
- RC(リリース候補)ってなに?
- 配信スケジュール(日本時間)
- 一目でわかる「今回のキモ」
- OS別の主な変更点(要点だけサクッと)
- 対応デバイスの目安
- RCを入れるべき?判断のコツ
- アップデート前の準備(5分でOK)
- RCの入手方法(かんたん版)
- ありがちトラブルとすぐ効く対処
- ミニFAQ
- まとめ:迷ったら「本番は正式版、遊びはRC」
- 付録:主要ソース
どうも、となりです。
この記事では、Appleが配信したiOS 26/iPadOS 26/macOS 26(Tahoe)/watchOS 26/tvOS 26/visionOS 26 のRC(Release Candidate)について、日本時間での配信日時、正式版の公開予定、主な新機能、対応機種、入れる前の注意点までを誰でもわかる言葉でサクッと整理します。
RC(リリース候補)ってなに?
RC=ほぼ完成版。大きな不具合がなければ、このビルドがそのまま正式版として一般配信されます。ベータより安定度は高めですが、まだ最終チェック中なので、本番用の仕事端末・家族共有端末に入れるかは慎重に決めましょう。
配信スケジュール(日本時間)
- RC配信:2025年9月10日(水)未明にかけて順次(米国9/9配信の時差換算)
- 正式版の一般公開予定:2025年9月16日(火)見込み(米国9/15発表の日本換算)
毎年どおり、正式版は日本時間だと翌日未明〜朝に降ってくることが多いです。朝の通勤前に更新すると時間が押しがちなので、夜にバックアップ→翌朝に更新の二段構えがおすすめ。
一目でわかる「今回のキモ」
- Liquid Glass(新デザイン言語):透明感のあるガラス風レイヤー。見た目は変わるけど、読みやすさ・コントラストはしっかり確保。
- アイコンのティント(iOS):壁紙や本体カラーに合わせてホーム画面の色調をそろえられる、統一感アップの新要素。
- 新しいPhone/Messages(iOS):通話やメッセージの体験改善。翻訳・要約などの“賢い補助”がじわっと効く。
- iPadのウィンドウ操作(iPadOS):サイズ変更・移動・最小化など、よりデスクトップ的な使い方に近づく。
- macOSの実用拡張(Tahoe):Spotlight強化、クリップボード履歴、Phoneアプリ、新しいGamesアプリ、そして修理支援のRepair Assistantに注目。
- watchOSの新ジェスチャやNotes:手首の操作ジェスチャ、手元でのメモ。Smart Stackの提案も賢く。
- visionOSの新環境(Jupiter):空間体験のバリエーションが増え、作業と鑑賞の“場所”が拡張。
OS別の主な変更点(要点だけサクッと)
iOS 26
- Liquid Glass UIで見た目が一新。通知やウィジェットの視認性は維持しつつ、層の重なりが気持ちいい。
- アイコンのティントでホーム画面の一体感アップ。壁紙・ケース・本体色の“統一コーデ”がはかどる。
- Phone/Messagesの改善:音声とテキストの翻訳、賢い返信候補、連絡先まわりの整理が楽に。
iPadOS 26
- ウィンドウ操作の自由度:サイズ変更、移動、最小化で“作業机”感がアップ。
- Filesの刷新とPreviewの最適化:PDF注釈やファイル管理が快適に。
macOS 26(Tahoe)
- Liquid Glass採用で全体の見た目を更新。テーマや透明感の調整で自分好みに。
- Spotlight強化/クリップボード履歴:毎日使う操作が地味に効率化。
- Repair Assistant:自己修理プログラム時の部品キャリブレーション支援に対応(実務でありがたい)。
- Phone/Gamesアプリ:iPhone連携やゲーム環境が使いやすく。
watchOS 26
- 手首ジェスチャなど操作性アップ。Smart Stackの文脈提案も賢い。
- Notesアプリが公式対応。ちょっとしたメモが腕で完結。
tvOS 26
- UIの整えとメディアまわりの安定性。ホームの視認性も改善。
visionOS 26
- Jupiter環境が追加。作業・鑑賞・リラックスの“空間スイッチ”がさらに楽しく。
対応デバイスの目安
各OSの対応機種は例年どおり「直近数世代+一部の旧世代」が基本。iPhoneでは一部の古いモデルが範囲外になる見込み、MacはIntelの最終メジャーになる可能性が濃く、今後はAppleシリコン中心にシフトしていきます。正式リリースノートの対応表を必ずチェックしてください。
RCを入れるべき?判断のコツ
- 仕事・学業の本番端末:正式版まで待つのが安全。RCは堅いけど、ゼロリスクではない。
