流れを受けつつ、Safariのコンパクトタブバー復活も受け取っています。

注目したいポイント:Safari単体アップデートに見えて、実はかなり幅が広い

今回の26.4系は、Safari 26.4の記事として切り出しても十分に成立します。でも中を見ていくと、見た目の調整だけで終わっていません。タブバーの復活、Web機能の追加、大量の修正、セキュリティ更新まで重なっていて、Safariの外側にあるOS側の動きまでうっすら見えてきます。

この並びを見ると、AppleはSafariを単なるブラウザ更新として処理していないように見えます。日々の使いやすさを戻しつつ、Web技術の対応も進め、同じ26.4系では古い前提をたたむ話も並んでいるからです。Safariだけを見ても、今のAppleがどこに力を入れているかがかなり出ています。

影響が大きいのは、Safariを日常ブラウザとして使う人だけではありません。Webアプリを作る側、社内ツールを管理する側、ブラウザ依存の作業が多い人ほど、今回の更新は意味を持ちます。44機能追加と191件修正という数字は、見た目以上に重いです。

海外の反応:歓迎と戸惑いが同じ場所に並んでいる

ひとつはSafari 26.4の開発者向け改善を歓迎する声です。もうひとつは、新機能の量より、既存機能の完成度や修正の多さに目が向くという受け止め方でした。

待っていたWeb機能が来た
CSS Grid Lanesは長く待たれていた解決策で、AppleがWeb開発者の声を聞いているのがうれしい、という前向きな反応が出ています。
新機能より追いつく時間がほしい
2025年の開発者調査でも、さらに機能を積むより今ある機能に追いつく時間がほしいという声がはっきりしていた、とする見方もありました。
191件修正の重さも見えている
新機能の数だけでなく、これだけ多くの修正がまとまって入ったこと自体に、今回のSafari 26.4らしさを感じるという受け止め方もあります。

となりの見方:Safari 26.4が歓迎されるのは、新機能が増えたからというより、長く残っていたズレを埋めにきたからだと思います。しかも今回は、見た目の使いやすさだけでなく、Web機能と修正の厚みも同時に出してきました。Safariを毎日使う人には素直にうれしく、Webを作る側には少し手触りの違う更新に見えるはずです。

ひとこと:Safari 26.4は派手さより中身で見たくなる更新でした

Safariの更新は、ときどき新機能の名前だけ並んで終わることがあります。でも今回は少し違いました。コンパクトタブバー復活のような分かりやすい話がありつつ、その下に44の新機能と191件の修正がしっかり積まれています。見た目を戻しただけの回ではなく、Safariそのものを少し立て直した回に見えるんですよね。

まとめ:Safari 26.4は復活機能だけで終わらない厚みがありました

Safari 26.4は、コンパクトタブバー復活、CSS Grid Lanes、WebTransport、Keyboard Lock API、そして191件の修正まで、見える部分と見えにくい部分の両方がかなり厚いアップデートでした。

Safariを普段使いしている人なら、まずはタブバーの戻り方と体感の変化を見るだけでも十分です。そのうえで、Webを作る側やブラウザ依存の作業が多い人は、追加された機能や修正内容も見ておくと今回の意味が分かりやすいです。26.4系全体の更新の中でも、今回はSafari 26.4を主役として見てよい回でした。

見た目の復活で終わらず、中身までちゃんと動いたSafari更新でした。

ではまた!

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Source: WebKit Blog, 9to5Mac