
✅この記事では、9to5Macがまとめた「Appleの2025年:良かった点/悪かった点/最悪だった点」を、何が本質だったのかを整理します。
結論だけ先に言うと、“製品は強いのに、AIと組織が不安定”という一年だった、という話です。
- 要点まとめ:9to5Macが見た「Appleの2025年」
- 良かった:2025年のAppleは「プロダクトそのもの」は強かった
- 悪かった:新機軸は出た。でも“刺さらない理由”も出た
- 最悪だった:AIと人材と規制が、同時にしんどい
- 注目したいポイント:結局、2025年は「強い部門」と「弱い部門」の落差が目立った
- ひとこと:強さはある。でも“信頼の貯金”が減った一年
- まとめ:2025年のAppleは「良いものを出しつつ、足元が揺れた」
どうも、となりです。
年末になると毎年やってくる「今年のApple、結局どうだった?」問題。
新製品の“当たり/ハズレ”だけじゃなくて、デザイン、組織、規制、そしてAIまで絡んでくるので、感想戦がどんどん複雑になるんですよね。
今回の9to5Macの記事は、それをあえてgood / bad / uglyに切り分けて、かなりストレートに言語化しています。
ただ、海外の論調をそのまま読むと“温度”が強すぎることもあるので、ここでは「何が起きた一年だったのか?」に軸足を置いて整理します。
要点まとめ:9to5Macが見た「Appleの2025年」
- The good(良かった):iPhone 17の完成度、アクセシビリティの積み上げ、iPadOS 26の進化、Apple TV+の存在感、Liquid Glassというデザイン刷新
- The bad(悪かった):iPhone Airの受け止められ方、ハードデザインの停滞感、後継者/組織の空白、Vision Proの市場づくりの難しさ、iPadハードの“薄さ”
- The ugly(最悪だった):Apple Intelligenceの失速、優秀人材の流出、Tim Cookの“現実対応”、規制バトルの消耗
良かった:2025年のAppleは「プロダクトそのもの」は強かった
1) iPhone 17:「これでいいじゃん」が成立した年

9to5Macがまず挙げたのがiPhone 17。
ProMotionやAlways-On、48MPのカメラ、A19、そして256GBスタート……といった要素が一気に一般モデルに落ちてきたことで、多くの人にとって最適解が1本化した、という見立てですね。
ここ、地味に大きいです。
iPhoneって毎年出るけど、「誰に何をすすめればいいか」が難しい年がある。2025年は逆で、説明コストが減った年だったと思います。
2) アクセシビリティ:派手じゃないけど、積み上げが強い

Macの拡大鏡(Magnifier for Mac)や、AirPodsのライブ翻訳、Personal Voiceのアップデートなど。
バズりにくい領域なのに、Appleは毎年きちんと前に進める。これは“OSとハードが統合されている会社”の強さが一番出る場所でもあります。
3) iPadOS 26:ようやく「現実」に寄ってきた

iPadを仕事機にしたい人にとって、2025年は久々に“希望が見えた”年だったかもしれません。
9to5Macは、ウインドウ管理とマルチタスクの改善を「UI/UXの再発明」と「現実を無視する意地」の違いをAppleが理解した、と評価しています。
これ、言い換えると“iPadはiPadのままでいい。でも作業は現実に合わせろ”ってことなんですよね。
4) Apple TV+:作品の当たり年は、ブランドの当たり年

Apple TV+は「作品単体が当たった」よりも、“Apple TV+なら質が高い”という空気が育つのが強いところ。
9to5Macは2025年を、受賞や話題性も含めて“最高の年だった”としています。
5) Liquid Glass:賛否はあっても「刷新」自体が価値

Liquid Glassって、好き嫌いが分かれますよね。
ただ9to5Macは「見た目は完璧じゃなくても、方向性として勝ち」と置いています。市場全体に“デザインの努力”を促す存在になった、と。
ここは、となり的にも同意です。
見た目の好みとは別に、AppleがOSデザインを大きく動かすと、結局ほかの陣営も引っ張られて動きます。
もしLiquid Glassの思想を整理したい人は、以前の解説記事(Liquid Glass徹底解説 ― iOS26で始まる“透けるUI革命”の全貌)も合わせてどうぞ。
悪かった:新機軸は出た。でも“刺さらない理由”も出た
1) iPhone Air:「面白いのに売れない」パターン

iPhone Airは発想としては好き、でも成功とは言いにくい──というのが9to5Macの温度感。
シングルカメラ、バッテリー不安、価格、そしてiPhone 17の強さ……比較で損した要素が多かった、という話です。
コメント欄にも「Airはマーベルだ」「2017年の12-inch MacBookみたいだ」という声があって、評価が割れているのが面白いところ。
つまり、商品が悪いというより“価値の伝え方と位置づけ”が難しすぎたのかもしれません。
2) ハードデザインの停滞感:「変わらないこと」が良さにも悪さにもなる

9to5Macは2025年を「ハードデザイン的には記憶に残らない年」とかなり辛口に書いています。
一方で、読者コメントには「大きな刷新の後は数年同じでいい」「iPad Proの刷新があったばかり」という反論もある。
ここ、どっちも正しいんですよね。
変わらないのは安心。でも、変わらない期間が長すぎると“停滞”に見える。
Appleが難しいのは、規模が大きいほど挑戦が難しくなって、結果として“守りが強い会社”に見えやすいことです。
3) リーダーシップの空白:役割の分散が続くと、方向性が薄くなる