- サブ端末:新機能の先取りを楽しみたい人はアリ。バックアップ必須で。
- Watch/Apple TV:連携機能は本体側(iPhone/iPad/Mac)の影響も受けるので、片方だけ先行させると挙動が不安定になる場合あり。
アップデート前の準備(5分でOK)
- バックアップ:iPhone/iPadはiCloudまたはFinder/iTunes、MacはTime Machine。
- 空き容量:最低でも10〜12GBは確保を。古い写真・動画は一時的に外出し。
- 電源と通信:Wi-Fi安定/バッテリー50%以上(できれば電源接続)。
- 重要アプリの対応:業務ツール・おサイフ系は開発元の対応状況を確認。
RCの入手方法(かんたん版)
- iPhone/iPad:設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート → ベータアップデート → iOS/iPadOS 26 RC を選択。
- Mac:システム設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート → ベータアップデートでRCを選択。
- Watch/Apple TV/Vision Pro:各デバイスのソフトウェアアップデートからRCを選択。ペアリング機のOSバージョンに注意。
ありがちトラブルとすぐ効く対処
- 更新が進まない/止まる:Wi-Fi再接続→再起動→空き容量の再確認→再試行。
- バッテリー減りが早い:RC直後はインデックス再作成で一時的に消耗しがち。1〜2日様子見。それでもダメなら設定のバックグラウンド更新を見直し。
- アプリが落ちる:再インストール/最新バージョンへ更新。どうしてもダメなら正式版まで待機。
ミニFAQ
Q. RCから正式版にそのまま行ける?
はい。多くの場合、RC=正式版と同一または微修正なので、正式版当日は小さな差分だけ降ってきます。
Q. RCを入れたあと、安定しない…
まずは再起動→1〜2日様子見。それでも厳しければバックアップから復元 or 正式版まで待って再インストールを検討。
まとめ:迷ったら「本番は正式版、遊びはRC」
RCは完成直前の“答え合わせ”版。新要素を先取りして使い心地を確かめるには最高ですが、生活や仕事の要の端末は正式版(日本時間9/16想定)でアップデートするのが平和です。下準備だけすませて、当日は落ち着いてどうぞ。
ではまた!
付録:主要ソース
- Apple Developer:iOS/iPadOS 26 RC リリースノート・ビルド一覧(各OSの公式情報がまとまっています) — https://developer.apple.com/documentation/ios-ipados-release-notes/ios-ipados-26-release-notes / https://developer.apple.com/news/releases/
- MacRumors:iOS & iPadOS 26、watchOS/tvOS/visionOS 26 のRC配信速報 — https://www.macrumors.com/2025/09/09/apple-seeds-ios-26-rc/ / https://www.macrumors.com/2025/09/09/apple-seeds-watchos-26-rc/
- AppleInsider:各OSのRC一斉配信 — https://appleinsider.com/articles/25/09/09/release-candidates-for-ios-26-macos-tahoe-seeded-for-testing
- Mr. Macintosh:macOS Tahoe 26 RCの実務的まとめ — https://mrmacintosh.com/macos-tahoe-rc-everything-you-need-to-know/
- Michael Tsai Blog:Repair Assistantに関する言及 — https://mjtsai.com/blog/2025/09/10/macos-tahoe-26-rc/
- OSXDaily:iOS 26 RC ダウンロード案内 — https://osxdaily.com/2025/09/09/ios-26-release-candidate-download-available-now/
- Mac/iOS系主要メディア(The Verge, 9to5Mac など)のRC配信・正式公開日の報道 — https://www.theverge.com/ / https://9to5mac.com/