✅この記事では、私自身がApple Watch Series 11をあえて見送った理由と、海外メディア9to5Macや公式発表情報で確認されている「Series 11を買わなくてもいい3つの理由」を整理し、購入を迷っている方に判断材料を提供します。
どうも、となりです。
Apple Watch Series 11が発表されました。新型発表のワクワク感はありますが、実際に詳細を確認していくと「今回は買い替えなくても十分」だと感じる部分が多いと判断しました。新モデルが出るたびに飛びつく前に、「自分にとっての必須アップデートかどうか」を見極めることが重要です。
私がスルーした理由
1. チップ（プロセッサ）に大きな変化なし
公式仕様によれば、Series 11はSeries 10と同じS10 SiP を搭載しています。性能的なコア部分では大きな進化はありません。 つまり、既にSeries 10で動作が快適なら、動作速度や処理能力で「劇的な差」は期待しにくいでしょう。
2. 多くの新機能がwatchOS 26で旧モデルにも提供
Series 11の目玉機能である「高血圧通知」「Sleep Score」「Workout Buddy」などは、watchOS 26アップデートでSeries 9以降またはSeries 6以降など多くの旧モデルにも対応予定・または発表されています。 このため、ハードを変えずとも体験できる新機能が多い点が、見送る理由になると感じます。
3. 価格対効果と価値判断のバランス
Series 11は新しい通信（5G対応）、耐傷性向上、バッテリー持続時間の改善などがありますが、価格はSeries 10と大きく変わりません。重量やサイズもほぼ同じで、見た目や装着感も大きな変化なし。アップデート内容に対して“今のものを使い続けてもストレスがそれほど増えない”という判断が私には重視されました。
9to5Macなどが指摘する「Series 11を買わなくてもいい3つの理由」
① チップが同じ：性能向上が限定的
Series 10とSeries 11は同じ「S10 SiP」を搭載。速度感やアプリの立ち上がりなどはSeries 10でも十分という声が多く、新モデルでも処理能力の面で劇的な差は出にくいとされています。
② 多くの新機能はソフトウェアアップデートで旧モデルにも来る
- 高血圧通知 → watchOS 26でSeries 9以降対応予定
- Sleep Score → Series 6以降対応予定
- 手首ジェスチャーでの通知操作などもOS側の改善が中心
③ 外観やサイズはほぼ同じ、価格差を正当化するほどの革新が少ない
Series 11とSeries 10はケースサイズや素材が非常に似ており、見た目や装着感で大きな変化はありません。5G対応などは国やキャリアの状況次第で恩恵が限定的なため、「急いで買い替える必要がある人」は少数派でしょう。
Series 11で評価できるポイント
1. 耐傷性の向上
Series 11ではガラスが強化され、日常の擦れや衝撃により強くなりました。長期間使う人には嬉しい改善です。
2. 通信の進化（5G対応）
セルラー版ユーザーや今後の5G利用を見据える人にとっては、価値ある進化です。
3. バッテリー持続時間の改善
通常使用で最大24時間とされ、睡眠トラッキングを含めた使い方でも少し安心感が増します。
まとめ ― Series 11を選ぶべき人・見送るべき人
Apple Watch Series 11は「耐傷性アップ」「5G対応」「新しい健康通知」「バッテリーの微増」など、意味のある改善が含まれています。しかし、それらが“私の用途”にとっては必須というほどではなかった、というのが見送りの結論です。
- 買うべき人 →通信環境が5Gで、耐傷性を重視する、身体データを精密に取りたい人、長く使いたい人
- 見送るべき人 →Series 10で不満があまりない人、5G対応が限定的な地域に住んでいる人、ソフト機能がOSアップデートでカバーされることで十分と感じる人
私自身は今回見送る判断が正しいと考えています。Series 11が悪いモデルだというわけではなく、「今のSeries 10で十分な要件を満たしている」というだけです。皆さんが“アップグレードの価値”をどこに置くかが、選択の鍵になるでしょう。
ではまた！