9to5Macが指摘するのは「後継育成がうまくいっていない」問題。
退任→役割消滅→分割統治、が繰り返されると、責任の所在も、意思決定の速度も鈍るんですよね。
4) Apple Vision Pro:技術の傑作と、市場の温度差

Vision Proは「最高の失敗作」という表現が刺さります。
技術はすごい。でも市場が追いついていない。ここが苦しい。
「Appleがこの投資の一部をAIに回していれば…」という感情も分かるけど、たぶん現実はもっと複雑で、VR/AR系で積んだ技術が将来どこかで“回収”される可能性もあります。
ただし2025年の評価としては、厳しく見られるのは仕方ないところです。
5) iPad:OSが頑張った年、ハードが静かだった年

iPadOS 26が良かったから救われた。でもiPadハードは地味だった。
この“ちぐはぐさ”を9to5Macは「前に進めてないなら…」と締めています。
最悪だった:AIと人材と規制が、同時にしんどい
1) Apple Intelligence:信頼を削ったのは、遅れそのものより「約束の見え方」

9to5Macが最も強く言っているのがここです。
WWDCで見せた未来像に対して、2025年末時点での到達が遠い。しかも「再起動している」──この構図が、失望を増幅させた。
個人的な意見を言うと、問題は“AIが弱い”というより、「何を、いつ、どの品質で出せるのか」が読めない状態になったことだと思います。
ユーザーは未来の約束にお金を払うことはあっても、未来の約束だけで待ち続けるのは難しいんですよね。
2) 人材流出:空気が悪いと、優秀な人ほど動く

MetaやOpenAI、スタートアップへの移籍が相次いだという指摘。
もちろん人材の流動は普通に起きる。でも「止まらない感じ」が出ると、外から見ても不安になります。
3) Tim Cookの“現実対応”:理念よりも、会社を守る優先

CEOとして合理的に動いている。でも見ていて気持ちが落ちる。
この感覚、分かる人は多いはずです。
4) 規制バトル:勝っても負けても消耗する

EUやUKなどを含めた規制・訴訟の話は、読者からすると“またこの話か”になりがち。
ただ企業側から見ると、ここで引くとビジネスの土台が崩れるので、徹底的に戦うしかない。
つまり、面白くないけど重要というタイプの話です。
注目したいポイント:結局、2025年は「強い部門」と「弱い部門」の落差が目立った
9to5Macの記事って、言葉は強いんですが、構造はすごく分かりやすいです。
プロダクト(iPhone/OS/サービスの一部)は強い。
でも、AIと組織と規制対応で“読みにくさ”が増した。
この落差があると、ユーザーは何を基準に期待していいか迷うんですよね。
「来年もiPhoneは強いだろう」と思いつつ、「でもAIはどうなるの?」がずっと引っかかる。
たとえるなら、エンジンは快調なのに、ナビの目的地が頻繁に書き換わる車みたいなものです。
ちなみにLiquid Glassの“実装が追いつく/追いつかない”問題は、Apple StoreアプリがLiquid Glassに寄っていった事例が分かりやすいです(Apple StoreアプリがLiquid Glass対応に──タブバー刷新で見えてきた「統一デザイン」の現在地)。
こういう「純正アプリが少しずつ追従していく流れ」は、2026年の見どころにもなりそうです。
ひとこと:強さはある。でも“信頼の貯金”が減った一年
2025年のAppleって、単体の製品や機能だけ見れば、ちゃんと良いものが多いんです。
iPhone 17の分かりやすい強さ、iPadOS 26の現実路線、Apple TV+の当たり年。ここは素直に褒められる。
ただ、Apple Intelligenceが象徴するように、「見せた未来」と「出せた現実」のズレが大きいと、ユーザーの信頼って静かに削れていきます。
その結果として、人材や組織の話まで“悪い意味でつながって見える”。これが一番もったいない。
2026年に期待したいのは、派手な新機能よりもまず、約束の出し方を現実に合わせて整えること。そこが戻るだけで、Appleの評価はかなり変わるはずです。
まとめ:2025年のAppleは「良いものを出しつつ、足元が揺れた」
- iPhone 17とiPadOS 26は、2025年の“分かりやすい勝ち筋”
- Liquid GlassとApple TV+は、賛否はあっても市場を動かす力があった
- 一方でApple Intelligenceは、遅れ以上に「信頼の毀損」が痛い
- 人材・組織・規制の話が重なると、会社全体が“読みにくく”見えてしまう
2026年が「取り戻す年」になるのか、「さらにズレる年」になるのか。ここ、わりと分岐点かもしれませんね。
ではまた!
マルバツ ブザー 2個セット 回答札 電池式 〇×クイズ 回答札 音 光 パーティー グッズ
物事を「○か×か」で即断してしまう思考を象徴する小道具としては、これ以上わかりやすいものはありません。
音と光で反応するところも、判断がエンタメ化・単純化されていく感じがあって、今回の話題と妙に重なります。
Source: 9to5Mac


